【具体例有】受験の不合格からの切り替え【不合格から道は拓ける】

受験が失敗しました。第一志望も第二志望も不合格で、滑り止めしか合格しませんでした。もう人生が終わった気分です。あんなに頑張ったのに・・・友達は合格したのになんで？アイツより自分の方ができていたのに。神様はいないと今回確信しました。もう人生どうなっちゃうんだろう？助けてください！

思い通りの結果にならず、落ち込んでいるんですね。
よく頑張ったからこそ不合格という事実を受け止められない人、頑張れなかった自分に後悔している人など様々だと思います。

人生が終わった、お先真っ暗だ、友達に会いたくない、親に申し訳ない、先生に会えない、どうしよう？・・・と思っている方は3分ほど以下の記事を読んでみてください。今よりはましな気持ちになれるはずです。

本記事では受験の結果くらいでは人生は決まらないことを例を挙げてお話していきます。この記事を書くわたしも娘の不合格をハッピーに変えた経験を持っています。

以下のContentsの順番にお話ししていきます。読み終えた時に、新たな未来が見えると思います。娘の不合格ストーリーもありますのでよかったら読んでみてください。

スポンサードサーチ

Contents

1 受験の不合格からの切り替え方−反省点はあっていい−
2 受験の不合格からの切り替え方−不合格の本当の意味−
3 受験の不合格からの切り替え方−娘の高校受験不合格エピソード−
4 受験の不合格からの切り替え方−不合格を最高のハッピーに変える方法−
5 アドベンチャーのスタート！一度きりの人生は必ずハッピーエンドに！
- 5.1 Related Posts

受験の不合格からの切り替え方−反省点はあっていい−

反省点はあっていい

①スマホをもう少し遠ざけておけばよかった

②受験を甘く見ていたかもしれない

③相談相手が友達だったのがいけなかったな

④親の意見を聞けばよかったな

⑤集中力が足りなかったな

などなど色々な反省点、後悔する点はあっていいと思います。

どんなに頑張っても、不合格になると「反省点」は出てくるものです。

不合格でも自分を責めない

人生はね、前にしか行かないの、というか行けないの。

時計って、戻せないのと同じで、自分が止まりたくても、どんなに止まりたくても、時計は前に進んでいるから、自分にも「前しかない」んだよね。

だから過去を振り返って、反省して、自分を責めて・・・
っていう時間って無意味どころか、悪でしかないんだよね。
自分を責めていいことなんて1つもないんだよ。

自分を痛めつけても、弱っていくだけで、もっと前に進めない人間になっちゃうんだよ。

幼い自分なりの限界までやったはず

人それぞれ、精神的な成長の速度が違います。
友達はもっとがんばってたのに自分はがんばれなかった。
・・・って人と比べても意味ないんだよ。
だって君は君で、友達ではないから。

あの日の君はまだスマホに負ける弱い若者だったかもしれない。
でもその「弱かった君なりに」がんばったはず。
だったらすごいじゃない！

どんな理由でもいい、過去にOKを出そう！
「がんばったんだ。自分なりに。自分なりのあれが限界だったんだ」
これでいい！
これが答えだ！

受験の不合格からの切り替え方−不合格の本当の意味−

バカですね、という意味じゃない

不合格だからって、バカだと言われたわけでもないし、頭が悪いですねって言われたわけじゃないし、合格した人より人間として劣っっていますと言われたわけじゃない。

不合格者の方が将来不幸になるなんていう方程式はない、絶対にない！

その学校に縁がなかっただけ

自分はいいと思って第一志望や第二志望にしたかもしれないけれど、その学校に行ったことがあって、通ったことがあって言ってるの？
見学には行ったかもしれないけれど、実際に通ってみたわけじゃないはず。

その学校にご縁がなかった、それだけ。

ハッピーな方向へのメッセージ

「この学校は君には合わないよ。このルートの人生ではハッピーになれないよ。他にもっと君に合ういい道があるんだよ」

って教えてくれているメッセージなだけ。

受験の不合格からの切り替え方−娘の高校受験不合格エピソード−

はじめての日本の学校で日本語できなかった

小6までインターナショナルスクールだったので、中学ではじめて日本の学校にに通いました。
漢字も苦手、日本語を読むことも慣れていない、そんな中、理科も社会も国語も家庭科も保健も、どの科目も日本語で書かれているのでパニック状態でした。

5段階で3を取らせるのにどれだけ苦労したことか。

運命の塾の先生との出会い

君はバカじゃないよ。英語しかできないおバカさんじゃないよ。
数学をやってみよう！
数学はね、世界共通だよ。数字はどの国でも同じなんだ。
先生とがんばってみよう！

そんな声かけで数学を一生懸命がんばりました。
その結果、すっごく得意になりました。
英語はもちろん慶応女子でも学芸大付属だろうがどこだろうが楽勝です。
数学も英語ほどではないものの偏差値で70前後までになりました。

英語と数学がこれだけできるなら、私立受験で早慶狙えるよ！

と声をかけられて・・・

え？わたしが？

英語しかできないバカだといじめられていたので、娘もわたしも有頂天になりました。

頭はよくなったけれど心が幼かった

そこからがんばり始めましたが、まだまだ幼い娘は、気が散ったり、眠くなっちゃったり、勉強していると思ったら絵を描いていたり・・・

親子ゲンカも中学時代が人生最高にしていました。
せっかくここまできたのに、なぜ詰めが甘いのか！
わたしもイライラしました。

娘も集中できない自分、やろうと思っているのに他のことを考えちゃう自分にイライラして、親にあたったり、親のせいにしたり、大バトル状態でした。

合格発表の日 ①

早稲田を2つ受けました。
早稲田実業は実際に貼り出されているものを見に、わたしと娘2人で行きました。

掲示板を何度も何度も見たけれど、娘の番号はありませんでした。

ギャーギャー泣くかと思ったら、瞳から涙がただただ流れ落ちるだけの娘。
声も出さず、ただ涙が落ちていく、落ち続けていくだけ。

声をかけても何も答えない。

話したくないんだ・・・そう思ってわたしも何も話さない状態で電車に乗りました。

自宅近くの駅まで来た時、「何か食べる？」と声をかけてみました。
「今日は美味しいもの食べよう。何でもいいよ」
と言うと
「マクドナルドが食べたい。今日はジャンキーなものがいい」
とだけ娘が言いました。

「わかった！マクドナルドにしよう！」
そう言って、2人でマクドナルドを食べました。
ハンバーガーを口にしながら「美味しい！」と娘は笑顔になりました。
今でも忘れられません。
小さい時の100倍も1000倍もかわいいと思えた瞬間でした。
どうしてあげることもできないのに、マクドナルドのハンバーガーくらいで笑顔になれた娘が心からかわいいと思えました。

合格発表の日 ②

早稲田本庄の1次には合格しました。
1次は高田馬場での試験でしたが、2次は本庄まで行かなければなりませんでした。
その日は大雪の予報だったので、本庄のビジネスホテルを予約して前泊していました。
ビジネスホテルで面接練習をものすごくたくさんしました。
親子で一生懸命練習しました。

「明日、大丈夫かな？」
「これだけ練習したんだもん。大丈夫よ！」

と言って寝ました。

翌日、外を見たら、信じられないほどの大雪。
2人でブーツで駅まで行きました。
早稲田本庄行きのバスは動かないという掲示がありました。
受験生が駅にものすごくたくさんいました。
寒くて寒くて凍えそうになっていました。

そこで同じ塾のお友達に会えたので、一緒に近くのビジネスホテルのロビーでバスが動くのを待つことにしました。
お昼になってもお昼過ぎになっても雪がやむ気配はありませんでした。
夕方くらいになって、ある発表がありました。

「2次試験は中止。 1次試験やその他の提出書類で結果を明日発表します。
指定された電話番号に電話をして受験番号を入力すると結果がわかります」

試験中止・・・
でも帰れる状況ではなく、そのビジネスホテルを予約してそこにその日も泊まりました。
本庄で2泊目の夜を過ごしました。

「明日の朝、受かってるといいね」

次の日の朝・・・
指定された電話番号にかけて受験番号を入力してみると

「残念ながら不合格です」

・・・

また娘は声も出さずに泣いていました。
普段は反抗期真っ只中で、大騒ぎしたり、大荒れする娘だったのに、何も声を出さずに泣いていました。

同じ塾のお友達から連絡があり、
「合格していたよ。どうだった？」
「・・・おめでとう。わたしはダメだった」
「え？うそでしょ？わたしが受かったのに？」
「そう、だめだった」

その後、電話を切ってからも、同じホテルに泊まっていた結果発表で合格した中学生たちがホテルの廊下でキャーキャー言っている声がホテルの部屋まで聞こえてきました。

娘がわたしに言いました。

「ねえ、マミー、もう少しだけこのホテルの部屋から出たくない。料金かかるんだと思うけれど、延長してもらえる？落ちたのに、お金使わせてごめんね。でもお願い。今は出たくない・・・」

切実なお願いでした。

「もちろんいいよ。今、フロントでお願いしてくるね」

その後、お菓子を買ってきて2人でお菓子を無言で食べました。

次の日、2人で雪の中、田舎の高崎線に乗って、家まで帰ってきました。

第三志望の高校に入学して奨学金留学を手にして

何かを吹っ切ったのか、女子校生活をありえないほど娘はエンジョイしました。文化祭も体育祭も球技大会も、めっちゃくちゃ楽しんでいました。

そしてなんと！
その高校で奨学金留学制度がありました。
学校全体で（中高6学年全体で）たった1人しか選ばれないものでした。

そこに娘が「マミー、応募してみていい？」
わたしは「もちろん！チャレンジしてみて！」

そして1次書類試験をパスして、面接になりました。
それも見事に合格して、たった1人に選ばれました。

ねえねえ、あの時、早稲田のどっちかに受かっていたら、行けないところだったね。わたし、アメリカに行ける！めちゃめちゃ嬉しい！

St. Paul’s School での出会い

アメリカのNew Hampshire 州にあるSt. Paul’s School で、フランス人のお友達や、今、ハーバード大学に行っているアメリカ人のお友達、ブラウン大学に行っている成蹊高校出身の2つ上の先輩などなど、すごい出会いがたくさんありました。留学後も東京で会ったりして、すごく仲良くなりました。

アメリカ留学がきっかけで海外大学を目指すことに

アメリカ留学前の娘は、早稲田実業高校、早稲田本庄高校に不合格になり、それ以上の大学に行くんだ！とリベンジばかり考えていました。
そのため志望大学は勉強する意味とか、その後の人生とかを考えず、ただただランクだけで国立大学を狙うとか言い出したり、大学受験の本来の形ではなく、復讐のようになっていました。

しかし

アメリカ留学から帰国すると、将来のことを考えて、何がしたいのか、自分はどういう人間なのか、何が自分にとって幸せなのかを考え出しました。

アメリカかカナダか悩み、色々な理由からカナダの大学を選びました。
選んでからは、TOEFLスコアだけでなく、学校の評定＝GPAが高くないと合格できないと知り、日本の高校の古文、漢文、生物、世界史などすべての科目を真剣に頑張りだしました。
英語以外にも生物で学年1位になったり、数学はもともと得意なので1番上のクラスにいたり、古文もかなり良い成績を取るなど、日本語でも問題なく色々なことを暗記したり、文章を読んだり書いたりができるようになりました。

日本人の「受験魂」みたいなもの、日本の文化を吸収していくことができる帰国子女に成長しました。

そして見事に
カナダの大学、５大学から合格をいただきました。

各大学の合格がわかるたびに、大喜びしました。

わたしと娘は2人でよく話します。

この日のためにあの高校受験の時の不合格があったんだねって

カナダの大学に決まった後に娘がバイト３つ掛け持ちして働いたお金で連れて行ってくれたプーケット旅の映像がこちらです。

めちゃくちゃハッピーになっています。
動画の最後の最後にモアナの歌を少し歌っています。
これからカナダに親と離れて一人で行く決意がこの旅でできたようです。
↓

大学2年生の、ついこの間のエピソード

カナダにいる娘と、娘のボーイフレンドと、LINE電話で話しました。
2人はとても仲良しで、本当に良い人と出会えたなあと思いました。

そんな時、中学時代の話になり、

「わたし、早稲田っていう高校を落ちたのよ。早稲田って知らないと思うけれど日本では有名な大学なの。その付属高校に落ちたの。」

ボーイフレンドは
「それでどうしたの？」

娘は
「大学受験がある私立の厳しい高校に行ったの」

ボーイフレンド
「大学って受験しなくても入れる制度があるの？」

娘
「そう、付属高校に入れば、そのまま大学に行けるの。幼稚園からあるよ」

ボーイフレンド
「へ〜〜そうなんだ」

娘
「でもね、あの日、落ちてよかったの。もし落ちてなかったら、わたしは英語を生かして、早稲田国際教養学部っていうリベラルアーツの学部に行ってたと思う。そうしたらこの大学に来ていないってこと。そう今ここにいないのよ。あなたにも会えてないの。そうだ！あの日、本当に落ちてよかった。神様っているんだと今気づいたよ」

ボーイフレンド
「そりゃあ感謝だね。不合格だけど、ラッキーな不合格なんだね」

娘
「本当だ、あの日は人生が終わったくらいに思ったけどね。でも受験校の女子校もめちゃくちゃ楽しかったし、落ちたことで、全てがよくなったんだよ」

受験の不合格からの切り替え方−不合格を最高のハッピーに変える方法−

不合格な時の過ごし方・考え方

①泣こう！

泣き方は好きでいいので、思い存分泣いてください。
涙を出す方が、不幸な気持ちが外に出るのでラクになると思います。

②もう一度、人生を考え直すチャンスと考えよう！

なんとなくランクが高いから選んだ学校に行かない理由は、そうじゃない何かもっと価値のある人生があるよっていうサイン。
たった今から、それが何なのか、模索する旅がはじまるんだよ！

③乗り越えられない壁は来ない

さらっと合格しちゃう人、ましてや幼稚園から付属とかいう運命の人より、断然魅力的で素敵な人になるチャンスがもらえたんだよ！
でもこの壁を超えずに、その手前で泣くだけなんてもったいないよ。
超えると、不合格がありえないハッピーという形に変わるだよ。

ネットで色々検索してみよう！

①これから行くことになった学校のこと
②その学校の留学制度のこと
③今までとは違う視野の広い、自由な思考で将来を考えてみて色々検索してみる
④世の中にはどんな職業があるんだろう？
⑤どんな国があってどんな暮らしをしているんだろう？
などなど。

まだ見ぬ自分に出会えることにワクワク

色々調べた中には、自分には無関係だと思っていたこともあるでしょう。
でも・・・

あなた自身が何者なのかなんて、わからない方が楽しいんです。

これから、色々なことにチャレンジして、傷ついて、失敗して

人生のアドベンチャーに出てみましょう！

それが不合格者に与えらた特権です！
当たり前のレールじゃない道を選ばせてもらえたんです。
あなたはスペシャルだからそうなった！
このチャンスを逃さないで！

浪人になったなら：浪人は強くてニューゲーム

浪人って、再スタートだけど、はじめてスタートじゃないですよね。
高3の受験生より、たくさん反省したし、どうやったらよくないのかも体感しているし、良かったことも体感しています。

そしてもうすでに暗記していること、理解していることもあります。
もうやってしまったテキストもあります。問題集もあります。

そう！
スタートラインよりかなり前からのスタートができるんです。
こういうのを「強くてニューゲーム」っていうんだそうです。

だからもうすでに高3より前に出てるんだから、立ち止まったり、悩んだりしない限り、もう勝てる勝負に出てるってこと！

不合格だからこその「留学」という流れもある

高校受験失敗だったら勢いよく高校留学に行ってみるとか

高校受験でダメでも、親御さんさえOKなら留学という案もあります。
高校生で海外を見られるなんてすごいこと！
ちゃんと英単語と英文法を9月に行くまでに今から真剣にやっておけばいい留学になるはず！

費用もカナダの公立なら日本のインターナショナルスクールくらいの学費で行けますよ！
ニュージーランドもそのくらいです。
アメリカは公立には1年間の交換留学のみです。
卒業するには私立のボーディングになります。

いきたくなかった高校なら1年間だけ海外に行っちゃえ！→高校1年留学という選択

あまり行きたくなかった高校に行って、1年間はアメリカやカナダに交換留学に行っちゃえば、行きたくない高校には2年しかいなくていいからいいかもです。
しかも海外経験ができるので最高ですね。
でも！英単語を山ほど覚えて、文法をしっかり完成させて行ってください。
行く時期は高1の9月に行って高2の6月か7月帰国にしましょう。
高2で行って、高3の夏に帰国すると大学受験が厳しくなります。
高2で行って、また高2をもう一度するならOKです。

大学受験不合格なら海外の大学に行く手もある→大学留学

学費が600万以上もあれば、学費が200万くらいのところもあります。
コミュニティーカレッジ経由なら最初の2年間は200万以下です。
上智大学国際教養学部や早稲田大学国際教養学部も素晴らしいけれど、英語圏の現地の大学の方が、現地の人が多いし（当たり前）、文化も本場だし、色々な経験ができて、人脈ができて、最高ですよ！
それこそ、不合格でよかった〜っていう結果の人生を手にできる可能性大です！