幼稚園の子とまだ0歳の子がいますが早期英語教育を自分なりにしています。 でも早期英語教育は意味がない、しない方がいいという声も周りから聞こえてきます。 実際のところ、早期英語教育って意味ないんですか? 小さい頃からする利点や注意点はありますか?
結論から言うと、私はこれからの時代、早期英語教育はした方がいいと思います。
理由は
●これからの時代、自宅のパソコンで外国人と会話しながら仕事をする時代になるので、将来、どんな仕事をするにも英語力が必要になるから
●オンラインで会話が当たり前になると、英語という教科の成績がいいだけではダメで、英語圏の文化やノリや感覚も理解してコミュニケーションが出来るレベルが必要になるから
●早期英語教育をすると
・ネイティブの発音になる
・文化や感覚も幼児からだと取り入れやすい
・基本的な文法を自然に吸収できる
・映画が字幕なしで見られるようになるので映画好きにしてしまえばボキャブラリーも表現力も自然に増える
・短期留学をしても十分楽しめるからコスパ良く文化体験できる
・小さい頃から人生の視野が日本以外、世界に広がる
注意点は・・・幼児からやっておいたら子供が何も努力しなくても自然に英語が完成すると思っているとハンパに終わります。 早期英語教育だけでは英語は完成しないことを覚えておく必要があります。 そんなところまで解説します。
【この記事の根拠】
●記事の執筆者である自分は帰国子女でもハーフでもバイリンガルでもなく
英語はちょっとできるレベル(英検準1級、TOEIC875)
●娘の現在(2019年1月現在 20歳)
・英検1級(中3の時)
・TOEFL iBT: 106
・IELTS:8.0
●子育ての過程で経験したこと
英語子育て、親子留学(カナダ)、インターナショナルスクール(日本)、公立中学、高校受験、高校留学、国際系大学受験、海外大学受験、学校評定アップのための個別塾、家庭教師活用
【この記事の対象】
子育て中のママ、パパ :小さい頃から英語をやらせておいた方がいいっていう人と、そんなことしても意味がない、やらない方がいいっていう人がいるけど、どっちなの?
【この記事を読むとどうなる?】
①早期英語教育をする利点がわかる
②これからの時代の国際人とはどういう人なのかがわかる
③国際的に活躍するために必要な英語レベルがわかる
④英語圏にとけ込む人になれるための早期英語教育の方法がわかる。
⑤英語圏にとけ込むために英語力以外に必要なことがわかる
⑥早期英語教育で残念な結果になる人はどういう人かがわかる
以下のContentsの順番にお話していきます
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Contents
- 1 早期英語教育は意味ないわけない、いいことがたくさん!
- 2 早期英語教育は意味ないとか言ってるとこれからの時代の国際人にはなれない
- 3 英語の成績だけを考えれば早期英語教育は必須じゃないけど国際人になるならやった方がいい
- 4 早期英語教育 VS 勉強だけで得た英語力→とけ込むレベルは早期英語が勝つ場合が多い
- 5 早期英語教育は意味がないって思う前に文化にとけ込む難しさについてちょっと考えてみよう!
- 6 意味のない早期英語教育にしないために→「英語圏にとけ込むことを意識する」が必須
- 7 先の話だけど・・・将来、子供が英語圏で暮らすなら必要な要素(英語という言語以外)
- 8 早期英語教育をしても意味がなくなってしまう人の特徴
- 9 早期英語教育は意味ない、という人が意味ない人になる時代
早期英語教育は意味ないわけない、いいことがたくさん!
どんないいいことがありますか?
早期英語教育の利点
●スタートが早ければ早いほど発音がよくなる
→大人がマネできないくらいネイティブの発音になります。
これは大きくなってからじゃなかなか難しい
●文化や感覚も幼児からだと取り入れやすい
→英語が科目として得意でも英語圏にすんなり馴染めるって難しいですが、小さい頃からやっておくととけ込みやすい人になれます。
●基本的な文法を自然に吸収できる
→驚くほど幼稚園くらいで高度な文法を使って話し出します。
・仮定法:もし明日が雨なら・・・
・三人称単数を自然理解
・時制の自然理解(過去、未来、現在、現在完了・・・)
・関係代名詞を自然に使う
など
●映画が字幕なしで見られるようになるので映画好きにしてしまえばボキャブラリーも自然に増えて表現力も増える
→ここは大きい。 親が普段使わないような単語や表現までどんどん吸収する。 映画を見れば見るほど効果が上がる。
●小学校高学年か中学生で英検準1級は取れるのでその後の英語学習がラクになり他教科に力を入れられる
→英語学習に普通の子が使っている時間に他教科の学習ができるから全体的に成績が上がりやすい
●短期留学をしても十分楽しめる
→普通は高校留学でも英検ギリギリ取ったくらいで行く子が多いからホームステイ先でも学校でもほとんど聞いて想像しているだけで終わるけど、早期英語教育経験者は1日目からとけ込めるから、さらに英語力が上がるのでコスパいい
●小さい頃から人生の視野が日本以外にも広がる
→英語ができることで英語を学ぶ、というところから、英語で何をするか?という考え方になるので、将来どんな仕事をしても世界に広がる
絶対早期英語教育、やった方がいいですね。 やらない理由がハッキリ言ってないですね~
早期英語教育は意味ないとか言ってるとこれからの時代の国際人にはなれない
国際人ってそもそもなんだろう?
2種類の国際人
1 日本で英語を使う仕事をいつも、または時々している人
2 海外(ここで言うのは英語圏のことですが)にとけ込んでいる人
どちらが国際人かというと、どちらも国際人だと思います。
今までは・・・
上記の1と2の違いは
1 言語的には英語を使ってコミュニケーションをなんとか取れるけど海外の人とコミュニケーションを取ることにストレスを感じる人
2 言語的にも文化的にも問題なく英語を使ってコミュニケーションが取れるし、海外の人とコミュニケーションを取ることにストレスを感じない。
オンラインで世界がつながり、グローバル化がますます加速化している今、自宅にいながら世界の人と話す機会がどんどん増えることでしょう。
海外の人の感覚まで理解しながらコミュニケーションが取れる英語レベルでないと国際人とは言えない時代になってきていると思います。
早期英語教育をしていることで英語圏にとけ込んでいける英語力になれるので、早期英語教育、大切です。
学校の英語の成績のことだけ考えていると、これからの時代は残念な人になっちゃいますね。
英語の成績だけを考えれば早期英語教育は必須じゃないけど国際人になるならやった方がいい
英語ってそもそも何のために学ぶのかというと、英語を使うためですよね。
英語で世界中の人たちとコミュニケーションを取るためのものですよね。
そんなこと当たり前だよ!って思うかもしれません。
成績のため・受験のため・就職のためだけと思ってる人が多い話
かなり多くの方々が、
英語を学ぶ意味は
成績のため、
受験のため、
就職のため、
などと思っているのではないでしょうか?
でも
英語っていう科目だけは成績がいいだけではあまり意味がないですよね。
言語なので使えてようやく学んだ意味が出てくるのではないかと思います。
中高生のみんな〜 目的がズレてないか?
そもそもその目的のズレがあるから、対策だったり、必要なことは何なのかがわからなくなって「英語教育の迷い子」のようになっている人が増えているのだと思います。
英語って・・・
学ぶなら使えるようになるまで学ばないと意味がないって最初から思って学びはじめると結果も違ってきます。
でも日本人の多くが成績のため、受験のため、いい就職をするため・・・であって決してその言語を使って仕事をする、親友を作る、恋愛をする、その言語の国に住む・・・などという方向に気持ちが向いていませんよね。
数学の公式を覚えるように文法ルールを覚えたり、暗号のように単語を覚えたりするだけの人がほとんどではないでしょうか。
今まさに学んでいるその英語という学問が、本当にどこかの国では日常に人々が使っているんだ、という意識さえなくテスト勉強をしている中高生が、日本にはたくさんいると思います。 中高生の頃のわたしがまさにそうだったように。
国際人に必要な英語資格はこれ!
海外で活躍している人や、日本の商社、大手銀行などビジネスで英語を使っている方々にうかがってみると、
「TOEICでは満点でも仕事はできない!」
と言います。
※参考記事
TOEICとTOEFLの違い
TOEFLより就職にはTOEICな理由はTOEFLを知らない老害人事のため
【簡単にいうとTOEICは】
・天気予報が聞けるか
・セールのチラシが読めるか
・今日は一時的に水道の水が濁りますのお知らせが読めるか
要するに・・・
英語圏で主婦(夫)になれるかテストと言ってもいいと思います。
【反対にTOEFLやIELTSは】
・英語圏の小中高の教科書が読めるか
・英語圏の小中高の授業が聞けるか
・英語圏の小中高生のようなスピーチができるか
・英語圏の小中高生のようなエッセイが書けるか
という試験です。
結論をいうと、国際人になるにはズバリTOEFLかIELTSです。
英語を使って国際的に活躍したいと言いつつ、英語圏の小学生レベルに達していないって・・・おかしいでしょ!ということになります。
国際人を目指すなら
TOEFLの高得点(iBT100以上)、IELTSの高得点(7.5以上)をゴールにすれば間違いなし!
✴︎英検1級=TOEFL iBT85 前後なのでこれじゃあちょっと足りない
え〜!! そんなの無理〜!!
って思うかもしれませんが、海外経験ゼロで英検2級の高校生が1年本気になるとTOEFL iBT100に届きます。
本当です!もちろん「本気になれば!」です。
※参考記事
英検2級からのTOEFLの勉強法【はじめの一歩を確実に踏み出す方法】
今までの時代は「国際的に活躍したい人」だけがTOEFLやIELTSのハイスコアを目指していましたが、これからの時代、オンラインで自宅のPCの向こうに外国人がいて日々コミュニケーションを取る時代になるので、この感覚がない人は時代に置いて行かれますね。
早期英語教育 VS 勉強だけで得た英語力→とけ込むレベルは早期英語が勝つ場合が多い
早期英語教育をしていると英語圏の文化にとけ込むことができるレベルの国際人を目指せます。
理由は
・小さい頃から英語が「科目」ではなくコミュニケーション手段
・小さい頃から英語圏の映画や動画で彼らの文化や感覚を自然吸収
・ゼスチャーや表情も自然吸収
確かに! でもTOEFLなどを高校生くらいから学んだ子も海外にとけ込める人になれるのかな?
TOEFL iBTのスコアが高いなどだけで英語を使ってコミュニケーションが上手に取れるでしょうか?
英語を学んだだけで海外の方とコミュニケーションが上手に取れるでしょうか?
英語を学んだだけで海外で気分よく暮らせるでしょうか?
答えはNOの人が多いです。
数ヶ月、1年、3年留学しても、「英語力アップのための留学」であれば「とけこむレベル」にはなりません。なぜなら英語がそもそもできないのに、その次の「とけ込むレベル」にはなれないからです。
ただ
その留学を通して海外が好きになったり、とけ込みたいって思えたとしたら
それは「とけ込むレベル」の素晴らしい「きっかけ」になると思います。
留学したこと、洋画に影響を受けて、洋楽が好きで・・・などという理由から早期英語教育を受けていなくても海外に馴染めている人はたくさんいます。 ただお子さんがそうなるかどうかはお子さんの考え方によってになります。 そう、そうならない子の方が多いので新の国際人になれる確率はかなり下がります。 でも早期英語教育をしてあげていると、自然に英語圏にとけ込めるように育つので、これからのグローバル社会においては早期英語教育は親からのギフトですね。
確かに。 子供自身がスイッチを入れて努力すれば中高生から頑張っても国際人になれるかもしれないけど、子供が絶対にそう思って頑張ってくれるかどうかの保証はないですからね。 これからの時代は在宅ワークでパソコンの向こうにいる外国人とコミュニケーションを取るのが普通になるんだろうから、幼児からやっておいてあげたらギフトになりますね!
はい、文化にとけ込むってそんな簡単じゃないので、小さい頃から意識しておいてあげた方が断然いいですね。
早期英語教育は意味がないって思う前に文化にとけ込む難しさについてちょっと考えてみよう!
東京と大阪の文化の比較から考えてみよう
わたしは東京出身です。
そんなわたしが大阪住むことになったとしましょう。
友達を作るにしても営業職などでお客様の信頼を得るにしても、大阪だと東京のようには上手にできる自信はありません。
いったいなぜそう思うのでしょうか?
それは東京と大阪では文化が違うからです。
話すテンポも違うし、ボケとツッコミなどがあるなど空気感が東京とは全く違うので、東京と同じようにしても東京とは同じように友達を作れないだろうし、ましてや東京と同じようにお客様の信頼は得られないと思います。
年齢における文化の違いから考える
わたしは2019年現在、20歳の娘がいるわけですから、40代後半です。
そんなわたしが魔法使いさんにお願いして見た目が女子高生に変身させてもらって高校に潜入したとします。
見た目はどこからどう見ても高校生なのですが、話しかけたりすると周りの本物の高校生からちょっと変な人だと思われると思います。
話し方、ノリ、流行りの話し方をしていないからでしょう。
年齢の差にも「文化の差」がありますね。
そうなんです。
話す言語は同じでも文化、空気感、時代、流行・・・などがわからないとコミュニケーションは上手にできないんですね。
そこで言語に続いて、文化のバイリンガルであることも国際人にとって必要になってくると気づきます。
英語が世界中で多く話されていることを事実として考えると、まずは英語圏の文化はある程度知っておくって必須ですよね~
意味のない早期英語教育にしないために→「英語圏にとけ込むことを意識する」が必須
海外にとけ込める子に育てるために意識しておくことってありますか?
海外にとけ込める子に育てる早期英語教育
●小さい頃の留学で海外大好きエッセンスを入れておく(短期でOK)
●小さい頃から海外の番組や映画を見せておく
●ハグをするなど海外文化を家庭でも取り入れる
●パパママも海外かぶれなくらい海外好きでいる
●日頃から洋楽を流しておく
●家庭内をなるべく海外風にしてみる
●英語で読む習慣をつけさせる
※オーディブルでもいい
●海外雑誌をリビングルームなどに自然に置いておく
●英語のニュースやドキュメンタリーや洋画など大人が見るものも自然にかけ流しておく
上記のどこかが欠けていても以下のポイントをおさえておけばOK!
英語圏の文化、映画、音楽が大好き!をずっとキープ
先の話だけど・・・将来、子供が英語圏で暮らすなら必要な要素(英語という言語以外)
歌とダンス
歌とダンス歌って踊れると英語圏の文化に馴染みやすいです。
海外ドラマや洋画を見ていても感じることですが、パーティーなどで歌ったり踊ったりします。
恥ずかしがっていたりするより中に入れる方が友達は作りやすいと思います。
運転能力
英語が得意に住む可能性も高いですよね。 そうなると歌やダンス以上に大事なのは車の運転です。
日本のようにどこに行くにもバスや電車がが充実しているわけではないのが
アメリカやカナダです。
【車がないとお買い物大変!】
お買い物をしても、洗剤もミルクも4リットルとか本当に大きくて少し買っただけでも手で持って帰るのは大変です。
カナダにいた時、大きな登山用のリュックを背負ってしばらくは車のない生活を頑張りましたが腰が痛くなるといけないと思い、中古で車を買いました。
【左ハンドル左側通行】
左ハンドルだし、交通も逆なので最初は慣れなくて初心者レベルみたいな運転になってしまいましたが1ヶ月ほどですぐに慣れました。
日本でしっかり運転できていれば、海外は道路が広いので楽勝です!
早期英語教育をしても意味がなくなってしまう人の特徴
早期英語教育はいいというお話をしてきましたが、意味がなくなってしまう、しなければ良かったんじゃない?っていうことになっちゃう人もいます。
そこ、聞きたいです! せっかく早期英語教育やっても意味がなくなったり、やらない方が良かったみたいになっちゃうのが怖いです。
早期英語教育をやらなければ良かったになる人の特徴
①早期英語教育をやる意味が、子供が何にも努力しなくても英語が出来るようになれば子供はこの先、努力しなくても英語力だけで生きていけると思っている
→幼児期~小学生の「おうち英語」だけでTOEFL100以上にはならない、努力する力を育てておく必要がある
②英語圏の文化の楽しいチャラチャラした部分だけを楽しんでいるだけ
→これは論外だけど意外といる。 ノリノリで楽しくおうち英語をするのは大事だけど、これだけで終わっては残念。
③小学生で英検2級が取れたら満足してそこで終了しちゃう人
→英検のHPに2級が高校卒業程度と書いてあるけど、英検2級じゃ今はMARCHも受からないですよ。 ネイティブなら小5~中2で英検1級なんで・・・2級じゃ小1くらいかな。 そこで終了したら国際人にはなれませんね。
④会話が出来ることで満足して読み書きが出来ず、文章になると文法がぐちゃぐちゃな子を育てちゃう人
→やっぱ会話力でしょ! 文法とか意味ないよね~なんて思っていて、将来文法ぐちゃぐちゃな文しか書けなければ国際的な仕事は絶対無理ですね。 旅英語で終わってしまい残念です。 要するに日本人でも文章力ない、頭悪いでは日本語で会話できてもいい仕事はできないのと一緒です。
そういう人達、多いかも・・・ 要するに努力出来る子に育てて、しっかりTOEFLやIELTSのハイスコアを取れるような子になってもらえればいいってことですね。
はい、ノリノリで楽しく英語圏の文化も吸収して、洋画もたくさん見て英語圏の文化、ノリ、考え方を吸収して、そして英検やその先のTOEFLやIELTSを意識して努力できる子、スコアを取るための勉強ができる子、頭のいい子に育てておけば英語を使って国際的なビジネスができるようになるでしょう。
早期英語教育は意味ない、という人が意味ない人になる時代
日本の英語教育の問題点は英語を学ぶ意味からして間違えていますよね。
成績のため、受験のため、就活のために英語力を上げておくだけで、英語を使ってコミュニケーションをするためじゃなくなっています。
そんな学校教育にこれからの時代を生きる子供の英語教育を任せていいでしょうか?
パソコンの向こう側に海外がある時代を生きる子供達が生きやすいようにしてあげられるのはママパパしかいないと思います。
これからスタートする方へおすすめ記事とYoutube
→おうち英語の始め方:5つのポイントと具体例→嫌がられたら終わるから
→途中で挫折せず、英語力を完成させられるおうち英語の始め方 YouTube
これからの未来で幸せになれる子供を育てるためにも、「早期英語教育」「おうち英語」「バイリンガル教育」必須だと思います。 早期英語教育は意味がないとか、やらない方がいいとか言ってる人は一つ前の時代の人です。 未来を生きる子供の幸せを考えて、楽しみながら「おうちから世界へ!」を目指しましょう!