おうち英語でバイリンガルキッズを育てられるのか【親の覚悟の問題】

おうち英語で子供をバイリンガルにさせられるのか？

そんな疑問を持ちながら
・おうち英語をするか迷っていたり
・おうち英語しつつ不安だったりする方に
おすすめの記事になっています。

・親がこういう考えだとバイリンガルに育てられない
・親がこういう考えだとバイリンガルに育てられる
・何歳までにこれくらいの英語力にさせておくくらい頑張ると後がラクになる
というお話をします。

結論は
✔親が子供をバイリンガルに育てようと思っていて
✔バイリンガルとはどのレベルなのかの基準を間違えていなくて
✔大変だとわかっても覚悟を決めてスタートしていれば
子供はバイリンガルになれます！

親がおうち英語をはじめた理由によってバイリンガルになれるかなれないかが決まります。

サクっと2分くらいで読めると思うので
・おうち英語をしようかな？
・我が家のおうち英語は大丈夫かな？
と思っている方はぜひ読んでみてください。

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Contents

1 おうち英語でバイリンガルキッズを育てられない親の特徴－バイリンガルどころか英語が不得意になる
2 おうち英語でバイリンガルキッズを育てた親の特徴―バイリンガルとは？を理解し覚悟し環境を与えてる
3 おうち英語でこの英語力まで持っていけたら確かにその後がラク、という英語力とは？－とはいえラクしたいから

おうち英語でバイリンガルキッズを育てられない親の特徴－バイリンガルどころか英語が不得意になる

以下のようなゴールだとバイリンガルになれないどころか、得意科目に英語が入らない可能性さえあります。

・学校でラクに英語の好成績を取れるかな？
・受験をラクに乗り越えられるかな？
・英語できると就活でラクなんじゃないかな？

そう、子供に「ラク」をさせようという理由でスタートするおうち英語は失敗に終わります。

その理由は

✔ラクして生きていこうとする子が育ち
✔自然に覚えた英単語以外を覚える努力をせず
✔自然に話せるようになった会話文以上の構文を覚える努力をせず
✔英文法も自然習得した基礎を超える努力をせず
✔英語の授業をバカにしてしまい英語学習の努力せず
✔気づいたら英語の成績も悪くなり
✔おうち英語をしていない子に英語力は抜かされ
✔おうち英語をしたのに・・・「残念」な結果になるから

・子供にラクをさせよう
・今やっておけば後がラク

という考えは付属校に入れる感覚とも似ていて、付属校から〇〇大学と大学受験して〇〇大学では、同じ〇〇大学の大学生でも学力や英語力の差がものすごくあり、社会に出てからリストラにあったり、自信を持てなかったりと、ラクどころか厳しい未来が待っていたりします。

それと同様に英語もラクをさせようと思ったり、親が後からラクをしたいと思っているとより大変なことになります。

おうち英語でバイリンガルキッズを育てた親の特徴―バイリンガルとは？を理解し覚悟し環境を与えてる

親が以下のような思考でおうち英語をしていると子供はバイリンガルになれます。

【バイリンガルキッズを育てる親の思考】

✔バイリンガルって子供レベルの会話が出来る程度じゃバイリンガルじゃないよな
✔バイリンガルって両言語で新聞が読めて
✔バイリンガルって両言語でプレゼンが出来て
✔バイリンガルって両言語のお笑いで笑えて
✔バイリンガルって両言語でジョークが言えて
✔バイリンガルってどちらの国の文化も理解していて
✔バイリンガルって両言語でどんな映画も理解して笑えて泣けて
✔バイリンガルって両言語で大人の様々な本が読めて
✔バイリンガルって両言語でエッセイや論文が書けて
✔バイリンガルって両言語で大人と失礼なく話せて
✔バイリンガルって両言語で人を説得したり納得させたりできて
✔バイリンガルって両言語で人を感動させたり感謝を伝えたりできて
✔バイリンガルって両言語で生物、歴史、科学、政治、芸術、化学、数学の教科書が読めて理解して
✔おうち英語のゴールが英検準１とかTOEIC900点以上とかくらいだとショボすぎだな、やっぱり留学出来る資格のTOEFLiBT100以上やIELTS7.5以上のハイスコアを取らせないとな
✔最終段階では本人努力も必須だから努力できる子に育てておかないとな
✔頭のいい子に育てないと知的レベルの高い言語能力はつかないな
✔バイリンガルって道のり長いし奥が深くて大変そうだなあ
✔とはいえ、おうち英語やるからには最後まで支えてあげたいな

でもこんなふうに思っているだけでは子供は育ちません。

そうするためにはどうするべきかを
考えて、選んで、実行することができる親で有り続けることが必要になります。

・高い英語力まで持っていくにはどういう環境をいつ、どのように与えたらいいのか？
・頭の良い子を育てるためにどういう環境を与えようか？
・異文化にとけ込める子にさせるにはどんな環境をいつ与えようか？

そう、大切なのは「環境」

おうち英語だけでなく、子供は環境が育ててくれることがほとんどです。

・楽しい家庭環境
・英語が常に流れている環境
・英語を話す相手がいる環境
・頭のいい子が周りにいる環境
・努力できる子が周りにいる環境
・頑張らせてくれる環境
・ネイティブの人と話せる環境
・英語が当たり前の環境
・英語が好きな人が周りにいる環境
・英語圏の環境
・高い英語力(TOEFLやIELTSのハイスコア）を目指す仲間がいる環境
などなど

その工夫をし続けていれば子供はバイリンガルになれます。

おうち英語でこの英語力まで持っていけたら確かにその後がラク、という英語力とは？－とはいえラクしたいから

我が家の場合のおうち英語→バイリンガル

このくらいの英語力をこのくらいまでにおうち英語で持っていってあげたら中高生の間の英語の勉強はラクだよ、という基準は確かにあると思います。

娘は中高で英語の塾にかかったお金は普通の人よりかなり安いと思います。
中学3年間で50万くらいで、高校3年間では海外大学の英文エッセイを見てもらった時に個別指導に30万支払ったのみ。

その理由は
・小２で英検2級
・小５で英検準1級
・小６でTOEIC920
・中３で英検1級
・高２でTOEFL106, IELTS8.0（英語学習塾なしで）

我が家は小学校卒業まででいわゆる「おうち英語」は終わった感じがします。

小学校卒業までにハイレベルな英語4技能能力にプラスして努力できる子にさせていたことがカギになったなあと思います。
もう一つは洋楽で踊るダンススクールに通っていたので英語圏の音楽や映画などが大好きになったので、強制しなくても勝手に洋画や洋楽に触れ続けてくれたのもポイントだったと思います。

おうち英語からまあまあラクにバイリンガルに育てる流れとは？

おうち英語をしていたから中高の英語は楽勝だった！
にして本物のバイリンガルにするには・・・
具体的にはどうしたらよいか？
私なりの考えをお伝えします。

私の考えは以下の４つの観点から成り立っています。
✔英語力向上の観点
✔努力する人になる観点
✔文化理解の観点
✔英語を嫌いにさせないという観点

では小学校編、中学校編、高校編の順番でお伝えしていきます。

うちの子まだ0歳なんだけど・・・
という方はこちらの記事をどうぞ
→バイリンガル教育の効果－5歳まで仕込み＋5年洋画見たら驚き効果

小学校編－扱いやすい時期に出来るだけ仕上げ、扱いにくい時期に入る前に英語好きにさせておこう

・小学校低学年までに中学レベルの文法を使って様々なことが話せる、書ける
・小学校低学年までに英検2級
・小学校の間に英検準1級
・小学校高学年でハリーポッターの本が普通に読める
・小学校高学年までに大人の映画（子供が見てOKなもの）は全て英語で理解できる
・小学校高学年までに英語で日本語と同レベルの文章が書ける
・日本食以外の食事も食べ慣れさせておいて海外対応OKの子に育てる
・洋楽でダンスを教えているダンス教室などあれば通わせて英語圏対応能力をつける
・塾など英語以外に努力させられる環境、ある意味厳しい環境に入れて努力できる子にさせる

※参考記事
おうち英語キッズの英検・英語資格－いつまでにどのくらい？
おうち英語に挫折するポイント10選【挫折しないために知っておこう】

中学校編―扱いにくい時期は強制力のある環境とカッコよさがカギ

・興味のない分野の英語の文章を強制的に読まされる環境を与える
（伝記、化学、歴史、生物、天文学、政治、経済など）
・帰国子女など英語ができる子が周りにいる塾に入れて競わせる
・中学の間に英検1級
・英語圏の憧れの人を作り（俳優、歌手、インスタグラマー、YouTuberなど）英語圏の文化に興味を持たせ好きにさせる

おうち英語の総仕上げの高校編－この時期にハイスコア取れたらおうち英語大成功！　コツは大学受験や留学を目指すこと

・英語4技能が大学受験に必要ですが、その際の資格をTOEFLかIELTSにしてハイスコアを狙わせる
・TOEFL iBT100以上、IELTS7.5以上を狙うハイレベルな仲間がいる環境を与える
・高校で留学させても良い（交換留学など）
・英語で授業の国内大学学部を目指してみるのもいい
・海外大学を目指してみるのもいい
・TOEFL iBT100以上、IELTS7.5以上あれば大学受験の英語は楽勝なので早めに取得させてしまう
・偏差値高くても留学行けないし、履歴書にも書けないけど、TOEFLやIELTSのスコアなら留学行けるし履歴書にも書けると伝えて頑張らせる
・TOEFLやIELTSのハイスコアがあれば大学で交換留学が出来るという情報を与えて頑張らせるのもいい
・大学受験も就活も社会に出てからも英語力がキーになることを常々伝える

※参考記事
国内国際系学部（英語で授業の大学学部）ほぼ全て紹介

要するに、ゴールがTOEICや英検準1級とかじゃなく、TOEFLやIELTSのハイスコアに到達すれば日本人としては相当英語が出来る人になるのでおうち英語をやった意味があります。

TOEICは満点でも英語力が高いとは言えないので注意が必要です。

そのあたりを念頭に置いて、しっかりと英語力の成功地点に導いてあげることが、お子さんの人生の視野を広げる最高のギフトとなるので愛を持って色々工夫してあげてください。

反抗されたり、嫌がられたり、色々ありますが・・・
英語ができるというギフトはあった方が子供は幸せになる、ということは親だけが知っている事実です。

その時々の子供のわがままな言葉、意見に振り回されず、ブレずに、人生の幅を日本だけでなく世界に広げる英語力というギフトを与えてあげてください。

嫌がっても、反抗しても、なんとか工夫してバイリンガルまで導いてあげるぞ！
という覚悟を持っておうち英語をしていくとバイリンガルに育てられると思います。