2019年11月27日更新

2020年、教育改革があるけど、今から知っておいた方がいいことってあるかな? どんな子育てをしておけばいいんだろう? 自分の時代に合わせて子育てしようとしていたからまずいなって思ってるんだけど・・・ どういう改革なのか、そしてどういう対策をしておいた方がいいのか、知りたいな。

そんな要望にお答えします

本記事では
●2020年の入試改革について、どのように変わるのか、今わかっている情報から今後の子育てについてお話していきたいと思います。

●一般入試のAO化ということも言われています。
なぜそのような動きになっているのか?
などについてもお話いたします。

●実際にどういうことをしていったらいいのか?
「意見ノート」の作り方をご紹介いたします。

●海外の幼稚園のShow and Tell についてもお話いたします。

✴︎この記事を書いているわたしは、自分はバイリンガルとは言えないけれど20歳になるバイリンガル娘を育てました。
2020年の教育改革については、あちらこちらの熟の説明会などで確認しました。 その塾によって自分たちの強みを言いがちですが、あちらこちらの説明を聞いたことで概要がわかりました。 また、自分が日本だけでなく海外でも子育てをしたり、インターナショナルスクールに子どもを通わせたりするなど、幅広い方面から情報が得られるので、その全てから考える教育改革について説明します

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2020年入試改革とこれからの子育て・バイリンガル教育:改革の内容

全体的な変化

知識や技能だけじゃなく、思考力・判断力・表現力を重視する方向になります。
採点に時間がかかるのでセンター試験のスコアが大学に送られるタイミングも少し遅くなると予想されています。

英語の変化

※2019年11月に英語4技能試験を共通テストに導入していくのは延期となりましたが、AO入試には引き続きTOEFLやIELTSなどが必要となります。(英検準1級よりTOEFL iBT80以上、IELTS7.0などが英語力が高いので合格しやすい傾向)
また、共通テストは地方の方々、収入格差などを考慮して延期となりましたが、経済界が英語力の高い人材(英語4技能)を求めていることに変わりがないので、延期になったから4技能やらなくていいんだ、って思うと、時代の動きを理解している人と差がついてしまうので英語は4技能でしっかり学習はしておきましょう。

●4技能

皆さんご存知の通り、英語は「読む・聞く・話す・書く」の4技能が問われます。
TOEFL、IELTS、TOEIC、英検、TEAP、GTECなどが使えるようになるということです。

CEFR英語4技能の比較表がありますが、毎日生徒さんのスコアを見ていると微妙に違いますがまあまあ合っていると思います。
TOEFL iBT100がIELTS7.5 で、TOEFL iBT105-110がIETLS8.0だと思います。
TOEICやTEAPやGTECは簡単すぎて比較ができないのが本当のところです。

●バイリンガル子育てのゴールはTOEFLかIELTS

バイリンガル子育てを目指す方であればTOEFLまたはIELTSのスコアを取っておくことをおすすめいたします。
この2つであれば、大学に入学後に交換留学ができます。
TOEFL、IETLSで学習しておくことで他の4技能試験のスコアも楽勝になります。
おそらくトップ大学、国際系大学であればTOEFLかIELTSしか認められない可能性もあると思います。
詳しくはこちら→TOEICとTOEFLの違い

●国際系AOはすでにTOEFLかIELTSでしか合格しない

上智大学国際教養学部、早稲田大学国際教養学部、早稲田大学文化構想学部JCLP、ICUユニバーサルアドミッション、立教GLAP、法政GIS、明治国際日本イングリッシュトラックのAOは今すでにTOEFLまたはIELTSで、一部の大学ではSATまで要求しています。
SATについてはこちら→SATテスト 申し込み方法と内容

●TOEFLかIELTSなら留学に使える

大学交換留学に使えるTOEFL、IELTSで受験期に学習してスコアを取ってしまえば、そのスコアは2年間有効なので大学で交換留学に出願することができます。
交換留学で合格すれば海外の高額学費は不要になり、日本の大学学費のみで1年留学が可能になります。
おトクですよね。
受験期にスコアを取ってしまえば大学になって浮かれて多少遊んでも大学1年の秋に交換留学出願ができちゃいます。

数学と国語

●記述式問題が増える
●複数の情報(文章・図・資料)を組み合わせて考えて判断するような問題が増えると言われています。

2020年入試改革とこれからの子育て・バイリンガル教育:一般入試のAO化はなぜ?

経済界の要望

経済界が政界に対して、
・英語ができない学生はいらない
なぜなら国際化するビジネスについてこられないから
・言われたことしかできない学生はいらない
なぜなら変わりゆく時代に新しいビジネスを生み出せないから
という要望を出したことから入試改革となったと言われている

入試も国際化

ヨーロッパ、イギリス、アメリカ、カナダ、オセアニア・・・
すべて大学入試はAO入試のみとなっている。

AO入試とは?
・高校3年間(区によっては4年間)の成績の平均
・国家統一試験(日本のセンター試験、アメリカのSAT)の結果
・エッセイ(志望理由書や自己アピールなど与えられた課題がある)
・面接(スカイプ、ハングアウトなど、またはビデオインタビュー)
などから合否が判断される。

日本の入試も国際化してきていると考えられる

日本の大学生は世界一勉強しない

【高校生が大学学部を選ぶ時の基準】

高校生の時に高い偏差値のために勉強し、1月から2月の入試で、あちらこちらの大学学部に出願し、いくつか合格したら「行きたい学部」を選ぶのではなく、受かった大学学部から1番偏差値が高く、その時の「クラスメイトにドヤれるところ」に進学する、という傾向がある。
もちろんみんながみんなそうではないが一般的な傾向はそうであると思う。

【大学学部名というネームプレート】

大学学部名というネームプレートをゲットしてしまうと、それだけで自分の価値が決まったように感じて、安心して大学時代は遊ぶ、というのが日本の大学生の一般的な姿だと思う。

【近年は少し変化】

近年はそれでもインターンシップに行く大学生、留学に行く大学生などが増えて、昔よりは卒業後を意識している層は増えた。
それゆえに、昔のように「飲み会」「恋愛」「旅行」「バイト」しかしていない学生との差がついて、大学生も格差社会となっていると思う。

政府が大学生に留学をすすめる

●スーパーグローバル大学創成支援(文部科学省)

詳しくはこちら→文部科学省HP
日本の大学の国際的評価を高めたい
日本の大学生の国際化を推進する

●トビタテ留学JAPAN

同じく文部科学省がトビタテ留学JAPANという奨学金制度を設けている。
大学生に留学してほしいと国は願っているということだ。
詳しくはこちら→トビタテ留学JAPAN

だから国際的なAO入試型主流に

●AO入試の合格者ってどんな人?

・TOEFLかIELTSが高い学生
・志望理由がしっかりしている学生
・小論文など自分の意見を文字にできる学生
・面接で自分の意見、考え、将来の目標がはっきり語れる学生

●一般入試もAO化するのでこんな人が合格

・英語はTOEFLのような4技能(読む・聞く・話す・書く)に優れている学生
・記述式問題にも対応できる学生
・思考力・判断力・表現力のある学生

2020年入試改革とこれからの子育て・バイリンガル教育:具体的な方法とは?

英語に対する具体的な方法

英語に関しては、いつスタートさせたかによって、やり方は異なります。
他の記事を見ていただくとよりわかると思いますが、ここでは簡単簡潔にどのタイミングで英語をさせたとしてもゴールに必要なことをお伝えいたします。

中高生以上であればご自身で以下を実行しましょう。
乳幼児から小学生であればママパパが実行していくお手伝いをしてあげましょう。
ママパパが話してみて聞かせるのもいいと思います。

①英語圏の世界に興味を持つ、持たせる

●絵本
おすすめ記事→ おうち英語カテゴリー
●海外旅行
●短期留学→モチベーションがないとなかなか子どもはがんばりません。
海外語学研修は数週間で30万〜50万などかかりますが、やる気スイッチを押してくれる力があるので可能であればおススメです。
●英会話や英語塾でネイティブとの出会い
おすすめオンライン英会話→今すぐ無料トライアル!【Cambly(キャンブリー)
●洋楽や洋画のファンになる→好きになると上手になるのでコスパがいい方法です。

②単語力をつける

日常会話レベルの単語にとどまらず、TOEFLで見るようなアカデミックな単語まで、ネイティブの小・中学生が知っているだろう単語は覚えていく、触れさせていくように心がける
おすすめ記事→バイリンガル子育て:大人の表現を聞かせる

③文法力をつける

なんとなく話せて書けても、文法が間違えたままでいると社会に出て通用しなくなる。
学生時代の海外旅行英語で終わらせないためにも、正しい文法で話す、書くができることを目指すために文法が正しいか常に気にしておく。
おすめ記事→英文法バカにしていて大丈夫?

※文法ばかり気にして話せなくなるのはよくないが、文法が間違えたままクセになるのもよくないので、意識はしておこう。

④読む力をつける

年齢に合った、英語力に合った本からでいいです。
小さい子であれば絵本からでいいです。
中高生であれば海外のゴシップ誌などでもいいです。
女の子なら恋愛小説などでもいいと思います。
興味のある分野の本をまずは1冊読んでみましょう。

※最終的にはTOEFL Readingにトライすることで、生物学、政治学、哲学、芸術学、心理学、物理学などなど全体的な語彙を高め、興味のない分野でも読み取る力がつきますのでおススメです。
TOEFLは英語圏の小中学生の教科書レベル。 国際的に活躍したいなら英語圏の小中学生レベルにはなっておく必要がある。

⑤話す力をつける

習った文法、構文、単語を使って独り言を言ってみよう。
実際に声に出してもいいし、心の中だけでもかまいません。
すぐに使うアクティブラーニングを心がけていきましょう。
独り言をすべて英語にするといいですよ。

※話す=会話ではなく、スピーチができるようにすることが大切です。
TOEFL Speaking は6つの質問に対してスピーチしていくものなので、その練習をしてモデルアンサーを見ることでかなり勉強になります。

Google で調べると以下のような情報がたくさん出てきます。
TOEFL Speaking Topics
それを使って練習をしてみましょう。

⑥書く力をつける

英語の日記でもいいし、トピックがあってエッセイを書くTOEFLのIndependent Writing でもかまわないので、とにかく書いてみて、英語が出来る人に文法や構成などをチェックしてもらいましょう。
直されたら感謝して、訂正箇所を訂正しrewriteしましょう。
rewriteされた自分の文章(正しい文章)を何度も読んで自分のものにしていきましょう。

Google でTOEFL Writing Topics と調べるといくらでもトピックが出てきます。
そのトピックで書く練習をしてみましょう。

面接・小論・記述式問題・情報処理能力を高める

【意見を記憶して言語化】

生きていると色々な情報、感動、考えさせられる言葉などに出会う。
それをただ生きているだけだと記憶から流れて消えてしまう。
残っていたとしても言語化できていないので意見を求められても言葉にならないことが多い。

【意見ノートを作ろう】

小さなノートでかまわない。
B5よりもっと小さくていいと思う。
なぜならたくさん書かないからだ。
日々の気付きをちょっとメモする程度でいい。

【書き方・使い方】
1ページの上3分の1くらいに

〇〇〇〇年〇月〇日
見た映画・コマーシャル・動画
読んだ本、言われた言葉などの内容を3行くらいで簡単にまとめて書く

1ページの下3分の2くらいから
それを見て読んで思ったことを3行くらいで書く
もしご家族や友達に聞いた意見があれば自分の意見とは違ってもそれを書いておく

意見ノートは出来たら毎日

小さな出来事やニュースやコマーシャルやドラマとかでいいので、出来たら毎日1つは見つけて、内容を2行くらいでまとめて、意見を4行から5行くらい書いてみましょう。

内容も大切だけど、毎日小さなことに気づいて意見を持つ習慣をつけることが大切です。

【意見ノートの意味】

①ちょっとした言葉、コマーシャル、動画、人の意見、考え方、映画、本の1部、映画の1部の言葉などに目を向ける、耳を傾ける習慣がつく

②ちょっとしたことに意見を持てるようになり、記録することで記憶することができ、見返すこともできる

③他の人の意見も書くことで、自分とは違う見方をする人がいることに気付ける。
1つの出来事、考え方でも、聞く人、読む人、見る人によって色々な報告からとらえられるのだということに気付ける

【意見ノートの効果】

①小論文力が高まる
②面接力が高まる
③コミュニケーション力が高まる
④人生において色々なアイデアが身につく
⑤小さなことからたくさんの学びを得られるお得な人生になる
⑥記述式問題に強くなる
⑦自分よがりの考えではなく多角的に物事を見たり考えたりできるようになる
⑧ニュースや新聞など大人の世界を身近に感じることで成熟度が高まる
(大学受験は大人度が高いと合格すると言われている)

※スマホのメモ帳などでもいいと思います。
とにかく頻繁に記録しておくこと、それが大切です。

意見ノートは時々見返す

【過去からの成長も自分のノウハウへ】

時々、意見ノートを見返してみると、以前に書いたものが恥ずかしく思えたりするかもしれませんが、破って捨てたりしないで置いておきましょう。
自分の成長さえ、また自分の「意見」「主張」「ノウハウ」になっていきます。

【見返すことでまとまる】

色々なジャンルのものに対して意見を述べてきた自分をたまに見返すことで、意見の一貫性があるかないかなど、全体的に自分の考えがまとまってきたりします。

【考えを文字化することの大切さ】

口で言う意見はすぐに消えてしまいます。
しかし文字で書いて後から見返すことで、自分を客観視できることができます。
かく言う自分も、ブログを書きつつ、見返しつつ、反省や成長があると感じます。

小さなお子さんのうちからスタート

【小さい頃から地球規模で選択】

英語も小さいうちからがもちろん良いでしょう。
海外に視野を向けるだけでも変わってくるはずです。
一度きりの人生を地球規模で選ぶことが当たり前に育っているってこれからの時代に大切なことではないかと思います。
日本を選んでももちろんいいと思います。
ただ、選べないのではなく、「選んで日本」なら素敵だと思います。

【小さい頃から意見ノート】

子ども向けの本、映画、動画などでもいいと思います。
見たものを記録して、意見を書く。
まだ書けないなら動画を撮っておいてもいいし、ママパパがメモをしておいてあげてもいいと思います。
ママパパの意見を言ってあげて、それについてどう思うかも聞いてみたりするとよいでしょう。

Show and Tell

Show and Tellってどんなもの?

アメリカやカナダのプリスクールやキンダー(幼稚園)などで、数週間に一度、Show and Tell の自分の番がやってきます。

Show and Tell とは、何かクラスのみんなに見せたい何かを持っていきます。
そしてみんなの前でなぜ今日はそれを持ってきたのか、そして持ってきたものについて説明をします。

たいていお気に入りのぬいぐるみやおもちゃ、自分で書いた絵などが多いかと思います。

そして最後に「質問ありますか?」
とみんなに聞いて、質問があればそれに答えます。

たったこれだけのことですが、3歳、4歳からスタートするんです。
それが徐々にプレゼンになり、小3とか小4でパワポでプレゼンなんて当たり前になっていくんです。
小5くらいだと日本人の大人が完全に負けるくらいプレゼン上手の子もたくさんいます。
目配り、気配り、笑いを取る、間を取るなどすっごく上手です。

日本の外ではこんな教育が行われています。

日本全体が変わるのを待っていても遅いので、お家でファミリーで、Show and Tellをスタートしてみてもよいかなあと思います。

2020年入試改革とこれからの子育て・バイリンガル教育:まとめ

受験のために子育てをする、ということではなく、時代の流れを見て、未来を生きる子供たちが幸せに生きていけるように、幅広い視野で、多くの選択肢から自分らしい生き方を選べるように、前向きにこの入試改革をとらえていくとよいかなあと思います。

お子さんの成長にわくわくしながら、地球規模で子育ての情報を得て、愛するお子さんのために楽しいバイリンガル子育てをお楽しみください♪♪

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