バイリンガル教育に成功するママの特徴ってどんな感じでしょうか? どういうママになれば子供をバイリンガルにさせられますか?
結論から言うと二重人格だと成功します。
●超カジュアルな明るい性格でパワーがあって若々しい
●教育熱心で真面目
この両方が必要だと思います。
なぜなら・・・
【超カジュアルママ】
カッコいい雰囲気の家庭が作れるので、日本で「おうち英語」をしていればママが家で作り出す英語の世界がカッコいいと感じるので楽しく英語を習得できます。 特に小学高学年〜中高生くらいは、かっこよくないと家離れしちゃうし、英語も好きじゃなくなってしまう傾向があります。
※海外に住んでいて「おうちを日本語」をしれいればママが話す日本語がカッコいいと感じるので習得したくなります。
【教育熱心ママ】
両言語で読み書きレベルを中高生レベルに導いていく段階は、ただただ楽しく自然習得は無理です。 弱い言語を強い言語に追いつかせることも必要ですし、強いと思っている言語も1言語だけの子よりは弱かったりします。 そのためその時期(中高生の時期)を超えて行かせるには「努力する力」「達成する力」を育てられる教育ママじゃないと難しいです。
【この記事を読むメリット】
●超カジュアルママがバイリンガル教育にいい理由がわかる
●教育熱心ママがバイリンガル教育に良い理由がわかる
●両者のバランスがある二重人格であることが必要なことがわかる
●後発でスタート(中高生からのバイリンガル教育)の場合は教育ママ要素が強い方がいいのがわかる
この記事を書いている私は、娘のバイリンガル教育をある程度は成功した方だと思います。 偏差値70前後の高校の成績が5段階で4.5なので日本語もわりと問題なく育ったと思います。 英語はTOEFL iBT106, IELTS8.0, 英検1級 を中3で取得しているので英語もまあ問題はない方だと思います。 両言語のお笑い番組で笑えて、両言語のニュースや新聞が理解できることをゴールにしてきましたが、まあ達成できたかなと思っています。 私自身は性格的に超カジュアル人間で教育熱心で上品ママ要素はほぼないんですが、子供の行きたい大学に合格させるために学校の成績+英語スコアが必要だったので、13歳〜18歳の5年間は「教育ママ」を頑張った感じです。
結論はこれでほぼ以上なのですが、もう少しそれぞれがなぜ必要なのかを深掘りしていきます。
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Contents
バイリンガル教育に成功するためになぜ超カジュアルママ?
超カジュアルでカッコいいママの子が英語が上手になるという傾向があります。
雰囲気や見た目が昔風のママだと、子供はママの言ってることや意見やアドバイスが「古い」「過去のもの」と捉えてしまいがちです。 英語がいつまでも「教材」「教育」「やらされる」という感じに子供が思ってしまうので10歳以上の子が英語の魅力をわからないまま嫌いになっちゃうことが多いかなあと思います。
でもママがカッコいいとそれだけで「聞く耳を持つ」ようになります。 なぜなら周りと比べてうちのママはカッコいい、うちはおしゃれだ、と思うと「この人についていけば将来はカッコいいかも」と思うからです。 英語なんて特に「かっこいい」「憧れ」の気持ちが10歳以上の子供の英語力を伸ばします。 例外はあるにせよ、周りを見ていてそういう傾向はあると思います。
理由 1:ダサいものを信用しない・憧れない・目指さない傾向
乳幼児の頃はどんなママでも英語をかけていれば聞くし見るんですが、「ダサい」「カッコいい」の区別がつくくらいの10歳前後の頃から、ダサいものを信用しない、憧れない、目指さないという傾向が出てくるからです。
理由 2:洋楽を聴ける雰囲気がある家が英語が伸びる傾向
英語を続けさせる最大のコツは「好きにさせること」です。
とはいえ、「学問としての英語」を好きにさせるのは大変です。
でも英語圏の文化、歌、映画などのファンにさせちゃえばものすごくラクです。
そういう雰囲気のママでそういう雰囲気の家庭を作っていると自然に子供も好きになる傾向があります。
じゃあ英語子育てしていない人でも洋楽ファンなら英語伸びる?
答えはYESであることが多いです。
英語は小さい頃から英語子育てをしていなくても、洋楽が好き、洋画が好き、海外に憧れる人は後から頑張っても英語が相当伸びたりします。
つまり逆、小さい頃、「教育としての英語」をさせていても、「カッコいい英語」がその後に続かないと嫌いになって途中で英語の伸びが遅くなってしまいます。 しかし大学受験でも就活でも英語力が必要になるのでイヤイヤまた再開しますが、英語子育てをしてもらった良さはほぼ消えて、一からやり直しになってしまう傾向があります。 (もったいない!)
日本の学校や日本の流行りのワールド VS 英語ワールド
一番カジュアルママ要素が求められるのは10歳前後です。
【住んでると強い日本ワールド】
学校のお友達との会話はもちろん日本語。 そして日本のアイドルやミュージシャンが好きになったり、漫画やアニメが好きになって、日本語で子供だけの世界が広がり始めます。 そうなると、おうち英語やってた世界より、友達と広がり始める日本語の世界が楽しくて仕方なくなりますし、その日本語の世界が今風でカッコいいと感じ始めます。
【負けるな英語ワールド】
一番難しい、小学3〜4年から中高生までの英語子育てをうまく越えていくには、その年齢が大好きな「カッコよさ」をお家で表現しつつ、子供に「うちのママはイケてる」と思われることが大切だったりします。 「我が家は英語ができる」っていうことがカッコいいと思ってくれたら大成功!
でも・・・そういうチャラいママの子ってバカが多くないですか? そんなママを持った子が英語ができて頭もいい子に育ちますか?
はい! だから冒頭でもお伝えしているように、その要素にプラスして「教育熱心ママ要素」も必要です。
次のChapterを読み進めてみましょう!
バイリンガル教育に成功するためになぜ教育熱心ママ?
ノリとカッコよさだけじゃバイリンガルには導けない
英語力も日本語力もある程度の完成レベルまで持っていくには、「ノリの良さ」や「カッコよさ」だけでは無理です。 教育熱心でコーチングスキルがあるママじゃないと難しいです。
日常会話だけなら楽しくノリよくカッコよく習得可能
日常会話だけであれば、自然習得は可能です。 なぜなら文字通り、日常で会話しているだけで単語も構文も覚えられるし、すぐに真似っこ(再現)可能なので、すぐに自分のものにしていきやすいからです。
両言語で新聞が読めて小論が書けてプレゼンが出来るレベルまで自然習得は無理
本当のバイリンガル、つまり両言語で新聞が読めて、小論が書けて、プレゼンが出来るレベルに導くにはノリやかっこ良さだけでは無理です。
なぜなら日常では使わないような単語、会話では使わない言い回し、文章構成などを学ばないといけないし、その分野にまつわる情報、知識をそれぞれの言語で知っている必要があるです。 そういった単語も構文も「生活」しているだけでは身に付かず、「学習」しなければならないから、超カジュアルママ要素だけでは無理で、「教育ママ要素」が必要になります。
ニュースやドキュメンタリーを見せたり本を読んであげていたら自然習得できるんじゃないの?
ニュースやドキュメンタリー、本などを自然に見せたり、読んであげたりしていたら、かなり言語完成の助けにはなると思います。 しかしそれだけでは足りません。
なぜなら受け身で知識を吸収することは親が作る環境で自然習得できても、自ら「活字を読み、考え、持っている情報や経験から自ら考え、活字で自分の意見を相手がわかるように伝える」という段階は能動的な学習の仕方や生き方をしていない限り難しいからです。
日本語は自然習得するけど日本人全員が頭良くないのと同じ
日本語1ヶ国語だけで子育てしていた場合、ただただ生活させていただけで日本語で新聞読めて、日本語で小論文上手に書けて、日本語でプレゼンまで上手にできるようになりますか? 答えはNOですよね。 英語も同じで、ただただ英語で「子」育てしているだけでは「新聞読めて、論文書けて、プレゼンできる」というレベルまでは無理です。
たしかに!! 日本語でただ子育てしていても頭良くなる保証はない・・・ってことは英語子育てしているだけじゃ、バカなアメリカ人を育てているようなもの?
そうですね。 でもバカなアメリカ人より半端な英語だと手に負えませんよね。
たしかに!! 両言語である程度、頭がいい子に育てるにはどうしたらいいですか?
もう少し読み進めてみてください。 次のChapterに質問の答えがあります。
⬇️
バイリンガル教育に成功するママの特徴は【超カジュアル+教育熱心ママ】2つ必要
両言語で新聞読めて小論書けてプレゼンできるまで
以下のことがバイリンガルキッズを育てるために必要だと思います。
理由とともに書いてみたので参考にしてみてください。
【環境を与える】
良い学習環境に入れて良い影響を与えてくれる人に出会わせてあげる
⇨学校や塾や留学(超短期・短期・長期)
【努力して達成する力を育てる】
学習習慣を身につけさせる⇨日々のテストなどを乗り越えさせる
【言語のバランス】
学校で公用語としている言語以外の言語の習得に力を入れる
(アメリカに住んでいるなら日本語、日本に住んでいるなら英語)
【学習して能力をつけた後の未来を見せる】
学習する楽しさ、意味を理解させて、頑張った後に自分が望む未来があるんだと気づくところに導いてあげる
⇨日頃の会話・映画・読書・影響を与えてくれる人との出逢いなど
【子供の感覚を活用する】
それぞれの言語で好きな俳優、女優、歌手などがいる
上記をもう少し深掘りしてみましょう〜
⬇️
環境+努力と達成
⇨教育熱心ママ要素の出番
両言語で優秀な高校や大学に合格できるレベルに導く環境(塾など)を探したり、良い学習習慣を身につけさせたり、良きアドバイザーを探してあげるなどなどは教育熱心ママ要素がないとできませんね。
言語のバランス+学習の未来を見せる+子供の感覚利用
⇨超カジュアルママの出番
学校で話される日本語パワーに英語も負けないためには超カジュアルママ要素が必要で、学習の未来が子供にとって楽しいものなんだとわからせるためにも超カジュアルなクールママ要素が必要です。
またそれぞれの言語で好きな映画や歌やドラマなどを親子でいっしょに楽しむには超カジュアルママ要素が必要だと思います。
両方のママの特徴をバランスよく持っている人って、オンオフがはっきりしている外国人のような人ですよね。 これからは昭和時代のママより平成時代以降のママが増えるわけだから、ド真面目で超保守的みたいな人は減っていくだろうから問題はなさそうですよね〜
中高生から突然、英語を頑張りたい、バイリンガルになりたいって言われた場合はどうでしょうか?
それについては次のChapterで解説していきます。
中高生以降からのバイリンガル教育には「教育熱心ママ」要素が強い方がいい
中高生から突然、バイリンガル教育をスタートしたなら教育熱心ママ要素必須
将来は国際的に活躍したいから英語で授業の大学に行きたいな〜 上智大学国際教養学部とか早稲田大学国際教養学部とかに行きたいな! ・・・でも帰国子女じゃないし、小さい頃から英語をしてたわけじゃないし、ママ、どうしたらいいの?
こういう場合でも高2の春か秋に準1級が取れて、その後にTOEFL やSATを学ぶいい塾などに通わせて、本人が真剣に頑張れば間に合うことが多いです。
参考記事
⬇️
英検2級からのTOEFLの勉強法【はじめの一歩を確実に踏み出す方法】
英文法の必要性:バカにしていて大丈夫?
国内国際系学部(英語で授業)AO入試出願へのロードマップ
とはいえ、「努力できる高校生」に育てていないと無理です。 「憧れ」「ノリ」だけでTOEFLやSATのハイスコアは取れませんし、英語で授業の大学も海外の大学も高い学校成績が求められます。 だから「努力家」に育てておく必要があります。
子供のタイプによっては超カジュアルママも必要
だったら教育熱心ママ要素だけでいいんじゃないんですか? カジュアルママ要素も必要ですか?
子供の性格によります。 超真面目な子が英語で授業の大学や海外大学を目指す場合はいいんですが、チャラっとした子が「ノリ」で言っている場合は、カジュアルママが努力させないと難しいです。
言ってる意味わかりますかね?
子供だけがスーパー今風で、昔風のママから「英語の授業の大学に行くならTOEFLとかSATとか頑張らないとダメなのよ!」って言われても聞く耳持たないことが多いんです。
以下の会話を見ていただくとわかるかもしれません。
⬇️
英語で授業の大学ってね、TOEFL とかSATとかの高いスコアが必要だし、学校の成績だってすごく重要だって聞いたよ! それなのにYouTubeとか海外ドラマばっかり見てても合格なんかしないよ! さっさと勉強しなさい!
ママになんか海外のことなんかわかるはずないのに、ホントにウザい! 私は洋楽も大好きだし、ノリも海外だし、国際人になれるんだもん!
中高生は一筋縄ではいかないので、ママが言う言葉の内容に子供が思い描く未来が見える雰囲気であれば伝わる・・・ということが多いです。
自分は真面目な性格なんで、子供とは真逆で、なかなか私の言葉は伝わりません。 どうしたらいいですか?
それならTOEFL やSATを習う塾などの先生や担当の言葉がお子さんに伝われば大丈夫です。 担当者にお子さんの特徴や日頃の様子をそっと教えておいて、ママの言葉をその方に代弁してもらえばOKです。
なるほど! それならできそうです!
それでは今回は以上です。
要するにママがいい意味の二重人格だとうまくいきます。
子育ても夫婦関係も、物事がうまくいくために適切なキャラを演じつつ、自分や周りが望む方向に物事を導いちゃえば人生思うがままで自由になれる気がしています。
人生一度きりなんで、二重人格を楽しんだら楽しさ倍増!!
ママも二重人格を楽しみつつ、未来を生きる子供たちに2言語スキルをギフトしてバイリンガル教育を成功させちゃいましょう!
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