中学生の娘が反抗期真っ只中で精神的にまいっています。 子供だからなんとかしないといけないんですが、その前にわたしの方が病んでしまいそうです。 親の全てを否定するようなことを言われたりするので、今までの子育てがすべて無駄だったようにさえ思えます。 何かわたしが間違えていたのでしょうか? 受験もあるし、これからが大切な時期なのにどうしたらいいか出口が見えません。 子供がかわいいと思えなくなりそうです。 何か良い方法はありますか?

中学生は子育てが1番難しい時期だなあと思います。 かわいいはずなのにかわいいと思えない、でもかわいい、悲しい・・・という気持ちが入り混じりますね。 そして何とかしてあげたいという親心いっぱいですね。 本記事では中学生の見方が変わることと、子供が発する言葉の意味と受け止め方がわかることで、子供を落ち着いて見てあげられるようになる方法をお伝えします。

本記事を書いているわたしも、娘が中学から高1くらいまでの間、ものすごく反抗されました。 生まれてからの子育てを全て否定されたり、人格否定されたり・・・かなり心が傷つきました。 態度や言動はかわいくないけれど、娘なので正しい道に導かないといけないので、かなり試行錯誤しました。 そんな時に乗り越えた方法、娘が20歳になる今だからわかることなどをお伝えします。

先日、以下のようなツイートをしました。

娘を大学3年まで育てて反省すること
小学生までは「まだ小さい」と思って接してた
中学生になると「もう中学生なのに」しっかりしてないとイライラしてた
今思う
中学生は高校生よりかなり幼い
高校生は大学生よりかなり幼い
大学1年生と3年生の大人度はかなり違う
中学生はまだ子供だったな

このツイートで、あ〜そうか!と思えた方はこれで大丈夫です。
このツイートを読んでもまだ反抗期の子供とうまく向き合えそうにない、という方は以下を読み進めてみてください。

反抗期の中学生をかわいいと思う方法の手順

①生まれてから中学生までを振り返る
②自分や周りが高校生、大学生、社会人1年生の時を振り返る

③中学生のイライラを分析する
④言葉を心の手前(キャッチャーミット)で受け止める(デッドボールにならない)

⑤大人な自分に酔う、褒める

以下のContentsの順番で上記手順を深掘りしていきます。 反抗期真っ只中のお子さんと昨日よりはうまく向き合えるようになると思います

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反抗期の中学生をかわいいと思う方法:生まれてから今までを振り返る

なぜ振り返る必要があるのか?

①今この反抗は永遠には続かないことがわかる

今だけを見てしまうと、今の状態(反抗している状態)は永遠に続くと思ってしまうからです。 今までも時の流れで解決してきたこと、成長してきた歴史を感じることで、今の状況は永遠には続かない、ということが理解できるはずです。

・歩けなかったのに歩いた
・1人でトイレに行けなかったのに行けるようになった
・1人で着替えられなかったのに着替えられるようになった
・文字が書けなかったのに書けるようになった

反抗期もいつまでも続かない

②その子の中のかわいい本質を思い出せる

反抗している子の態度や言動は実は架空の姿です。

本質は小さい頃にママがいなくて泣いたり、抱っこしてあげたら安心して泣きやんだり・・・それが子供の本質です。 そんな部分を思い出すことって大事です。

反抗はママにわかってもらえなくて泣いているのとおんなじです

以下を読み進めていっていただくと、「今の反抗期の状態だけじゃない我が子」をちょっと引いて見ることができるようになると思います。

反抗期の中学生の15年前は泣く、寝ないで大変だった赤ちゃん

もう10年以上前の話、生まれてきてくれてありがとうって思いつつも、泣いてばかり、寝ない、食べない、グズる・・・ママパパの体力は限界・・・

という時期もありましたよね。

今思うと、あの頃は赤ちゃんだったんだから仕方なかったですよね。

反抗期の中学生の13年前は2歳のイヤイヤ期

何でもイヤイヤで、NO、NOで、大声でわざと泣いたり、暴れたり、ママパパは困ってしまいましたよね〜 子供に向かって大人気なく怒鳴ってしまって・・・寝顔を見て謝ったりしたっけな〜

今思うと、あの頃は生まれてまだ2年しか経ってなかったから仕方なかったね

反抗期の中学生の5年前は小学生の頃

小学校1年〜3年

小学校低学年くらいは思い返すと1番手がかからなくなって、しかも反抗もさほどしないで可愛かった時期。 でも親の期待は増えていくので、成績について、態度、礼儀について、他の子と比べて叱ってしまったこともあった・・・

まだ10歳以下なんだから仕方なかったね、他の子と比べる必要もなかった・・・

ここで中学生の時期については後ほど考えるとして・・・中学生を通り越した高校生、大学生、社会人について考えてみましょう

反抗期の中学生をかわいいと思う方法:自分や周りの大人の過去を振り返る

なぜ自分や周りの大人の過去を振り返る必要があるのか?

自分や兄弟姉妹や友人が高校生くらいの時ってどうだっただろうか?と振り返ることで、今の自分と高校生の自分を比べることになります。 今の自分からみると、高校生の自分、大学生の自分、新入社員だった時の自分はどれだけ幼かったかがわかります。 周りの友人なども振り返ってもそう感じると思います。

「今反抗している中学生の我が子」より年上の「高校生・大学生・社会人だった頃の自分」は、「今の40歳前後の自分」から見ると実は幼かったと気づくと思います。

・高校生でも勉強する意味なんてわかってなかった
・高校生の時、親が自分にいくら使ってくれているかなんてわかってなかった
・大学生でもたいした計画性はなかった
・大学生でも親の気持ちなんてわかっていなかった
・社会人になっても自分以外の人のためにお金を使ったことがなかった
・社会人になっても自己コントロールとかできてなかった
・社会人になってもまだまだキレやすかった
・今の新入社員の部下も言われたことしかできない
・今の新入社員の部下も注意するとムッとした顔をする

今反抗している中学生の我が子は、ずいぶん大きくなってきて「もう中学生」と思っていると思いますが、以下を読み進めていくことで、「まだ中学生」と思えるようになり、「幸せな大人になれるよう導く必要がある」と気づけると思います。

反抗期の中学生の次の高校生ってどんな感じ?

高校生は、大学付属で受験がない場合とある場合では違うと思うので、分けて考えてみたいと思います。

大学受験がない付属校の高校生

高校受験が終わり、大学受験もないので、大学生のような感じになります。

もう受験は終わった・・・もうこの学校を卒業さえすればいい

という感覚になり、イライラは落ち着いてきます。
落ち着いているとはいえ、中身はちょっと個人差あります。

付属校の高校生の種類

●有名大学付属で自信たっぷりの場合
●有名大学付属だけど中身が伴わないとって頑張ろうとする場合(少数)
●微妙な大学付属だから人生について悲観する場合
●微妙な大学付属だから人生を諦めつつ自分の居場所を考える場合
●微妙な大学付属だから大学受験しようか迷っている場合
●何にも考えていない場合

付属校の高校生のイライラ

・部活の人間関係
・クラスの人間関係
・自分の容姿に不満足
・周りと比較して自分は恵まれてないと思う
・単に通学や学校生活に疲れている

まだまだ大学付属の高校生もイライラ反抗は続く可能性は大です

大学受験をする高校生

学年による

●高1
・まだ中学生が半分入ってるし大学受験は意識していない
・中学生の頃のような反抗期はまだ残る子もいる
●高2
・高校の人間関係に疲れつつも大学受験を意識し始めるが高2前半はまだまだ真剣ではなく、1月くらいから本腰を入れ始める
・中学生の頃のような反抗期は減っているものの機嫌が悪いとたまになる
●高3
・ようやく大学受験に本気に力を入れ始めるが、夏くらいからしか本気になれない子もいる
・努力できるタイプの子は反抗などはかなり減るが、頭がいいだけに完璧を目指すのでその点でイライラしたり不安になったりしている場合がある
・まだ自分に甘いタイプの子はそんな自分にイライラしたり、責めたりしつつ、その抱えているものを親にぶち当てる場合もある

大学受験があれば中学生とさほど変わらないくらい親に反抗する高校生もたくさんいます。 勉強だって計画的にできない高校生もたくさんいます。

反抗期の中学生から4年後の大学生ってどんな感じ?

大学生の頃って、自分たちが大学生の時とさほど変わらないので記憶に新しい方もいらっしゃるはず。

●就職のことで親との意見の対立などある場合もある
●反抗期は終わっても、生き方など意見の対立はあるはず

●大学1年生
・大学生だ〜と旅行、サークル、バイトなどをしてワクワクの子
・大学交換留学出願準備のために頑張る子
・まだ大人になるのが怖くて高校生っぽく過ごす子
・大学の勉強を中心に真面目に過ごす子
※全般的に高校生と中身はさほど変わらないと思います
●大学2年生
・まだまだ大学生を満喫している子
・大学交換留学に行く子
・就職を意識してインターンシップなどに参加している子
・大学の勉強を中心に真面目に過ごす子
※色々な面で少しずつ大人として気持ちが自立し始めます
●大学3年生
・まだまだ大学生を満喫している子
・就職を意識してインターンシップなどに参加している子
・大学の勉強を中心に真面目に過ごす子
・就職を意識して本を読んだり英語をやったり頑張る子
※大人になる準備をするタイプと大人になりたくない症候群の子がいます
●大学4年生
・まだまだ大学生を満喫している子
・就職活動を頑張る子
・就職が決まって旅行を楽しむ子
・大学院に向けて頑張る子
・大学院留学に向けて頑張る子
※かなりしっかりした大人になっている場合と大人になりたくない症候群で残り少ない大学生活エンジョイにフォーカスしている子がいます。

私自身の2019年現在の子育て

大学生は学年が上がるにつれ大人っぽくはなりますが、大人から見ればまだまだな部分はたくさん残り、親の心配がなくなるわけではありません。 私自身、2019年現在、大学3年生の娘がいますが、大学1年の時よりはしっかりしたと思いますが、まだまだと思うところもたくさんあります。 もちろん親よりしっかりしたなあと思う部分もたくさん出てきます。  ただ、まだアドバイスすること、注意することもあります。  彼女から頼ってくることもあります。 反抗はしませんがスルーされます。 それが心配になったりイライラしたりしますよ。

就活は人生最後の大切な岐路になりますので、親子の意見の不一致が起こる可能性もありますし、就活を一生懸命やる子、やらない子がいるので、親のイライラもあるはず! 社会のことをわかっていない大学生、遊んでばかりいる大学生にイライラする親も多くいますよね! まだまだ大学生も幼いです!

反抗期の中学生から8年後の新入社員ってどんな感じ?

いつも会社にいる新入社員を思い浮かべて見てください。 もう今はお仕事されていない方は昔を思い出してみてください。

どんな頭のいい子もしっかり者の子も、社会人としては1年生なのでまだまだな部分はたくさんありますし、「は〜〜?」っと思うようなことをしたり、言ったりすることも多々ありますよね

23歳くらいでも、稀に起業していたり、30〜50歳よりはるかにしっかりしている方もいらっしゃると思いますが、一般的には大人の階段を登ろうとしている初期段階のまだまだ幼い人の方が多いですよね。

社会人1年目〜3年目でも、まだまだだな〜って思う人が多いのが現状ですね。

赤ちゃんから社会人1年生までをざっと見てみましたので、ようやく今のお子さんの年齢、「中学生という時期」の子どもとどう向き合うかを考えていきましょう。

反抗期の中学生って何を悩んでいるんだろう?

反抗期の中学生が何を悩んでいるかはその子それぞれだと思いますが、思いつく限りを考えてみましょう

容姿についての悩み

●肌荒れ
●肌の色
●癖っ毛などの髪質
●太っている
●おしゃれになれない、ダサい
●持ち物がおしゃれじゃない、ダサい
●背が小さい、背が高すぎる
●スタイルが悪い、足が短い、足が太いなど

小学生から中学生になると話題にも「恋愛」、「好きな人」などの話題がぐんと増えるので自分の容姿を気にし始める子が増えます。 勉強ができなくてもカッコ良ければ、かわいければ地位の高い人間になれてしまうのもこの時期です。

親が成績を気にしている間に子供は容姿を気にしていたりする

友達関係の悩み

●いじめられている
●仲間はずれにされている
●仲良くしたい子と仲良くできない
●先輩後輩の関係

小学生の時より友達との関係も複雑になります。 それぞれの子が中学になり、容姿の悩みや勉強の悩み、受験の悩みなどを抱えている中での友達関係なので、友達関係がおかしくなるとかなり辛い状況になります。 人間関係の悩みが深いのは大人も子供も同じです。

勉強の悩み

学校の雰囲気によっては中1から勉強について悩むこともあると思いますが、高校受験がある場合は中2の後半、中3がメインで勉強について悩み始めます。
中高一貫や付属の場合は中学生ではまだ悩んでいないケースがほとんどです。

勉強の悩みがある=勉強ができるようになりたい、という意味なので、色々な塾に見学に行ってみるなど、解決策を提案してあげるといいと思います。

参考記事
【朗報】家庭教師・個別指導の選び方【反抗期子育ての秘密兵器】

その他の悩み

●親同士が仲が悪い
●兄弟姉妹とうまくいかない
●父親の生き方、母親の生き方が許せない
●親が兄弟姉妹をひいきしている
●経済的な不安
●漠然とした将来への不安
●勉強する意味がわからない
●勉強よりしたいことがある
(歌手、俳優、Youtuber、起業、職人・・・)

反抗期の中学生が放つ言葉の受け止め方

反抗期の子供が放つ言葉の色々

放っておいて!
うるさい!
ホントうざい!
ママみたいになりたくないし〜
勉強とかして何になるの? 必要なの? いらなくね?
人の気持ちもわからないくせに
高校とかどうでもいいし
マジむかつく
上から目線? そういうとこ最低なんだけど
あの人、父親だったんだ、へ〜 知らなかった
人生とかもうどうでもいいと思ってるし
ママたちみたいにつまんない人生にしたくないし
たいした人生を生きてないくせにエラそうにされても困るんですけど

お〜〜〜書いてるだけで悲しくなる言葉たちですね〜

こんな風に言われたら、そりゃあ落ち込みますし、イラつきますし、は〜?って思いますよね。

でも! その言葉だけを聞かないようにしましょう!
その言葉の奥に実はメッセージがあります!

大学3年生の娘の反省の言葉

なぜなら大学3年生の娘が、中高生の自分の過去のインスタを最近見て、恥ずかしすぎて全部消した、あの時のわたし、超失礼過ぎるし、ドヤり過ぎてて、ホント恥ずかしいんだけど。 あのわたしの時にひいおばあちゃんが亡くなったのは本当に残念。 ちゃんとお礼も言えなかったし、申し訳なかった・・・ わたしって最低だった・・・ と言っていました。

中学生だから言ってしまったことでその人の本質じゃない

そうなんです。 本質じゃないんです。 心がとっ散らかっているから、訳が分からなくなって放った言葉たちなんですね。 その時は色々な悩みでいっぱいいっぱいで、そんなことを言ってたことさえ20歳過ぎるまで気づきもしなかったわけです。

とはいえ、そのひどい言葉たちに打ち勝てるでしょうか?

キャッチャーミットで受け止めてプロテクターもつけて!


野球を思い出してみてください。 キャッチャーはグローブを持ち、体にはプロテクター、頭にはヘルメットをかぶっています。 中学生から受けるひどい言葉も、心や頭で受けとめずに手前で受け止めてください。

子供の言葉を心でも頭でも受け止めず手前で受け止めるのが正解

なぜ?

子供は「まとまった心、意見」をぶつけてきているのではなく、「とっちらかっている出来事や感情をごちゃまぜにしたもの」をぶつけてきているので、答えはその言葉の内容ではなく、ごちゃまぜを分解して分析しないといけないので、手にとって「保留」にして「後から考えるリストにいれる」ということにしておきましょう。

ん? どういう意味?

先ほど挙げた中学生の悩みを思い出してみましょう。

●肌荒れ
●肌の色
●癖っ毛などの髪質
●太っている
●おしゃれになれない、ダサい
●持ち物がおしゃれじゃない、ダサい
●背が小さい、背が高すぎる
●スタイルが悪い、足が短い、足が太いなど
●いじめられている
●仲間はずれにされている
●仲良くしたい子と仲良くできない
●先輩後輩の関係
●親同士が仲が悪い
●兄弟姉妹とうまくいかない
●父親の生き方、母親の生き方が許せない
●親が兄弟姉妹をひいきしている
●経済的な不安
●漠然とした将来への不安
●勉強する意味がわからない
●勉強よりしたいことがある
(歌手、俳優、Youtuber、起業、職人・・・)

↑これらがごちゃごちゃに入り混ざっている状態の中学生

複数の悩みがごちゃまぜになる

意味がわからなくなる

もうおしまいだ、最悪だ、という理解になる

親のせいにしたり、親に当たりたくなる

ひどい態度や言葉になって親にぶつける

小さい頃
眠い+暑い+オムツ濡れてる+お腹すいた=泣きわめく と同じ

「なんだただのイライラか、言葉に意味ないんだ」、と気づくためにも、いったん手前で受けて、心や頭で感じたり考えたりをすぐにしない方がいいです。

手前で受けとめたものを分解・分析する

反発された瞬間から時間が経ってからがいい

子供からひどいことを言われたり、ひどい態度をされたりしてから最低30分、理想は半日から1日くらい経ってから、なぜそんなことを言ったのかを考えてみましょう。 反抗された直後だと、いくら大人でも大人の対応をしづらいはず。

出来れば子供にたくさん話させてもっとイライラをもらう方がいい

できれば反抗している真っ只中に、たくさんしゃべらせたり、イライラさせて、どんどん材料を引き出せたらいいと思います。 もしママパパに心の余裕があればですが・・・

材料が集まったら今の我が子の状況を把握する

【子供の心と頭の中の状況 (例えば)】
・成績が思うように上がらない
・集中しないせいとわかっている
・部活が忙しいからだけど辞められない(責任感)
・とはいえ部活の先輩の後輩に対する態度が許せない
・妹の方が頭がいいことがコンプレックス
・ニキビが気になって憂鬱
・鏡を見ていたら親に「おしゃれのことより勉強!」と言われたが実際はニキビで悩んでいた
・家事を全くしないパパにママが何も言えないのが意味わからない
・将来はパティシェになりたいから勉強とか必要ないんじゃないかと思っている
・でも有名な高校、大学に行かないといけないかもというプレッシャーもある
・親が自分の夢を応援してくれるか不安で言い出せない

こんな複数の悩みを抱えて処理できていない状況の14〜15歳の子供が、親に何かを言われると、処理できていないため意味のわからない言葉となって親にぶつけてしまいます。

試験前でしょ! 少しは勉強しなさいよ〜

たったこれだけのことを言われただけなのに、イラ〜〜〜〜〜〜〜っときます。

我が子の状況が把握できたら分析して接し方を考える

自分たちは中学生でも高校生でも大学生でも新入社員でもない、立派な大人なので、上記のごちゃごちゃの悩みを持つ我が子を

どうしてあげたらいいのか?
どこに導いてあげたらいいのか?
どんな言葉がけがいいのか?
それともあえて直接的なことはしない方がいいのか?
たまには思いっきり我が子とどこかに遊びに行って楽しむ方がいいのか?

この時点で、すでに反抗期の中学生への愛情いっぱいのママパパの優しい気持ちが湧き上がってきているはずです♡  なんとか良い声がけ、導きができるといいですね。

反抗期の中学生の親のプライドの保ち方

子供に反抗されてズタボロになる親自身のプライドの保ち方は

「子供が10年後にこの時期を振り返った時に尊敬される大人」として接することを考えることが大切です。

なぜなら、中学生くらいの記憶は、けっこう大人まで覚えていたりします。
子供にキレられて、ママパパまで本気でキレてしまうと・・・

「わたし(僕)が反抗した時のうちの親の対応はめちゃ子供っぽかった、ママも超キレてたからね〜 精神年齢、ママも中学生みたいだったな。 あれでよく親やってたな〜 あの頃のうちの親、超幼かったな」

なんて言われかねません。

とはいえ大変なのはわかります・・・

1mmでも接し方や言葉がけを間違えるとキレられる

とはいえ、反抗期の中学生は、1mmでも接し方を間違えると、ブチっとキレます。 そしてあり得ない言葉を親に向かって投げつけたりします。

キャッチャーミットやプロテクターも効かないことがある

子供からのひどい言葉を心の手前で受け止めて・・・

●大人な対応をしたとしても
●子供に投げつけられた言葉をただただ耐えたり
●スルーしてあげているふりをしていても

実際の親の状態は・・・

●ヘルメットを突き抜けて頭にドカンと当たってイラ〜〜〜〜っとしたり
●心にグサっと刺さって傷つく×100くらい落ち込んだり
●子育てが失敗だったかな?とか思ったり
●あの子は心がない最悪な子だと我が子を超マイナスに見てしまったり

大人気なくキレた時の対処法

大人なのはこっちですから、間違えたら大人なら謝れるってところを見せましょう

さっきはごめんね。 なんかちゃんと聞いてあげもしないで怒ってしまって・・・ ママも子供だったね。 今度はちゃんと話を聞いてあげたい。 もし話してくれる気持ちになったら言ってね。 10年後にこの大人な対応をしておいて良かったと思える日がくるはずです。

子供に超反抗されて傷ついた心の癒し方

人それぞれ、というのが答えですが・・・

【親のプライドを保つストレス解消法の例】
①小さい頃の写真を見返す
②カラオケに行く
③お酒飲んでサクっと寝る
④子供の反抗話を酒の肴として夫や友達と飲み会を楽しむ
⑤運動をする
⑥思いっきりおしゃれして中学生より素敵になる
⑦ダイエットしたり筋トレして中学生よりかっこよくなる

わたしがよくやっていたのは④の酒の肴

「あんなこと言ってたよね〜 何様? アホだね〜」
とか言いつつ、お酒飲んで実際は楽しい時間にさせてもらってました。

途中でバレて反抗している最中に

「どうせダディとわたしを笑い者にするんでしょ!」

って言われたことまであります。
まあこう返しておきました。

「笑い者に? もちろんするね〜 だって中学生の反抗とかって超絶ダサいからね」

と言っておきました。
さらにキレられました、当然。
で、さらに夫と飲み会は盛り上がりました。(笑)

その他、よくやってたのは⑥と⑦の素敵にかっこよくなること

イライラしてやけ食いとかしちゃうと、自分が醜くなってますます落ち込みそうだし、プライドもズタボロになりそうなので、ここは一つ、中学生よりスタイル良く、おしゃれになってやろうとして頑張っていました。 反抗されまくった後ほど、筋トレに熱が入っていました。

自分が筋トレで整った体だったりすると、心をズタボロにされても

わたしってカッコいいわ〜 イケてるわ〜 あの言葉も受け止めて、わたしって超かっこいい〜 見た目も中身も〜〜〜

なんて自分に酔えるようになりました。

反抗期の中学生をかわいいと思う方法:まとめ

①生まれた時から今までを振り返る
②高校生から新入社員までを自分の時を振り返る
③反抗期の中学生の悩みを全て考えてみる
④反抗期の中学生の言葉は心と頭で受けとめず手前で受け止める
⑤受け止めたものを分析してその後の対応を考える
⑥自分のプライドを壊さないように過ごす自分なりの方法を考えて実行する

今回は以上です。 一度この記事を読んだだけではなかなかうまくいかないかもしれません。 反抗されて傷ついたりするたびに、読み返して、色々やってみたり、考えてみたりするうちに、上手にスルーしたり導いたり、対応できたりするようになれます。

少しでも心地よく子供の反抗期時代をを乗り越えられますように。 そしてまたお子さんにとっての最高の方向に導いてあげられますように。 反抗してた娘も私のために以下の曲をよく歌ってくれます。↓  愛を持って接すると解決どころか関係はさらによくなります!