親になったんだからしっかりしなさい、親になったんだから子供のために生きなさい・・・なんて声が周りから聞こえてくるように感じます。 もちろん子供のために頑張りたいけど、同時に自分はどうなっちゃうだろう?ってちょっと悲しくなります。 そんな私って子供への愛情が足りないダメなママなんでしょうか?
結論を言ってしまうと、親がハッピーじゃないと子はハッピーでいられません! だから自己犠牲をしても子供は嬉しくないですし、幸せな家族なんて作れません。 親も子もハッピーになるための、子育て中の優先順位についてお話します。
※この記事を書いている私は、2019年で50歳になります。 娘は今年で21歳。 私自身は社会人としての自分も、妻としても、母としても、女性としても、大満足な人生を送っていると思っています。
決してラクな道のりではなかったのですが、結果として全てにおいてハッピーだなあと感じています。 家族も仲良しでみんな笑顔で暮らしています。
以下のContentsの流れでお話します。 頭を整理しつつ読んでみてください。
スポンサードサーチ
Contents
親になる責任:欲しいものがあっていい
理想の部屋を考える時
お家を設計する時、部屋のインテリアを考える時
・こんなカーテンにしたいな
・あんなソファを置きたいな
・素敵な鏡がほしいな
・アロマとかいい香りだといいな
などなど
色々あると思います。
どれも叶えていきたいですよね〜
カーテンだけ素敵でソファはすごく気に入らないとかだとあまりハッピーな空間にはなりませんよね〜
すべて叶えたい!
そう思った人がトータルコーディネイトされた素敵なお部屋を完成させることができます。
欲張っていいんです!
どういう部屋にしたいっていう思いがあれば全部叶えていく方法を考えたいですね。
だってその部屋でこれからずっと暮らすんですから!
理想の人生を考える時
・夫(妻)とはこういう関係を築きたいな
・こんな女性(男性)になりたいな
・年取ったらこんな人になっていたいな
・こんな家族を作りたいな
・こんな家に住みたいな
・こんな子育てがしたいな
・あんな仕事がしてみたいな
などなど色々な理想があると思います。
その理想! すべて叶えたいですよね〜
だってその人生の中でこれからずっと生きていくんですから!
遠慮したり無理だと思ったりは不要
1回しかない人生です。
「わたしは欲張らない」
なんて美徳じゃないですよ。
せっかく授かった命を最大限に幸せに生きていくことが、生きている人がすべき使命じゃないかなって思います。
Today, which you have spent idly, is the tomorrow of somebody who died yesterday and was desperate to live. (Kashikogi written by Cho Chong-in)
あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった人が、あれほど生きたいと願った明日なんだ。(趙 昌仁/小説『カシコギ』著者)
自分たちは自分たちの人生の中でずっと生きていきます。
心地いい人生の方がよくないですか?
好きなインテリアに囲まれるように、好きな状況に囲まれたいですよね。
理想の人生を欲張って、最大限に自分の人生、命を輝かせていきましょう!
それが使命だと思います!
本で読もう カシコギ −涙なくては読めない-
DVDで見よう カシコギ -感動でいっぱい–
親になる責任を感じるなら幸せの設計図は立体だということを意識しよう
色々と欲しいものをいくつもあげていって
それらを組み立てていくのが人生
人生の設計図は平面ではありません。
立体です。
ここがポイント!
●平面だと・・・
・夫婦関係という理想が消えても、子育ての理想は残るように見える
・理想の女性像(男性像)はあきらめても、子育ての理想は残るように見える
・理想の仕事はあきらめても、子育ての理想は残るように見える
●立体だと・・・
・最初に作られる夫婦関係が崩れるとその上に乗る子どもが安定しない
・夫婦である前に男性であり女性であるので、そこが崩れると夫婦関係も安定しない
・社会人としてしっかりしないと家庭は安定しない
・自分が自分を好きじゃないと、その上に乗るすべてが安定しない
親になる責任は一杯のかけそばを目指すことではない
子育て以外にフォーカスしすぎると、子育てをちゃんとしていないように感じている人、多いのではないでしょうか?
一杯のかけそば
とても感動するストーリーです。
どんな話だったかな?とYoutubeで確認して泣いてしまいましたから・・・
いつ見ても感動する話です。
でも・・・
何も・・・
それを目指す必要はないんです。
親は我慢!
っていうのが親としての理想像だと思っている人が多いかも。
欲張っていいんです。
あれもこれもほしいって。
だって・・・
・一度きりの自分の人生
・一度きりの子どもの人生
・一度きりのパートナーの人生
なんですから!
親になる責任とは自分を含めた家族を幸せにしたいという願いを叶えること
「欲張る」っていう言葉をネガティブに感じている人は多いかもしれないけれど、みんなが羨ましがる人って、どれも持っている人だったりしますね。
だったら自分が羨ましがられる人になっちゃったらいいんですよね。
他人を羨ましがる側から、羨ましいって思われる側になったらいいんです。
実は・・・
羨ましがる人
羨ましがられる人
この違いって、理想を願うか願わないか、だと思います。
願えば叶うって・・・
ファンタジーの世界のことみたいですが
もっと現実的に言うと
強く願うと行動が変わるから叶うんです。
親になる責任とは幸せの立体設計を意識すること
①子どもが生まれる前に「自分」がいたはずです。
②パートナーに出会う前に「自分」がいたはずです。
すべてはそこがしっかり満足していないとその上に何も乗っからないんです。
1番下の土台の積み木は「自分自身」
結婚する前に生きていた自分は理想の自分に向かっていたはずです。
おしゃれも、仕事も、生活も・・・
●私はこういう時間が幸せ。
●私はこういう服が好き。
●私はこういう仕事が自分に合ってる。
●私はこういうライフスタイルがわたしらしさ。
もちろん「自分らしさ」は時とともに、場面とともに、変化、成長はします。
がしかし、ここは変えられない、変えたくないというところはあると思います。
そこがそもそもの土台になると思います。
2番目の土台の積み木は「結婚相手との人間関係」
【夫に確認したこと】
プロポーズされて結婚を決める時に、いくつか夫に確認したことがあります。
・わたしってこういう人だけど大丈夫?
・わたしってこういうところにお金使う人だけど大丈夫?
・わたしってこういう夫婦でいたいって思ってるけれど大丈夫?
・わたしってこういう風に生きていきたいと思ってるけど大丈夫?
みたいな感じに。
【なぜ確認?】
なぜそうしたのか?
自分が満足しないと、おそらくケンカになるし、夫を幸せにしてあげあられないって思ったのでしっかり確認しました。
【もちろん夫にも確認】
もちろん夫の理想を含め色々と聞いて確認しました。
それがOKだったから今があります。
【雰囲気は壊してません!】
愛があるのに、そんなことしたら雰囲気ぶち壊し!
みたいに思うかもしれません。
まあプロポーズの時は嬉しくて涙でOKはしましたよ(笑)
【本当の愛の形】
本格的に結婚に向かう前にしっかりお互いの理想の結婚や生活スタイルやこだわりなどを確認することが相手を1人の人間として、相手の一度きりの人生の幸せを願う本当の愛の形だと思います。
相手にも親がいて、絶対に幸せになってほしいと心から願う人がいます。
そのことまで考えられることが、やがて親になることにもつながると思います。
本当に自分がこの人を幸せにできるのか?
ちゃんと確認して、目指す方向も確認しておくって大切だと思います。
【パートナーがいないシングル子育ての場合】
パートナーがいなくてもしっかりやってる方は友人にも多くいます。
パートナーがいなければいけない、というわけではありません。
いない状況で自分でしっかり支えていれば、超仲が悪いご夫婦より安定しています。
毎日イライラケンカばかりっていう積み木はいつもグラグラしています。
でもパートナーがいなくても、ドシッと構えていれば安定していると思います。
3番目に子育てがのっかる
【自分と自分たち夫婦の土台の上に子ども】
子どもって、自分自身の生き方と、夫婦の生き方の上に、やってくる新しい命です。
【自分と夫婦が安定していれば子どもは安心】
自分自身や夫婦ががイライラ、ガタガタと揺れていると、子どもはその上のステージで安心して成長できません。
しっかりとした土台があると子どもは安心して成長できます。
【例外ありで土台グラグラでもよく育つ子もいる】
もちろん、安心しない土台の上にいたからこそ、色々な意味でしっかりした、なんていう例もありますので、必ずしもそういう子がダメになるか、不幸になるか、というとそうではないと思います。
【我が家の場合、わたしの場合】
子どもに対する思いが強かったです。
子どものためにしてあげたいことが自分がしたいことにつながっていました。
ただ、そのしてあげたいことがものすご〜くたくさんありました。
そのために、自分が成長するしかなく、色々挑戦してきました。
上に乗せたいもの=子どものためのことがたくさん
土台がどうしてもしっかりしなくてはならなかったんです。
だから土台を頑張ってきました=自己成長を頑張ってきました。
思考の順番として、子どもにしてあげたいことが先で、そのために親ががんばるっていうのでもいいと思います。
親になる責任とは子どもに大人になりたいと思わせてあげること
カナダの子どもとママとパパ
カナダで生活していた時、お子さんたちがご両親をリスペクトしているなあと色々な場面で感じました。
【夫婦の寝室に入る時】
夫婦の寝室に勝手に子どもが入ってはいけない
May I come in?
と声をかけて許可があってから入ります。
【デートもハグもキスも当然】
ご両親が週末にデートをするのは当然で、ご両親がハグをしたりキスをしたりするのを見るのは日常です。
【両親の恋愛の形を見る】
ママの誕生日にパパが花を買ってきたり、結婚記念日にパパがサプライズをしたり、ご夫婦の愛の演出も小さい頃から見ています。
【何才になっても恋愛は続くことを見て育つ】
いくつになっても恋愛は続くのを見て育ちます。
もちろん離婚する夫婦はいますが、何才になっても恋愛をする、そしてダメなら別れるという状況を見て育ちます。
【何才になっても人間性がある】
ただの「パパ」、ただの「ママ」という存在ではなく、「パパという男性」、「ママという女性」を感じて子どもは育ちます。
【恋愛の相談もする】
ねえママ、初デートで何を着て行ったらいいかな?
ねえパパ、パパはどうやってプロポーズしたの?
理想のカップルであるママパパに色々相談したくなる子も多いと聞きます。
映画でもそんなシーンはよく見ますよね。
昔の日本の子どもとママとパパ
わたしが子どもの頃(昭和50年代)、父親が男性で母親が女性で、それぞれに理想の人生があって・・・・なんて考えることはなかったと思います。
特に女性は結婚したら妻として母として生きると定義づけられていたようで、子どものわたしから見ても、ママはママでしかなかったと思います。
でも、自分たちはそうなりたかったか?というとそうではなく、恋愛ドラマなどがすごく流行っていたので、自分は愛する人と理想の結婚がしたいって思っていました。
恋愛と両親がまったくつながらないので、相談とかしようとか思ったことはありませんでした。
父は昔の人の割には家庭のこともしていました。
ただ父と母がすごく仲良しだったかというとそうではありませんでした。
結婚って・・・
仲のいいカップルも「結婚」という形を通ると、こうなっちゃうのかな?
なんて不安が子供の頃たくさんありました。
自分自身と夫婦関係の土台がしっかりあれば
【子どもにワクワクを見せよう】
ママやパパが個人として輝いていて、夫婦も仲良しで楽しそうだったら・・・
子どもは
「人生って何才になっても楽しそう!
人生ってなんだかワクワクする!」
って思えると思います。
【自分自身と夫婦が輝いていると】
・ママがおしゃれでイキイキしている
・パパもおしゃれでこだわりがある
・夫婦で笑ったりふざけたり楽しそう
・夫婦でデートして楽しそう
・ママみたいに愛される女性になりたい
・パパみたいに女性を幸せにできる人になりたい
・ママやパパみたいに仕事もしっかりする人になりたい
などなど
子どもも人生はずっと先まで楽しそうだなって思ってくれると思います。
自分自身も夫婦もグラグラだと
【大学生までが人生?】
・大学を卒業して社会人になると疲れた大人になる
・結婚したら女を捨てないといけない
・結婚したら恋愛が終わる
・結婚したらおしゃれできない
・結婚したら子どものためだけに生きなければいけない
・結婚したら自分を見失う
・結婚したら仲が悪くなり憎み合う
・大学生までが人生だ・・・それ以上は闇だ
なんて子どもは思ってしまうかもしれません。
反抗期を乗り越えるにも親が幸せな人生を生きている必要がある
小さい頃はパパとママがボロボロに疲れていたり、イライラしたり、ケンカしたり、どういう状況でもパパママが大好きなのが乳幼児です。
でも、小学校中学年、高学年、中学生・・・と成長していくにつれ、親を1人の人間として見るようになります。
友達の親と比較し始めたりします。
そうすると2パターンの子どもの考え方が生まれてくると思います。
①親みたいになりたくない
「色々感謝しているけれど、こんなふうになりたくない」
と思われても悲しいですね。
このパターンの場合、思春期、反抗期にいくら何を言っても親の言葉は全く通じなくなってしまいます。
②親みたいになりたい
「大人っていうのは自分を犠牲にしてでも子どものために生きていくんだな。
すごいな。
自分も大人になったら自分を犠牲にして生きていける人になろう」
と思って子どもが自分の幸せを犠牲にするような大人になってもらっても親としては嬉しくないですよね。
【まとめ】
親自身がしっかり自分たちの人生も輝かせることをあきらめずに生きていくことって大切ですね。
親になる責任とは日々の優先順位のスピードに追いつくこと
上記に書いたことは、自分自身、夫婦、子育ての全体像から考えた目線で書きましたが、実は日常生活ではもっと単純に優先順位、「どっち?」を考えていくスピード感が大切になります。
【加湿器と子ども】
子どもが遊んで〜って呼んでる。
加湿器に水を入れないと。
どっち?
肌が一度乾燥してトラブルと悲しくなるしイライラするし子どもに優しくなれない!
だったら加湿器の水優先!
【筋トレと子ども】
子どもがイライラして自分にあたってきた。
学校で色々あったんだろう。
でも今は筋トレの時間だ。
決めたルーティーンを崩すとイライラするし、子どもにも決めたことはしっかり実行することで小さなトラブルにも負けない自分になれることを教えたい。
だったら筋トレ優先! あとでゆっくり聞いてあげよう!
【メイクと子ども】
朝、赤ちゃんが泣いてる。
なぜか泣き止まない。
見に行ったけれど特に問題はない。
安全な場所にいる。
メイクしたいな〜
しないで出かけるとかありえないし・・・
ちゃんとしないと1日中ブルーになるし・・・
子どもに笑顔でいるためにも、自分らしい今日を生きるためにも
だったらメイク優先! 安全は確認できたから大丈夫!
赤ちゃんは泣くのが仕事!
【洗濯と子ども】
今、洗濯機が終わったから干さなくちゃ
子どもが呼んでる・・・
一緒に遊び始めて朝まで干し忘れたら大変!
もしそうなったらきっと子どもにイライラをぶつけちゃうかも。
だったら洗濯優先!
【仕事と子ども】
今日は家でやる仕事があるんだよね〜
でも子どもが遊ぼう遊ぼうって言ってくる・・・
DVDを見せておけば2時間は仕事できそう
この仕事ちゃんとやらないと後悔するな。
仕事がなくなると学費とかにも影響するし。
仕事をハンパにする親は子どもから見て将来どうなの?
だったら仕事優先!
各決断を数秒で行なっていくことが大切です。
その1つ1つの日々の決断こそが、人生を創っていくといっても過言ではないと思います。
親になる責任とはいくつになっても幸せなんだよって見せていくこと
もしも、自分自身の賞味期限はもう終わった・・・
女として、男としての輝きは結婚した瞬間までだった・・・
と思ってしまったら・・・
結婚をすると男女関係は崩れるものなんだ・・・
それは仕方ないことなんだ・・・
と思ってしまったら・・・
お子さんはそんなママパパから人生を学ぶはずです。
そうなると・・・
命より大切なお子さんの人生は・・・
30歳前後で賞味期限切れでしょうか?
人生100年とも言われるこの時代に
お子さんは30年しかお子さんらしく生きられないのでしょうか?
そんなことを感じて育ててしまったら大変!
ぜひ楽しい人生を生きる姿を見せていってあげなくちゃ!
親になる責任:まとめ
理想の人生は立体設計
土台が崩れると上にのったものも崩れる
自分自身
夫婦
この2つのブロックが土台
子育てはその上
日々の細かい選択を迫られる時
土台を崩さないことにフォーカスしていくことが大切。
どっち?
という日々の選択で必ず
土台をスピーディーに選択していくことが大切。
それは
お子さんのためにも
自分のためにも
夫婦のためにも
大人が輝いていけば・・・
子どもは人生に希望を持って
輝く人生を長く長く歩んでいけると思います。
欲張っていいと思います。
きれいでいたい
おしゃれしたい
仕事もしたい
お家もきれいにしていたい
家族旅行したい
子どもの教育こうしたい
夫婦関係こうありたい
などなどなどなど
本気で欲張ると人って工夫します。
本気ですべてを手に入れるための努力をします。
そうすると成長します。
成長すると達成します。
だから・・・
強く願うと行動が変わるから叶う
【私の人生50年】
もっと年上の方から見ると、まだまだ人生50年ですが(来月50歳)
50年、色々なことを願って願って生きてきたつもりです。
工夫も努力も人一倍してきたつもりです。
【50年の結果】
夫婦は仲良しすぎるいまだにバカップル(笑)
娘はバイリンガルで明るくてハッピーな自分大好き女の子
お家はお気に入りのものに囲まれています
年齢の割りに若さは保てています
お気に入りの仕事をしています
母とも仲良しで今もおしゃべり楽しいです
【色々ありました】
順風満帆だったわけではなく
転職数回、反抗期あり、夫婦喧嘩は多くないけれどあったし・・・
アトピーで苦しんできたし・・・
仕事は失敗もしているし・・・
【ずっと願い続けてきた】
でもずっとずっと理想の形を強く強く願ってきました。
そして今も新たな理想を願っています。
工夫して努力をしています。
強く願うと行動が変わるから叶う
自分にとっても家族にとっても一度きりの人生です。 ぜひ欲張って、たくさんの理想を叶えていきましょう。日々の優先順位さえ間違えなければ、工夫して努力すれば叶います!
自分自身を含めたご家族みんなが素敵な理想の人生になりますように♪♪