そもそもバイリンガル教育って・・・みんなどうしてするんだろう? がんばるモチベーションってなんだろう? 日本語が心配だよとか、そんな子育てして大丈夫なの?とか周りも言うし、かといってこれからの時代には必要だと思うし・・・みんなが頑張れる理由って英語のほかにもあるのかな? 日本もいい国だし、英語とかしなくてもいいかな?なんて思ったりもしちゃうんですよね。 頑張っている人の頑張る理由が知りたいな。

そんな疑問の解決の1つとして、世界から見た日本のお話をして、自分自身の頑張っている理由をお伝えします。

それを知ってどういう英語子育てにするかは皆さん次第です。
バイリンガル子育て、英語子育ての答えは1つではないと思います。
色々な視点に立って考えることで皆さんなりの英語子育て、バイリンガル子育ての方針が決まると思います。

✴︎この記事を書いているわたしは、自分はバイリンガルとは言えないけれど20歳になるバイリンガル娘を育てました。
カナダ親子留学4年間において海外での英語子育ても経験しました。
娘は4歳前から8歳前までカナダに滞在、その後、小6まで日本のインターナショナルスクールに通い、中学で始めて日本の学校に通いました。 そこまで頑張れた理由を本記事に綴ってみました。

以下のContents の順番にお話していきます

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Contents

バイリンガル教育の必要性:世界から見た日本を知ろう〜日本語教えない人〜

移民の国、カナダ

皆さんもご存知の通り、カナダは移民の国です。
中国系カナディアン、日系カナディアン、フランス系カナディアンなどなど、色々な国からやってきた人の国、それがカナダです。

カナダというと皆さん、白人の国だと思いますか?
バンクーバーのダウンタウンを歩いてみてください。
賑やかなRobson St. を歩いてみてください。
どちらかというとアジア系の人の方が多いかもって思うくらいアジア人が多いです。

日系カナダ人との出逢い

ちょっとここで、わたしがカナダで出会った人、エピソードをご紹介させてください。

【アジア人少なめの学校で】

娘が通っていたWest Vancouver にある私立の小中高、Collingwood Schoolには日本人はほぼいませんでした。
アジア人はちらほらいらっしゃいました。
ライオンゲートブリッジという橋をダウンタウンから渡るとアジア人は少し減る印象です。

【クラスの保護者のパーティーにて】

そんな学校のクラスの親のパーティーがありました。
夜にクラスの子のお宅(大邸宅)に親と先生が集まって立食パーティーをする、というものでした。

【ヤマガタさんとの出逢い】

わたしは緊張していましたが、クラスにMr. Yamagata という名前の人がいるのを知っていました。
そのパパが日本人なんだと確信していたので、声をかけてみようって楽しみにしていました。

「こんばんは。 はじめまして。 日本から親子留学で来ているんです」
とあいさつをすると、すごく慌てて日本語ができないことをおっしゃられました。
挨拶や簡単なことを聞いたりするくらいはできるけれど、できるかできないかと言われたらできない、あなたと会話までは無理だと言われました。

【彼が日本語ができない理由】

Mr. Yamagataは日本語ができない理由を話してくださいました。
・親が移民してきた理由は日本で幸せになれないと思ったから
・親は日本の男尊女卑が嫌だった
・親は日本の労働時間が長いのが嫌だった
・親は日本の企業が家族の幸せより企業の利益優先だと思っている
・親は日本の嫁姑文化、長男制度などが嫌だった
・親はそんな日本に自分が戻れないように日本語を教えない方針で育てた

わたしは驚きました。
自分の国である日本ですが、このYamagata さんの親御さんは、子供を日本から守るために日本語をあえて教えなかったんだそうです。

【彼自身の今の思い】

Mr. Yamagata が今思っていること
・ビジネスなどに役立つから日本語を教えてほしかった
・日本に住むことはなくても日本について知りたかった
・血筋的に日本人なのに日本語を話せないのは恥ずかしいと思っている

とのことです。

日本語を教えないくらい日本の印象が悪い人がいる

わたしと同い年くらいの男性の親御さんですから、2019年現在、75歳から85歳くらいかなあと思います。
あの時代、男尊女卑も、男女不平等も当たり前といえば当たり前と認識されていた時代の人が、そんな日本を飛び出そうとしたってすごいなあと思いました。

バイリンガル教育を考える時:世界から見た日本を知ろう〜日本の男性の印象〜

怒鳴る・家事しない・育児しない・忙しい

カナダに住んでいる時、娘の発音がいいので、わたしの夫はカナダ人なのか?アメリカ人なのか?などと聞かれることがありました。
日本人だと答えると、
「色々大変なの? 制約がある? 厳しい?」などと聞かれることがありました。
そこでわたしはいつも
「うちの夫は典型的な日本人男性ではないから優しいし手伝ってくれるし問題ない人なの」
と答えると
「あ〜よかったわね。 ラッキーね」
って言われます。

そんなに日本人男性の印象悪いんだ・・・

うちの夫にその話をすると、
「日本人男性の印象ってそんなに悪いんだ」
と驚くと同時に、まあ確かにそう思われても仕方ないような人が多いかもねとも言っていました。

周りを振り返って確かに・・・

わたし自身も、友達のご主人などを見ていて、ありえないって思う人はたくさんたくさん見てきました。
いまだに長男の嫁とか、同居とか・・・

確かにそんな男性がイコール日本人男性なら、うちの娘もなんとかしなくては!
日本脱出しようかな?
なんてふと思ったりもしました。

バイリンガル教育を考える時:世界から見た日本を知ろう〜労働時間と通勤〜

日本の都心の労働者の1日

都心で働く日本人は、朝7時前後の電車に乗り、満員電車に揺られ、会社には8時半くらいには到着します。
そこから普通に7時とか8時まで働くのが一般的だと思います。
会社に着いてから時計が1周するくらい働く・・・
そしてまた1時間前後かけて家に帰る。
帰宅すると夜の9時半くらい。
そこからお風呂プラス夕食が終わると11時くらい。
明日の朝は6時起きだからもう寝なくてはいけない。
子どもとの時間も夫婦で話す時間もなく1日が終わる。

カナダの都心の労働者の1日

車で通勤、または歩きや自転車で通勤という人が多い。
9時前に出勤し、早い会社だと4時くらいには終わる。
遅くても5時には会社を出るという人が多い。
夏はまだスタンレーパークもまだまだ明るく、そこからサイクリングをしたり、ローラーブレイドを楽しんだり、カフェでゆっくりしたり、パークの芝生でのんびり寝そべったりすることができる。
仕事の後もゆっくりできる、という時の流れがある。

特殊な例はあるけれど一般的に

日本でもゆっくり暮らしている人もいると思う。
カナダでも激務の人もいると思う。

ただ一般的にカナダの方が時がゆっくり流れているいのは事実だと思う。

フードコートも5時で閉まったりするところも多い。
7時くらいになると確実に閉まる。

暮らしてみるとわかるが、「家族優先」「プライベート優先」というのは色々なところで感じるのがカナダだった。

バイリンガル教育の必要性:世界から見た日本を知ろう〜いつまでもデート〜

週末のファミレス

カナダのファミレスっぽいレストランは、夜は日本のように明るい照明ではない。
夜はすごく素敵な雰囲気になっているところが多い。
そして40代前後のご夫婦、カップル、50代前後のご夫婦、カップル、60から70代くらいのご夫婦やカップルもたくさんいます。
ご夫婦やカップルで隣同士に座ってすごくいい雰囲気でデートをしている光景をよく見かけます。
日本では絶対にありえない光景だなあと感じました。
いつまでもデートをするのが当たり前の文化って素敵だなあと感じました。

この文化、皆さんにとってはいかがでしょうか?

50-60歳の人の会話に「彼氏・彼女」

わたしがカナダにいた頃はわたしが30代前半の頃です。
もちろん結婚していて娘もいました。
わたしもその頃、自分もいい歳の大人だと思っていました。

そんな時、娘のプリスクールで働いているスタッフと話すことがありました。
となりに男性がいたのでちらっと見ると
「あ、紹介するわ。 わたしのボーイフレンドよ」
と言われて驚きました。
彼女は60前後くらいの女性で、あの頃の自分の母親くらいの人だったからです。
わたしが驚いているいことにも気付かず、そのボーイフレンド、彼氏は彼女の肩を抱いて微笑みました。
すごく幸せそうだったので、わたしも即座に驚きの感情からほっこりした気持ちになりました。

いくつになっても恋愛をしていい、それを恥ずかしいとか思っていない国なんだって驚くと同時に素敵だなあと感じました。

皆さんはどう思われますか?

金曜日か土曜日はベビーシッター活躍

ベビーシッターが身近なカナダの人たちは、小さなお子さんがいても、金曜日とか土曜日には夫婦でデートをします。
お風呂に入れたり、寝かしつけたりをベビーシッターにお願いして、ご夫婦はデートに出かけます。
彼らの考え方は、夫婦あっての子ども、ということなんだと思います。
わたしはその考えにすごく共感しました。
日本にはないなあと・・・
そんなことすると、年齢が上の人たちから非難されるのが日本かなって感じます。

皆さんはベビーシッターに預けて夫婦でデート・・・
いかが思われますか?

川の字、あり得ない

カナダの人に、日本は家族で川の字になって寝るということを説明すると
「あり得ない、夫婦はどうやって夫婦でいられるの?」
と驚いたように聞かれました。
たしかに・・・

我が家も川の字はやったことはありません。
どちらかが寝かしつけて、、そのままってことはあっても、子どもの部屋と夫婦の部屋は別々でした。
しかし日本ではそれを非難する声もあの時代ありました。
今でもありますかね?

これも賛否両論だと思います。
皆さんはいかがお考えですか?

パパ ママと呼び合うこと あり得ない

日本は夫婦でパパママと呼び合うこともよくあることだと話すと
「そんな風に呼んだり呼ばれたりして、相手を異性だと思うことができるの?」と聞かれ・・・たしかにって思いました。
我が家はそう呼び合っていない理由もカナダ人と同じです。

パパママがあったかくていい、っていう考えもありだと思います。
皆さんはいかがでしょうか?

いつまでも恋人の利点と不利点

カナダ人はいつまでも夫婦もデートをしていい関係でいようとしているのは良いことです。
しかし恋愛感情がなくなると離婚するから離婚率も高いと思います。

どちらが良いか?
それは人それぞれ思うところはあると思います。

まだまだこの時代でも子どもの面倒見ない、家事しない、自分のこともしない
なんて日本人男子が多いと聞くと・・・
カナダの方がいいかな?なんて思います。

皆さんはいかがでしょうか?

バイリンガル教育の必要性:世界から見た日本を知ろう〜我が家の場合〜

カナダに行く前

とにかくいずれ日本の幼稚園、小学校に行かせる予定だったので、それまでに英語をできる限り完璧にしておきたかったので、日本語からかなり遠ざけていました。

【我が家の日本語から避難事情】
・娘が起きている時に日本のテレビはつけない
・娘が起きている時は英語の映像や音声しかかけない
・娘には英語でしか話しかけない
・公園にはたくさん人がいない時に行く
・公園でのみ日本語を仕方ない時は使う
・娘はほとんど日本語はできない、話せない状態

カナダに行ってから

【英語と日本語のバランス】

カナダに行ってからもしばらくはPre schoolに慣れるまでは英語のみにしていました。
途中からあまりに娘が英語しか話さないので、わたしは日本語を話すように徐々に変えていきました。
娘は突然わたしが日本語なのですごく嫌がりました。
しかし同い年の友達みたいに日本語で話しかけてみるようにしました。
不思議にもすぐに慣れて聞き取りはパーフェクトにできるようになりました。
いくら日本語で話しかけても英語で返ってきますが、構わずわたしは日本語で話しかけ続けました。いずれ日本の学校ってわかっていたので日本語はさほど心配していませんでした。

【ひらがな、カタカナ】

途中からいい子に日本語の練習したらこれをしてあげよう〜!
なんてご褒美付きにしてひらがな、カタカナ、漢字ドリルなどをやらせ始めました。 時に嫌がりましたが、基本的には楽しんでやってくれました。

【日本語させていいか?不安に】

先程お話したMr. Yamagata の話や、カナダの文化と日本の文化の違いを感じていたので、日本語ができないならできないでいいやってどこかで思っている自分もいました。

日本の国土の大きさ、日本語を話す人口、英語圏の国土、英語を話す人口などを考えて、どちらか1言語なら英語だろう、くらいに思っていたわたしがいました。

帰国後インターに入れた理由

これだけ英語がペラペラになって、日本語が危うい状態なのに、まだ日本語をたくさん入れ込むことを怖がっているわたしがいました。
日本に帰国して日本の学校に入れたら、一気に英語を忘れるんじゃないか?
と怖くてたまりませんでした。

娘ももちろん「日本語の学校には行かせないで」と言っていたので、帰国後は学費が高いのでかなり迷いましたが、インターナショナルスクールに通わせました。

日本のインターの子たちは日本語が流暢でした。
娘は苦手だったので、日本人より外国の子たちと仲良くなりました。
その点も「娘は日本語苦手でよかった〜」と思っていました。

いつまでも娘が日本語が苦手な方がいいかもなんて、どこかで思っているわたしがいました。
自分も日本人なのに、変わっていますよね?
変人だと思います。

中学から日本の学校に

【日本語を話す、聞くは一瞬でマスター】

インターの学費が高いと言う理由もかなりあり、娘の日本語が心配になったこともあり、娘も希望していたこともあり、日本の中学に行かせました。
読み書きは多少苦労しましたが、話す、聞くはもう3ヶ月くらいで完璧と言えるほどになりました。
やはり日本人が日本の環境にはいれば一発だ!
やっぱり心配なんてしなくてよかった〜
と思いました。

【日本語を読む、書くは苦労】

日本語を読む、書くは苦労しましたが、わたしが日本人なので、ネイティブの中学レベルの英語を教えるよりは、日本人のわたしにとって、日本人の中学レベルの国語、歴史、理科などを教えることは楽勝だったのでなんとかなりました。

親がネイティブの言語を後から教えるのは親が教えられるからコスパいい

我が家はこれでよかった

【2言語「簡単に」マスターは無理】

バイリンガルって、どちらの言語もすんなりマスターってないと思います。
どちらかの言語はある程度「学ぶ」という気持ちにならないとマスターできないと思います。

【あとから学ぶ言語は親の言語だと楽だと思う】

もし中学からカナダで、カナダ人の中学レベルの英語を娘に教えなければいけないとなると、無理だったと思います。
本人が勝手についていけるかというと、中学レベルに本人をただ環境に入れて自然についていけるかというとかなり難しいと思います。

ただ、日本の学校についていくのをフォローする親が日本人なので、勉強も見てあげるし、先生とのコミュニケーションも日本人同士バッチリ取れます。
だからなんとかなったなと思います。

バイリンガル教育を考える時:世界から見た日本を知ろう〜まとめ〜

あえてまとめないまとめ

今回、「まとめ」と言ってもあえてまとめません。

というのも、バイリンガル教育に1つの答えはないと常々言っていますが、本当にそう思うからです。

・幼児英語教育なしでバイリンガルになる人もいる
・幼児英語教育をふんわりやっただけだけれどバイリンガルになる人もいる
・幼児英語教育をかなり英語寄りにしても日本語もできるようになる人もいる
・その他いろいろ

世界から見た日本を知った上で子育て

【世界から見た日本】

世界から見られている日本のイメージを本記事でお伝えしてきました。
間違えていることもあるかもしれないけれど、図星、当たりっていうことも多いですよね。
ずっと住んでいるから気づかないけれど、かなり「まずい」「やばい」状況になっているものもありますね。

当たり前になっているけれど、当たり前にしておいていいのか?
って考えさせられることも多々あります。

日本のいいところも日本人だからたくさん知ってるけど…
これからの日本はどうなるんだろう?
と考えることも、英語子育て、バイリンガル子育てには必要なのかもしれない、と思います。

【わたし自身、女の子の母として】

わたし自身、女の子の親なので思うことがあります。

・大切にしてくれる男性と出会ってほしい
・女性が働きやすい社会で生きていってほしい
・何歳になっても輝いて楽しくいてほしい

などなど思うことがあります。

【最後は子ども自身が選ぶ】

娘は中高と日本にどっぷりだったので、日本文化はしっかり見ています。
カナダは小さい頃だったのでわからなかったと思いますが、20歳になる今、カナダで暮らしています。
彼女が今後、どう思うかは彼女しだいです。

日本か海外か、選べる子に育ててよかったと言うのが今の結論です。

バイリンガル教育の必要性をいかが思われますか?

世間体を気にしていても子育てなんかできないと思います。 特に英語子育てなんてそもそも一般的に当たり前ではないから、当たり前ではない情報も取っていくこと、大切かなあと思います。

我が家は「変わり者」でした。
でもそれがいいと信じて突き進んでいました。
今でもそれが唯一の答えだなんて思っていません。
でも、その時、その時、わたしは「これだ」と信じた道を行きました。

この記事を読んで、皆さんなりの「これだ!」を見つける何かの材料になれば嬉しいです。

世間からどう言われても、周りから何を言われても、
お子さんにとっての「これだ!」という英語子育て、バイリンガル子育てをお楽しみください♪♪


バイリンガル子育てに関する記事をいくつか載せておきます。
参考になさってみてください。

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