バイリンガル教育って、日本語と英語を同時に教えていくってこと? 小さい頃にスタートすれば簡単にバイリンガルになれちゃうってことですか? でもお友達の話を聞くと、途中で挫折したとか、難しいとか言う人もいっぱいいます。 なんとか子供の視野を日本だけじゃなくて世界に広げてあげたいのですが、簡単にバイリンガルにさせられますか?

結論から言ってしまうと、バイリンガル教育は赤ちゃんの頃からやれば簡単に日本語と英語を同時に覚えていくというのはウソです。 片親がネイティブとかでも難しいです。 親の愛と忍耐、そして親子の努力があれば大丈夫です。  要するにかなり難しいってことですが、頑張ればその先の未来は最高です!

この記事を書いている私は自分自身と夫は帰国子女でもバイリンガルでもないけど娘が0歳から20歳まで言語と文化のバイリンガルを意識して20歳になるバイリンガル娘を育てました。(2019年現在)
両言語で新聞が読める、良い成績が取れる、両文化に馴染めるをゴールとして娘と過ごしてきました。 子育て歴20年の中で、数多くのバイリンガル失敗体験、成功体験見ているので、自分の子以外の経験、体験も交えてお伝えします。

どうしても子供が生きる未来を日本だけじゃなく世界に広げてあげたいっていうママパパは、じっくりお読みいただけたらと思います。 以下のContentsの通りにお話していきます

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バイリンガル教育は難しい:記事の信頼性

娘のバイリンガル教育ストーリー

●0歳から6歳くらいまで:9割くらい英語だけ
(わたしと夫の会話を聞いていただろう程度の日本語)


●7歳から12歳:英語は会話プラス読み書きまで、日本語は会話のみ
(インターナショナルスクールだったため)


●13歳から15歳:日本の公立中にて日本語で苦労するが英検1級取得
(この時期にバイリンガルと言える第一歩、日本語が読めて書けるように)


●16歳から18歳:TOEFL iBT106, IELTS8.0を取得、日本の学校で5段階で4.5取得、日本の学校の勉強に不自由なしとなったが、英語は現地高校生より遅れているはず


●18歳から20歳:カナダの大学へ(今も)1年目は勉強大変だったが2年目から慣れてきたという

今もまだ社会人にさえなっていないので完全なバイリンガルかというとおそらく違うが、ここまでを振り返っても、同時進行ではなく、その時々に苦労をしているのがわかっていただけるはず。

筆者はどんな人?

【親が英語できる=子供もできる、ではない】
・英語得意な人
・片親が外国人
→子供がバイリンガル
ではないと思っています。

【この記事の筆者の英語力は?】
・英語は教科として得意でも
・言語としては得意ではない
・ちょい上級旅行者程度?
・英語圏でギリ生きていける程度かな?

【じゃあ何が得意なの?】
・自信をつけてあげるコーチング力
・未来に希望と夢を見せてあげる力
かな? たぶん・・・

上記を深掘りしつつ、「バイリンガル教育で成果を出せる人」について解説していきます。

バイリンガル教育は難しい:成果を出せる人は、英語がペラペラな親?

【こんな人】

親が外国人でも、ハーフみたいな顔をしていても、バイリンガルになっていないという子どもを、子育て歴20年でたくさん見てきました。

【あんな人】

両親ともに日本人なのに、インターナショナルスクールに入れた後に日本語がほとんどできなくなった、という日本人の子たちもたくさん見ています。

【こんな人も】

と同時に、どのような親であれ、バイリンガルに立派に育っている子たちもいっぱい見ています。

バイリンガル成功前提条件:みなさん、圧倒的に努力している

成果を出している人は、基本的に努力家です。

包み隠さずに話すと、わたしも努力家です。 自分に英語力がないことをわかっていたし、周りに英語力がある人、片親がアメリカ人という人をたくさん見てきたので、普通の人より頑張らないと成果は出ないと思ってストイックに頑張りました。

どれくらい努力したら、成果がでるのか

参考までに、わたしはどういった思考を持って、どのくらい努力したかを書いていきます。

日常に使う言葉を全て英語にしました

世の中には帰国子女と言われる人たちがいますが、わたしはそうじゃないです。

自分はどちらかというと英会話が苦手なので、バイリンガル教育スタート時は「ちょっとしたことを話しかけるために半日考える」というのがよくある話でした。 娘がまだ赤ちゃんの時には、娘が寝ている間、一人でご機嫌にしてくれている間、1日5時間くらい英語の勉強をしていました。

英語での面接練習を死ぬほどして英語幼稚園に入れました

子どもに話しかけることが少しずつできるようになったからといって、子どもを英語の幼稚園に入れるための面接をネイティブとできるわけではありません。

しかし、どうしても環境の良い英語の幼稚園に入れたかったので、英語が得意な弟に頭を下げて、面接で言うであろうセリフをすべて英語にしてもらいました。
どうしてそのような文章構成になっているかはわからなくても、丸暗記だけなら努力でなんとかなると、長い長い文章を全て暗記しました。

当日は質問されたら、一気に覚えた内容を話しまくりました。
質問が途中に入って会話になるとわからなくなるので、とにかく一気に答えようときっと早口になっていたと思います。(きっと笑える状況だったと予想します)

ドタバタ英語面接だったはずなのに、合格させていただき、英語の幼稚園に入れていただきました。

【補足】
本物のInternational Schoolの幼稚園はこの時点では電話段階で却下されました。
「あなたの英語力では無理です!」と。

勇気とお金を出してカナダに親子留学を決め、行きました

がんばって入れたインターナショナルの幼稚園も、夏期になると日本人が増えて、環境が悪化しました。 そこに耐えられなくなり、カナダに親子留学出発を決意。

決意!なんて言葉では表せないほど、海外に住んだこともない、英語もまだ小さい子との会話くらいしかできないので、行くことを決定するのは怖くて怖くてたまりませんでした。

が、娘の幼少期は刻一刻と終わりに近づいていきます
その娘への思いと、いい意味の焦りが、恐怖を消してくれて、背中を押してくれました。

上記の感じで、わりと頑張ってきました。

よくある話で「成果を出す人はもとから才能がある」とかって、その人の努力をみていないから言えるのかな、とも思います。

帰国後は、電話で却下されたInternational School にリベンジして入学させてもらえました。
カナダ留学で英語力がどうやら上がったらしいです。
どんな留学生より30代のわたしは頑張ったと胸を張っていえますから当然かなあとも思います。

仕事を変えつつ、教育資金を稼ぐことにこだわりました

なんか「わたし頑張ったんだぞ」みたいなストーリーになってしまってスミマセン。
でも振り返ると、ホントに無我夢中で走ってきたなあと思うのでこれは事実です。

わたしの周りには「教育熱心ママ」、「バイリンガル教育ママ」が多いですが、みなさんかなり頑張っています。

基本的に起きている時間は、ずっと子どもの「達成」「幸せ」をイメージして行動してるんじゃないか、、という感じです。
バイリンガル教育するならこれくらいやらないとダメってわけではないんですが、やっている人はみなさん努力家です。

親が帰国子女じゃなくても、継続して努力したら子どもの成果は出るものです。子どもに成果を出させる人は、何があってもゴールをイメージし続けて、ゴール達成を信じている人です。

反抗期も娘の言葉を聞かず、娘の幸せなゴールをイメージしました

自分が頑張れば、子どもも素直についてくる、と思ったら大間違いです。
早ければ小学校高学年、遅くとも中1、中2くらいから反抗期が始まります。

特にバイリンガル教育をしていると、10歳から15歳くらいが1番大変な時です。
読み書きが突然難しくなるので、どちらの言語が苦手だとしても、急に高度な言語を読んで書けないといけなくなります。

そこへ悩める迷える思春期が重なるのでありえないくらい大変です。

●バイリンガルになんか育てられて迷惑だ

●バイリンガルの勉強の大変さなんてマミーにわかるはずがない

●英語なんて嫌い、日本から一歩も出るつもりないからいらない

●バイリンガルに育てて「あげた」とか思ってるの? 迷惑なんですけど

なんて言われまくりました。

そんな中で、そのセリフの内容はスルーしつつ、傷つきつつ、娘に苦手な日本語での中間期末を超えさせるための勉強フォローを夜中まで続けることになります。

理不尽極まりないのですが、心がごちゃごちゃの娘のセリフに付き合っている場合ではありません。

今は色々と心が錯乱しているだけで、娘自身が「本当はどうなりたいのか」というところは理解していたつもりなので、そこをゴールとして導こうと思いました。

反抗期の子どもの「言葉」には意味がないから聞いてはいけない
反抗期の子どもの「見えない心」を信じる気持ちが大切

以下のファイルは中学時代の勉強をフォローした記念のファイルたちです。
日本史を英語にしたり、図にしたりしたこともありました。
このファイルで娘は中学3年間、日本の中間期末を乗り切りました。

中学3年間の中間期末を手作りの暗記ファイルで支えた記録です

そして日本の学校でも勉強ができるんだ!
という自信と結果をギフトしました。
これがきっかけになり、高校からは1人で日本の勉強ができるようになりました。

中学の3年間の評定平均は3.5/5.0だったけど(これが精一杯)
高校3年間の評定平均はレベルの高い高校だったのに4.5/5.0をゲット!

バイリンガル教育は難しい:両言語同時進行で上達する?

バイリンガル教育について質問を受けることがありますが、けっこう多くの人が日本語と英語を同時進行させようとしています。
そもそもそこが失敗の原因です。

突然の転勤とかであれば別なんですが、どの言語の学校に入れる予定などは決まっていると思います。
日本の幼稚園、小学校に入れるのであれば、幼稚園前は英語だけにした方がいいです。
英語の幼稚園だとしても、だいたいのところが子供達は日本語を話しているので家は英語だけで大丈夫です。
というよりその方がいいです。

まとめてみましょう。

幼稚園と小学校は日本で、の場合

幼稚園に行く前までは英語だけにすると効果的。
とはいえ、日本語ゼロ能力で日本の幼稚園に入れても、3ヶ月くらいで日本語の方が上手になります。
あれ? 英語どうした? とがっかりしちゃうと思います。
それでも5才くらいまで英語がしっかり入っていれば、お家で英語の動画や音楽などを自然につけておくと、ある程度のキープはできます。
5歳のネイティブレベルの英語力は、仮定法も最上級も関係代名詞などもある程度使えるくらい上級ですので、ここまでできたらあとはキープでもかなりいいですよ。

幼稚園を英語の幼稚園・小学校は日本の学校、という場合

インターナショナルスクールだとしても、英語の幼稚園だとしても、幼稚園までは英語漬けがいいです。
本物インターナショナルスクールだとしても幼稚園くらいまでは日本語が強い子がいるので日本語を話しちゃう環境でもあります。
いわゆる「英語の幼稚園」は先生のみ英語で、子供達同士は日本語になっているケースが90パーセントなので、幼稚園まではご家庭では英語にしておかないと英語子育てにはなりません。
英語しか話せない状態で英語の幼稚園に入れると、ネイティブの先生とほぼ1日話して、先生とお友達になるので、高い英語の幼稚園に入れたかいがあり、コスパ最高ですよ。
そうじゃないと、高い幼稚園に入れても、1日中日本語を話していたりするのでガッカリ、なんて声をよく聞きます。

幼稚園・小学校は英語の学校(海外やインターナショナルスクール)という場合

この場合は、幼稚園までに日本語を完成させておくべきです。
かなり細かい意思疎通を日本語でできるようにしたり、日本のアニメなどを大好きにさせておくなど、幼稚園、小学校に行って、英語漬けになっても、家に帰ってきてから日本語の動画などを見たがる環境にしておくといいですね。
親だけ一生懸命日本語を話しても、日本語が理解できても、口から出なくなってしまいます。

要するに、幼稚園や学校の言語が絶対に強くなる

幼稚園や学校の言語の勢いをなめてはダメです。
5歳まで日本語をゼロなんて不安って思うと思いますが、5歳まで英語をネイティブレベルにしても、その後、日本の幼稚園、小学校に行き、英語の意識を親がなくせば、5歳までの英語子育てはなかったことになるくらい忘れます。
逆も同じくで、英語環境にお住まいの場合、親が積極的に家で日本語を使ったり、日本のアニメなど親以外で日本語を話す何かに興味を持たない限り、日本語はその子からほぼ消えていきます。

何歳児検診、とかで言語能力を否定されると悲しくなる気持ちはわかります。
うちの娘がそうでしたから。
お口開けてなどと言われても
Open your mouth. と言ってあげないと、口を開けなかったですから。

よくある質問:脳の発達が遅れるってホント?

結論、それはウソです。
今回のようなバイリンガル教育で脳の発達が遅れることはありません。
小さい頃に英語漬けにして、その後に忘れないように家庭で努力する、
逆として日本語漬けにして、その後に忘れないように家庭で努力する、
という小さい頃の英語漬け、日本語漬けは効果的、というより、これをしないと意味がないくらいです。

二か国語話す子は、二つの言語の文化を知っていて文章を書いたり、話したりするので、深い内容を書いたり、話せたりするケースが多いです。
また言語能力が高まるので、15歳すぎるころに、どちらの文章でも難しい文章が読めるようになります。
そこまで至るところで「努力」は必要です。(以下でお話します)

よくある質問②:でも英語も日本語もハンパな子を見るけどどうして?

お勉強が本格スタートする中学生くらいから不得意言語の国に行った場合です。
小学校まで日本だったので、日本語はペラペラだから大丈夫と思います。
しかし、日本語で読める文章、書ける文章、考えることは小学校6年生で止まっています。

それなのに中1から深い文章など読めるはずもない英語圏に行ってしまいます。
その年齢からネイティブに近づくのは至難の業です。
3年いても小さい頃のようにすぐには追いつきません。
追いつかないどころか、ほぼみんなが何を話し合っているかなどは想像の世界になります。

英語力は微妙に伸びますが、文法がぐちゃぐちゃになっているケースがほとんどです。
耳で聞こえた通りを理解しますが、この年齢は小さい子のように正確に聞き取れていませんから。

で、日本語は小学6年生で止まっているので、脳も心も小学6年生です。
英語は文法ぐちゃぐちゃの会話レベルです。
この状態で高校3年生になっちゃった、というケースはけっこういます。

留学は英語の準備が相当できていれば高校3年間行ってもいいと思いますが、高校1年から2年までの1年間くらいがちょうどいいと思います。

中学で行く場合は相当気をつけないとだと思います。
日本で英文法を何も習わない状態で突然英語圏に行っても、三人称単数のSは聞こえてこないこともあるので、Sをつけずに数年間話しているなどもよくあるケースです。

まとめ:幼稚園、小学校前までであれば英語漬け、日本語漬けがいい

まだまだ心や脳や言語の発達は猛スピードで追いついちゃう0歳から5歳、0歳から7歳くらいの時期であれば、幼稚園や学校以外の言語を先に発達させておくことをおすすめします。

心配はいらなかった〜っていうくらい、幼稚園や学校の言語が強くなっていきます。

その先にバイリンガルになっていく過程では、忘れかける言語、苦手言語を調整していかないといけません。

繰り返しになりますが
自然にバイリンガルにはなりません
「圧倒的努力」が必要です

●学校が日本語なのに英語の必要ある? わたしは嫌なんだけど。

●英語が得意なのになんで日本の学校に入れたの?迷惑なんですけど。

●日本語が得意なのになんで英語の学校に入れたの? 行きたくないんですけど。

●なんで家に帰ると学校以外の言語の勉強をさせられたり、動画を見せられるの? 必要ないんだけど。 やめてほしいんだけど。

なんて言われたり思われたりします。

そんな中で、子どもがバイリンガルになった時の良さ、その時の喜びや幸せをイメージして、親が頑張ってあげられるか、子どもに頑張らせることができるかが勝負どころです。

バイリンガル教育は難しい:親子で無理すべきところは無理すべき

精神論を書いてきましたが、努力が大切でして、これを裏返して考えると「親子ともども努力できなければ、乗り越えられない」とも言えます。

娘の反抗期時代は、暗黒でした

ちょっと昔話をさせてください。
娘の思春期、反抗期時代は圧倒的に暗黒時代でした

思春期と教育費の大変さが重なる

・夜中まで勉強を教えないといけないのに働かないといけない
・塾代がかかりすぎて仕事を休めないし辞められない
・高校、大学とますます学費がかかるので転職をしてキャリアアップしなくてはならない
・娘に反抗されて心が疲れ、仕事で身体が疲れ、夜中まで勉強を教え、さらに身体が疲れ・・・
・日本の中間、期末の勉強と受験勉強で日本語漬けになり、英語が不安になる
・日本に馴染めないのも困るが、英語圏の良さを感じなくなりつつあるのも不安になる

上記の感じでして、控えめに考えてもわたしのあの時代は暗黒でした。
なにが1番暗黒だったかというと「英語圏の良さが失われていったこと」と「親子関係が険悪になったこと」です。

子どもに無理させられない理由は、未来が見えないからです

娘に無理させてでも勉強をさせた理由は「結果を出させてあげて自信にしてほしかったから」です。

【自信を持って顔を上げて生きてほしい】

わたしはそもそも、自信がなく下を向いて生きている人が嫌いでした。
自分がアトピーだったからいつも自信なく下を向いていたのに、治ったら上を向いて堂々と歩けた経験から、「健康も成績も治せる(直せる)ものは治した(直した)方がラクになるし、幸せになる」と思っていました。
親はわたしがアトピーでも愛してくれているのは知っていたけれど、親に愛されることよりも何よりも、自信を持って生きていきたい気持ちが強かったのを今でも覚えています。

【人から拍手をもらえるような人生もいい】

さらにいうと、娘はダンスをやっていて、人から拍手をもらうのが大好きでした。 ダンス以外にだって、褒められたり、認められることは大好きなはずだと思っていました。

【辛さから逃げることを教えるより超えることを教えたい】

長い人生から見ると、この中学時代を逃げずに乗り越えるという大変さを一緒に頑張ってあげた方が、逃げさせてあげるより、絶対に娘が将来、堂々と拍手をもらって生きていける方法だと心から信じていたので無理をさせることができたと思います。
嫌われても、文句を言われても・・・

自分が無理できない理由は、愛より恐怖が勝っているからです

【英語圏の良さ】

わたしは英語が苦手でしたが、英語圏の文化、景色、考え方、雰囲気は大好きでした。
英語圏の文化はカジュアルで生きやすく、日本の「こうでないといけない」という「枠」のようなものを感じずに心地いいと思ったからです。

何歳になっても短パンにビーサンOKだし、何歳になっても夫婦でバーなどに行けるし、車通勤だし、在宅ワークOKなところ多いし、仕事も早く終われば早く帰れるから、明るいうちからカフェでのんびり。
素晴らしいです。

【一度きりの人生、広い範囲で生きてほしい】

日本は日本語が通じて、日本食が美味しいという点では良いのですが、その他はどうだろう?とも考えます。
どんなに日本が素晴らしいとしても、広い地球の中のこの島でだけしか生きていけない人生より、バイリンガルはちょっと苦労することもあるけれど、乗り越えた後の人生の価値を考えたら乗り越えさえてあげたいと心から思ってきました。

【自分自身のバージョンアップ】

そんな娘への愛情が、その学費を得るために自分さえバージョンアップしていける力になりました。

うちはお金ないから無理

と簡単に言えないくらい、娘に「国境を超える人生」をギフトしてあげたい思いが強かったと思います。

だからこそ、自分も色々な仕事にチャレンジしていけたんだと思います。

【そういえばエイジハラスメントとかもあったな】

「40代ですよね? 難しいと思いますよ」
なんて転職の時に色々な場面で言われ、エイジハラスメントにも合いましたが、そんなことに腹がたつより学費に間に合うなら何でもします!
みたいな状況でした。
怖いとか無理とか腹がたつとかいう感情より、さっさと働かせて!
わたし頑張りますから!
みたいな状況でした。

愛→自分が無理をする、子どもに無理させられる

あくまでわたしの考えとして、繰り返しですが「わりと時間をかけて、継続努力をして、多少辛いことがあってもゴールへの思いを失わずにいると成果は出る」と考えています。

でも、大半の人がそれをできないです。 超えるべき壁の前に立つと、「これは自分にとっても子どもにとっても辛いなら辞めた方がいいのでは?」という状況になるからです。

しかし、世の中、どんな仕事でもスポーツでも芸術でも、辛いことの先にしか栄光はありませんよね。
子どもに「自信」や「栄光」をギフトするためには、「逃げること」の提案より、「守ること」の提案より、「一緒に越えよう」という提案をして、逃げずに超えることの先にある栄光を得る喜びを知ってもらった方がいいに決まっています

不安もあると思いますが、わたしは娘へ「広い範囲で生きていける人生をギフトしたい思い」を持ち続けて本当に良かったと思っています。
お子さんの人生は1度きりで、かけがえのないものだと思います。

バイリンガル教育
二言語やるのですから
親子ともに辛いこともありますが
辛さにフォーカスせず
その先のゴールのキラキラにフォーカスして
辛さから逃げずに、乗り越えてほしいと思います
その先に乗り越えてよかったという未来がありますから


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