今は海外にいますが、いずれ帰国します。 娘は英語は話せているように思いますが、本当のところどうなのかわかりません。 帰国後に英語力が足りなくて苦労したとか、英語をすっかり忘れちゃったとか、色々ネガティブなことも聞きます。 不安しかありません。 現地での過ごし方から帰国後の学校選び、受験、その後の将来など多くの情報を知って失敗せずに子育てしたいです。

そういった疑問・質問をたくさん聞きます。皆さんそれぞれ渡航年齢、帰国年齢も様々です。 本記事では以下のAさん、Bさん、Cさん、Dさんのご家庭の質問に答えながら、それぞれの渡航年齢、帰国年齢に合わせた現地での過ごし方と帰国後の学校選び、生活、受験についてお話します。

パパA:乳幼児に海外→5歳帰国

パパ1

息子が1歳の時にアメリカに行き、5歳になりますが今から帰国です。 5歳なのにペラペラです。 アメリカ人の5歳と変わりません。 発音もいいし、文法も間違えずにかなり高度なことを話します。この英語力を保ちつつ、日本にも馴染めるようになりますか?

ママB:乳幼児に海外→8歳帰国

ママ2

うちの娘は0歳でイギリスで今は8歳です。 もう日本人じゃないみたいです。 英語はペラッペラですが日本語がかなりまずいです。 話せますが書けません。 まだ小学校低学年なので追いつくとは思いますが、心配です。

パパC:小1と小3の兄弟が渡米→中学と高校で帰国

パパ2

うちは上の子が小3、下の子が小1でアメリカに行きました。 そして上の子が高校、下の子が中学で帰国です。 学校選びで困っています。 英語力は維持したいし、日本で受験するので日本語もなんとかしたいし、どうしたらいいんでしょうか? そしてさっそく始まる中間期末などをこなせるのかどうかすごく不安です。

ママD:中3と小6で渡米→高1と中1で帰国

Ruru

子供が2人いて中3と小6で渡米しました。 今、上の子が高1、下の子が中1で2人とも受験を控えています。 帰国したら中学や高校はどういうところがいいんでしょうか? どういう受験をしたらいいんでしょう? 大事な時期だけに不安いっぱいです。

ママE:中1〜高1までカナダ→カナダの高校卒業 or 帰国?

ママ2

娘は中1からカナダで今は高1です。 今から私たちは帰国しますが、娘はカナダの高校を卒業してからの方が帰国枠入試ができるのでいいのかな?と思ったりしています。 それとも日本に帰国した方が大学受験は有利なんでしょうか? 英語力はTOEFL75くらいはありますが、それって高いんでしょうか? 帰国した方がいい? 残らせた方がいい? 教えてください。

そういった疑問や不安にお答えします

✴︎この記事を書いているわたしは、自分はバイリンガルとは言えないけれど20歳になるバイリンガル娘を育てました。
カナダ親子留学4年間において海外での英語子育ても経験しました。
娘は4歳前から8歳前までカナダに滞在、その後、小6まで日本のインターナショナルスクールに通い、中学で始めて日本の学校に通いました。
自分の娘の帰国後を経験していますし、高校受験も大学受験も経験しています。 帰国子女用の塾にも行っていたので、周りの色々な時期に行き来した帰国子女を持つママ友からの情報もあるので、わりと詳しい方だと思います。

【この記事の対象者】

●海外赴任の可能性があるご家庭

●海外赴任が決定したご家庭

●海外赴任から帰国したご家庭

●留学っていつがいい?と思っている方

●留学から帰国した方

●留学について迷っている方

●英語教育に興味がある方

それでは以下のContentsの順番でAさん〜Dさんの質問や不安にお答えしていきます。 ご自身の疑問に合う部分だけお読みいただいても大丈夫です。

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帰国子女の帰国後:パパA
【乳児・幼児〜5歳の時に海外】

【乳児・幼児期に海外なんてラッキー】

0歳から5歳までの過ごし方にもよります。

ナーサリースクールなどに長く預けるなどして英語のみの空間にいる時間が長かった場合で、4ー5年現地に住んでいると、ネイティブの5歳と同じくらい話しています。

5歳くらいなんてたいしたことないって思うかもしれませんがそんなことはありません。

5歳の子の英語力

「ねえねえママ、明日が天気だったら遊園地いける?」
→仮定法

「ママ、あそこに立ってる人、おじいちゃんに似てない?」
→関係代名詞

「もしボクが魔法使いだったらこのオモチャを直せるだろうな」
→仮定法過去

「ママ、わたしがホシ組で1番背が高いんだよ」
→最上級

こんな感じで5歳ってすごく高度におしゃべりするんです。

ネイティブの5歳と同じようにペラペラにさせるコツは
朝からかなり夕方まで英語環境にお子さんを入れておくことです。
ただそれだけ。

この時期は「勉強させなくていいからラク」です。

【帰国後】

英語の幼稚園は実はコスパがいい

帰国後にせっかくの英語を忘れないように英語の幼稚園=プリスクールに入れてあげるとよいと思います。

少々普通の幼稚園よりお高めですが、このくらいペラペラ話せるように後からさせる方がすごくお金がかかってしまいますので、ゼロに戻ってからまた上げていくより、今せっかく得た英語力を維持向上する方が断然ラクでお得です。

小学校になったらアフタースクールやサマースクール

小学校を日本の小学校に入れるのであれば、放課後に英語環境を与える日を作った方がよいと思います。

また夏休みなどのサマースクールなどに毎年参加させるなど
反抗期になる前に
「そんなの行かない」
などと言われちゃう前に英語力維持向上を親がコントロールしてあげられるうちにしっかりしておいてあげると良いと思います。

英検レベルだと頑張れば中学で英検1級も夢じゃない

小6くらいまで英語圏の小6くらいに追いつくことを意識していると中学生で英検1級は取れるはずです。

それくらいこの時期の海外はラッキーです。

帰国子女の帰国後:ママB
【乳幼児〜8歳まで海外】

【現地での過ごし方】

英語漬けを徹底+読書習慣

もちろん乳児からこの年齢までいても、上記同様、お家でママとずっと一緒だと英語力は向上しません。

朝から夕方までナーサリースクールやプリスクール、その後はキンダーガーテンなどに入れて、その後、7歳からはグレード1(小学校1年生)に入れると、簡単なな読み書きまでできるようになります。

本などを読み聞かせしてあげることを続けていくと(ご両親の発音で大丈夫です)リーディング力までついてきて、8歳くらいですと絵があまり入っていない、現地の子がいう「チャプターブック」が読めるようになります。

【日本語の心配と日本人学校について】

この時点でよく、

「日本語が話せなくなったらどうしよう?」

などと余計な心配をして日本人学校に入れてしまう方もいらっしゃいますが

日本語はいずれ日本に帰国するのであれば心配はいりません。

0歳から10歳までなど長い場合は土曜日だけの日本人学校に入れるなどする必要はありますが、転勤などの場合、せっかく会社の費用で留学ができちゃうのですからこのチャンスをムダにするなんてもったいないです!

【我が家もこのパターンの帰国子女】

ちなみにうちの娘は0歳から4歳までは、私が英語で子育てをして、日本の英語幼稚園に入れて、その後、4歳から8歳までカナダに親子留学したのでまさにこのパターンになります。

8歳で帰国した時にはカナダ人の8歳と変わらないくらいになっていました。
英語のスピーキングもリーディングもライティングも、もちろんリスニングも
現地の8歳となんら変わらないレベルになっていました。

もちろん日本語もおしゃべりは問題なくできていました。
日本語の読み書きは小学校1年くらいのレベルはカナダ滞在中に家で教えていたので問題なしでした。

【帰国後】

↑でも書いていますが、小6までは英語の環境を与え続けて、小6までは英語圏の子供たちと同じくらいの英語力をつけることは日本にいても可能だと思います。
ママやパパがその工夫をしてあげると良いと思います。

サマースクール(日本人ががなるべくいないところを選ぶ)などに参加させるなど、親のいうことを聞く間はしっかり将来のために英語力維持をしておいてあげましょう。

帰国時は現地の7ー8歳の子と変わらなかったわけですから、その後の英語環境を上手に与えてあげれば、中学生で英検1級も夢ではありません。

娘も中3で、勉強一切なしで英検1級にさらっと合格しました。

帰国子女の帰国後:パパC
【小1〜3年で海外へ→中高で帰国】

【この時期からの転勤は環境の変化を心の負担に感じる】

ここからは「0歳から」や「2歳から」など、日本語さえまだちゃんと話せない時に行くのではなく、日本語ではかなりペラペラと話せるようになってから行く海外なので、お子さんたちは置かれた環境に「驚き」ます。

「不安」を感じたり、「いやだ」と思ったりします。

泣いたり、学校へ行かないと言われたり、スタートはすごく大変になると思います。
ただ、小学校3年生くらいまでであれば、数ヶ月で慣れてくるはずです

この時も日本人学校にずっと入れておくのは本当にもったいないので、せっかくの英語圏の学校を体験させてあげましょう。

小学校を全寮制=ボーディングスクール
と考えると年間500万円以上
めちゃくちゃコスパいいこの時期の海外

転勤などで行かれるのであれば学費は会社負担であったりしますよね。
このチャンスをしっかり得ておかれることを心からおすすめいたします。

小学生くらいの日本語力は後からなんとかなります。
ご家庭ではしっかりと正しい日本語を使っておいてあげれば大丈夫!
毎日5分、10分でも漢字ドリルや日本語の本の読み聞かせなどをしてあげたら良いですし、Youtubeなどで日本の番組などを見せてあげるのも良いでしょう。

【帰国後】

●中学で帰国

帰国の年齢が中学受験などになると帰国枠などが使えるはずです。
高校ではなく小学校か中学1年生くらいまでに帰国すると良いと思います。
その後の進路によってその後の方向性は変わります。

高校になるまでに、
中学生の間に
日本の勉強に慣れ、
周りに追いつくようにしましょう。

高校の成績が大学に関わるので、中学生で日本の勉強に慣れてもらう必要があるので、なるべく小6から中1くらいで帰国するとちょうど良いと思います。

✴︎この記事の後半で詳しく話しています。

●高校で帰国

おすすめは「学校評定が取りやすい高校を選ぶ」ということです。

高校から日本の学校に入れると、AOや帰国生入試に必要な学校成績が取れません。

古文・漢文・現代文だけでなく世界史、日本史、現代社会、生物・・・すべてが遅れているためです。

かといって一般入試の勉強は範囲が決まっていない世界史や初見の古文を読めないといけないなど相当大変です。

【参考記事】
大学受験 AO入試とは?(国際系AO入試・日本語系AO入試)
国際系学部の選び方(AO入試情報+英語で授業かどうか)
国内国際系学部(英語で授業の大学学部)ほぼ全て紹介

●インターナショナルスクールでもいいと思います

お子さんの英語力によりますが、海外が長く、英語の方が得意というレベルであればインターナショナルスクールに入る方がラクに成績が取れますので大学受験は国内であればAO入試で、海外も国内AOと同様の対策で対応可能です。

【参考記事】
インターナショナルスクールは実はコスパのいいバイリンガル教育だった!

✴︎この記事の後半で詳しく話しています。

帰国子女の中学生の英語力維持編

【大学受験まで考えてTOEFLスコアを意識しよう】

海外経験者で英語力=TOEFLのスコアが高い場合は、TOEFLスコア+学校成績+英語の小論で合格できる有名大学も多くあります。

【参考記事】
TOEICとTOEFLの違い
TOEFL iBT テスト内容

【今の英語力で満足しない】

日本の中学生より英語ができて当然です。
浮かれていると、後から抜かされます。

【英文法が大丈夫か確認】

英文法がおかしいかどうか確認しておくべきです。
おしゃべり英語ができてもライティングで英語がぐちゃぐちゃだと英語ができる社会人になれないどころか、大学受験も失敗してしまいます。

【参考記事】
英文法の必要性:バカにしていて大丈夫?

【大学受験で通用する英語力】

帰国後もしっかり英語力の維持向上をしていた場合はTOEFLスコアはある程度の訓練でハイスコアとなるはずなので、あとは学校の高い評定があればAO入試で日本のトップ大学、もしくは海外の大学にも合格可能でしょう。
英語力が落ちてしまってからやり直すのは大変なので、帰国後すぐに大学受験レベルまで持っていってあげましょう。

【参考記事】
大学受験 AO入試とは?(国際系AO入試・日本語系AO入試)
国際系学部の選び方(AO入試情報+英語で授業かどうか)
国内国際系学部(英語で授業の大学学部)ほぼ全て紹介

【英語力維持向上こんな方法】

①帰国子女専門塾へ

→英語力が高い子が集まる良さがあるが比較的高額

②夏のみ海外サマースクールに参加させる

→日本人いないところが良い

③オンライン英会話→先生の経歴がわかるオンライン英会話が良い

→TOEFLやIELTS対応もありレッスン録画・翻訳機能つきチャットシステムがあるアプリで先生の経歴もチェックしてから選べるのは

Cambly(キャンブリー)

帰国子女の中学生の日本の定期試験・生活編

●生活の変化

①上下関係の部活
②制服
③先生との関係
④友達との関係
⑤日本語の問題
⑥受験を意識

もうすべてがまだ幼い心に、感じやすく傷つきやすい心に容赦なく整理整頓もされずに伸しかかってきます。
心のケアをしっかりしつつ、将来に関わる学習能力や成績もしっかりサポートする必要があります。

●親との関係

海外では英語圏に馴染めるか心配してくれて、少しでも英語ができると褒められていたのに、日本人として日本で日本語ができないことには親はなぜか厳しい場合が多く、子どもは突然の親の対応の変化に驚きます。

親は英語ができていた子どもを誇りに思っていた海外とは違い、自国の言葉が遅れている子どもに対して焦りを感じます。

また海外赴任時代は少しだけ「旅行気分」もあった楽しい生活であったり、「駐在員」という「特別感」があった立場から一転して、普通の日本人になるわけです。
日本に帰国するなり「現実」が突きつけられます。

子どもの将来に関わる時期なのでなおさら子どもにプレッシャーを多く与えがちになります。

もちろんがんばらないといけない時期なのですが、それを子ども側に理解させるのに一苦労します。

●海外の学習との違い→定期試験対策は早めに!

現地校:リサーチ→プレゼンやエッセイ

英語圏の現地校や、各国のインターナショナルスクールの学習は、リサーチして、まとめて、プレゼンするとか、リサーチしてエッセイを書くとか、グループプロジェクトとかが多かったと思います。

日本の学校:暗記・暗記・暗記・・・・漢字・漢字・漢字・・・

日本の中間期末は暗記にはじまり暗記に終わると言っても過言ではありません。
お子さんたちは、その変化にまず拒否反応を示したり、反発したり、もう無理〜って投げ出したりします。

助けになるのが個別指導や家庭教師

親の言うことより他人の言葉が通じる中高生
→家庭教師は最高の代弁者

【参考記事】
【朗報】家庭教師・個別指導の選び方【反抗期子育ての秘密兵器】

帰国子女の帰国後:ママD【10歳過ぎて海外→中高生で帰国】

帰国子女の中学選び:公立中→高校受験

●精神的な問題

海外の学校から、日本の多種多様なバックグラウンドの生徒が集まる公立に行く場合は日本のカルチャーショックに加え、日本の公立中学特有の雰囲気に馴染むことが大変になるかもしれません。

そして高校受験もあるので塾にも通う必要があるなど、精神的、体力的にかなり大変かもしれません。

●帰国枠高校入試

高校受験は「帰国枠」が使えるところも多いので帰国枠受験情報は早めにつかんでおきましょう。

何年海外に滞在している必要がある、帰国が何年前以内であること、などの規定がある場合がほとんどなので各出願先をよく確認しておきましょう。

●公立? 私立? 高校受験

帰国してすぐに、日本の中学の学校成績=評定が取れないので公立は難しい場合が多いです。
逆に私立受験は国数英の3科目の場合が多いので、英語でほぼ点数を取ることができれば、あとは国か数のどちらかがある程度得意であればかなりトップ校に行ける可能性も出てきます。

●高校受験の塾選び

帰国子女専門のところが近くにあればそこがいいと思います。
なぜなら英語はかなり高度なことをさせてくれるので維持向上にとても良いからです。
また同じバックグラウンドの子たちと知り合えることは精神的にもとても良いことだと思います。

帰国子女の中学選び:大学付属の私立中学

大学受験がないので英語維持向上のみ考えておけば良いのでラクはラクです。

【注意点】

TOEFLスコアを意識して未来に生かそう

最近はTOEFL iBT100 以上を持つ純ジャパ(海外経験なしの子)も増えているのでたとえ受験がないといっても遊ばせすぎずTOEFL iBT100以上に持っていかないとせっかく海外にいたことがあまり就職などで活かせなくなります。

チャラチャラ付属生にさせたら終わる

いわゆる大学付属のチャラチャラ系の高校生にさせてしまうと、留学も海外も経験しない子達に英語力を抜かされてしまいます。

時代を読もう

英語4技能:Reading, Listening, Speaking, Writingがでえきる人を社会が必要としている。
そのためTOEFLを純ジャパ(海外未経験)の子たちも頑張るのです。
それなのに大学受験がないからといってチャラチャラしていると、海外経験はただの思い出、長い海外旅行となって残念賞になります。
その点だけ覚えておくと良いと思います。

【参考記事】
2020年入試改革とこれからの子育て・バイリンガル教育

✴︎大学付属校を選ぶ注意点
その人➖学校名=ゼロ
にさせないことです!

【留学してみるとか工夫】

受験がずっとない分、英語維持のためにどこかで1年留学をさせるなど、工夫をしていくとよいと思います。
ただ日本人が多いところだと意味がないので環境選びは慎重に!

帰国子女の中学選び:中高一貫校(大学受験有)

【学校成績重要】

中学生帰国なので、中学の間に学校の評定をしっかり取れる子に育てましょう。

なぜなら高校1年から高校3年までの学校の評定平均値が大学受験(国内も海外も)すごく大切になります。

【自由な校風→暗記中心の定期テスト】

海外の小学校からいきなり暗記暗記中心の日本の中間テスト、期末テストでいい点数をを取ることは思春期のお子さんたちにとってはハードルが高いです。

【中学時代に日本の学習に慣れよう】

しかし中学の成績は大学には関係ないので、中学3年間は成績を取る練習期間としてパパもママもしっかり応援してあげましょう。

日本の学校、文化になじんで、日本で結果を出せる子になるまで見守り導いてあげましょう。

帰国子女の中学選び:中学でインターナショナルスクール

【英語レベルは?】

インターナショナルスクールの英語のレベルは海外の環境とさほど変わらないので英語維持には国内では最高の学校です。
ただインターナショナルスクールにも「なんちゃって」があるので注意してください。
「なんちゃって」のインターだと英検2級とかの英語力が超低い子もいたりします。
注意してインターナショナルスクールを選んでください。

【参考記事】
インターナショナルスクールは実はコスパのいいバイリンガル教育だった!

【お子さんの英語力がハンパな場合】

ただ英語力が本当にその年齢のネイティブレベルであればオススメですが、そうでない場合は日本の高校に入った方が良いでしょう。
海外に行った時期が遅くてハンパかもしれない場合はインターは避けておいた方がいいと思います。

【日本のインターってどんなとこ?】

日本のインターナショナルスクールは幼稚園からずっと通っている子が多くいます。

海外経験はあまりない、もしくはない生徒さんたちが日本の中の特殊空間、インターナショナルスクールという場所で英語が堪能になっています。

少人数なので仲間ががガッチリかたまっている可能性があります。
その中にさっと馴染むことは簡単じゃないかもしれません。

海外の現地の小学校とはまた違う雰囲気があるのでそこまですんなり馴染むかどうかはお子さんによると思います。

【日本語の問題】

英語力は維持向上は簡単にできますが問題点は日本語です。

日本の勉強ができない
現代文が読めない
小論文が書けないなど、
日本人として今後どうしよう?
という問題にぶつかります。

【インターの大学受験】

大学受験は一般受験は無理なので(世界史、古文、漢文などが無理だから)、AO入試になるのですが、インターナショナルスクールは「国外入試扱い」にほとんどの大学学部でなります。

そのためTOEFLはいらない場合もありますが、SAT(アメリカのセンター試験みたいなもの)が必要になることがほとんどです。

IB(インターナショナルバカロレア)のスコアがあればSATはいらないのですが、IBは一発勝負なので、もしIBのスコアが低い場合のためにSATのスコアもも持っておくと良いでしょう。

【インターが向いている子って?】

お子さんの英語力が現地の子並みに高い場合はインターナショナルスクールに入学することが1番大学受験のためにはいいと思います。

高校で帰国は大変な理由

●高校で帰国はあまりオススメできない理由
もはや一般入試に間に合う日本の学習ができるとは思えません。
親御さんが考えるよりも大変です。

なぜならお子さんは大人じゃなく「高校生」だからです。

【帰国子女の頭と心の中】
文化に馴染めない
自分の立ち位置がわからない
周りからの言葉が気になる
日本のノリとの違い
流行りが違う
会話が合わない
今まで信じてきたものが通用しない
先輩後輩の上下関係
恋愛話
親はこんな状況わかってくれない
帰国子女の苦悩を誰もわかってくれない

【帰国子女の勉強面】

・古語の暗記
・古文文法
・漢文文法
・現代社会丸暗記
・世界史丸暗記
・家庭科や保健まで暗記
・日本の数学
・生物も全部日本語
・現代文意味わかんない

帰国子女の高校選び

●高校選びのポイント

①帰国子女に合う雰囲気
帰国子女が多いと同じような仲間がいるのでいいと思います。

②学校評定が取りやすい
大学受験では英語力を活かすAO入試をする可能性が高いので評定をあまりにも厳しくつけるなどの高校は避けておく方が無難です。

【重要】

大学側は学校レベルではなく、あくまでも5段階でいくつなのか、例えば4.0 なのか、3.6なのかを見ます。
かといってあまりにレベルの低い高校を選ぶと生活面で悪影響があるのでバランスを見て選ぶと良いと思います。

✴︎帰国子女にピッタリ!と誰もが思う東京にある高校で、実は評定が非常に取りにくい高校があります。
一見付属校に見えて、上に上がれる人はごくわずかだったりする私立高校もあります。

✴︎帰国枠だから国公立の高校に入れてしまうこともありますが、評定が取れず、かといって国公立の生徒ほど勉強ができず、国公立は付属ではないので大学受験必須なのですが、一般受験もAO入試もどちらも不利になり困る生徒がいますのでご注意ください。
あくまでもゴールは高校ではなく大学です。

●よく間違える帰国子女の高校選び

①英語をさせたいからインターナショナルスクールは間違い

英語が日本語より得意だから高校での成績がインターナショナルスクールの方が上げやすいから、という理由でなければいけません。
英語がハンパなのにインターナショナルスクールに入れてしまうと学校成績が低くなり、大学受験が難しくなります。

②日本語が遅れているから日本の高校は間違い!

日本語の学習は大学に響かない「塾」などで小論文などを練習したりすれば良いと思います。
大学受験に直結してしまう、将来に直結してしまう「高校成績」に関わる学校で苦手科目の練習をする選択ははおすすめしません。

●しつこいかもですが、中高は大学受験を意識

日本語の学習のために日本の高校に入れたがる保護者さん、英語維持のためにインターに入れたがる保護者さんがいらっしゃいますが、大学受験が有利になる方をお子さんの言語力を考えて選んだ方がいいと思います。
要するに、得意な言語の方の高校を選んだ方がいいです。

●脳と心が成長する中高の大切な時期

この時期に苦手な方の言語の学校に行かせると、脳と心の成長がが止まってしまいます。
言語能力は苦手だった方の学校に行かせると多少伸びるには伸びるのですが、どちらの言語で文章を書かせても「小学生レベル」のまま大人になってしまいます。
文章力=思考力とも言われているので、精神年齢が小学生のまま高3になっている生徒をよく見かけます。
その点も気をつけてください。

●帰国後の高校選び まとめ
×日本語の勉強をさせたい
×日本の学校を体験させたい
×名の通った学校にいれたい
ということよりも
○将来に関わる大学受験に有利な高校
○学校評定が取りやすい高校
○心と頭が成長する高校
を選ぶことがとっても大切です。

帰国子女の帰国後:ママE【中学から高校が海外→海外高校卒業 or 帰国?】

【英語圏の中学生は英検1級以上だからこの時期に行くと大変】

この時期に海外に行くことが1番大変です。
なぜなら英語圏の生徒さん、インターナショナルスクールの生徒さんの
中学生くらいの英語力は、英検1級もしくはそれ以上と言われています。

日本の海外経験ゼロの中学1年生ですと、おそらく英検3級か、英語を少し習っていましたレベルでも英検準2級あれば良い方でしょう。

そんな英語力で現地に行っても、周りが話している内容ががほとんどわからないし、授業についていくなんて到底無理なのです。

【思春期・反抗期と重なる】

しかも思春期と重なりますので、不登校になったり、辛くて泣いたり、本来の性格のままで過ごせなくなるのでとても辛くなる子が多いです。

現地の子も思春期、反抗期なので、英語がほとんど話せない日本人とずっと一緒にいるなんてウザイとしか思わないので小さい頃のように遊びながら自然に仲良くとかはかなり難しいです。

【英文法をほとんど習わず英語圏に入るのは危険】

中学生というこの時期は、日本では英文法を習い始める重要な時期です。

そこを習わずに海外に行きますので文法がわからないまま耳から入ってくる英語だけで覚えようとします。

【生活するだけでは英語習得できない年齢】

え? 文法なんかにこだわらず、耳から入ったまま覚える方が英語が上達するんじゃないの?と思うかもしれませんが、もう幼くないので耳が乳幼児のように英語をキャッチできなくなっています。

【驚く英文法のズレ】

①文法のズレ その1
三人称単数のSが聞こえなかったりするので、三人称単数のルールを知らずに高校生で帰国する生徒さんも多くいます。
sを抜かしているので注意すると、「なんでSがいるんですか?」なんて聞いてきます。
三人称単数の説明をすると「知らなかった」なんて言うのでかなり驚きます。

②文法のズレ その2
You are と Your が同じだと思って、文章でYou are と書くべきところをYour と書いていたりもします。

【パソコンスキルがないと困る】

●Wordがわからない
また日本人の子どもはパソコンができない子が多いので、Wordでエッセイを書いてメールに添付して先生に提出、なんてことができません。

●パワポがわからない
来週までにリサーチしてパワポでまとめてプレゼン、なんていう課題が与えられても、英語力の他に、パワポも知らないので大変です。

●メールマナーがない
LINEがが主流になっているので、先生にメールをお送りする時も

「これで合ってますか?」

みたいな感じで、相手の名前も自分の名前も書かず、たった一文で送信する日本人がいて、先生を怒らせてしまいます。

【帰国後】

●英語ができている風
日常会話は文法を間違えまくっていますが、ペラペラ話すようになっていますのでご自身も親御さんも、英語力は高まったと思ってしまいます。

●本当の英語力
実際にTOEFLを受けてみると、大学受験でどこにも出せないほど低いスコアしか取れない生徒さんがたくさんいます。
おそらくTOEICであれば「生活英語」なので800くらい取れるかも?しれませんが、それさえ取れていない場合はかなりマズイです。

ただTOEFLで高得点がないということは海外の学校にいた意味を示せないので大学受験にはかなり不利になります。

TOEICとTOEFLの違いについての記事もあげていますのでご参考になさってください。

●しかも文法がぐちゃぐちゃ
しかも文法を間違えているので、いくら長いライティングを書いても高得点は取れませんし、スピーキングも一見上手そうなんですが、文法がが違うのでおかしな文章を話したり書いたりします。

↓こんなふうに。

●文法がおかしな文章(日本語で例えるなら)
「わたしは高校、共学でも女子校とか比較は良さとかあると思ったら、女子校と男子校に分割だから、恋愛興味のある時期、大学行く時の、女子だけ良さが勉強集中に良好で環境です。
共学は本当世界があってよかったからそこは良さ、しかし女子校男子校が意見です」

●本当は言いたかったこと
「女子校や男子校と分かれている学校と共学校と比べて、わたしが高校生にとって良いと思うのは女子校、男子校と分かれている学校です。
なぜなら思春期で恋愛に興味津々の時期と人生を左右する大学受験が重なっているので、大学受験に集中するためにも女子校、男子校と分かれている方が良いと思います。
共学校は現実の世界と同じように男女ともに学校にいるのでそれも良さだとは思いますが、わたしは上記理由によりこの時期は男女が別々の方が良いと思います」

このような間違いに本人が気づいていないことが1番の問題です。

文法をきちんと直さないかぎり、大学受験に通用しないだけではなく、
実社会に出ても、仕事で使える英語力ではないまま大人になってしまいます。

そうなると中学生の時に苦労して英語圏またはインターナショナルスクールで過ごした経験があるのに、実社会では英語を使って仕事ができないなんて、ちょっともったいないですよね。

【英語以外の科目は遅れを取っている】

しかも中学時に日本にいないので、現代文、漢文、古文、世界史、日本史など
すべての日本の科目が不得意になっています。

【頭と心はは行く前の年齢で止まっている】

小学校6年生までしか日本の学校に行っていないので頭の中、心の中が小6で止まったままなので作文を書かせてみるととても幼稚だったりもします。

なぜなら英語圏では深い内容の話は友達とできないし、先生が感動的なことを言っていても理解できないし、本来中学生がが読むはずのレベルの本を英語では読めないし、日本語でも読んでいないので、英語にはちょっと慣れていたとしても、頭と心は飛行機に乗る前で止まってしまっているのです。

小論文、作文などを書かせるとすぐわかります。

【日本の定期試験勉強の計画の立て方も勉強方法もわからない】

中間テスト、期末テストの勉強法も知らずに帰国するので、学校成績はまったく取れません。

【大学は一般入試? AO入試? 帰国枠?】

一般入試で大学受験する場合、学校成績は必要ないのですが、難しい現代文、古文、世界史などの模試で良い偏差値も取れませんし、英語も微妙です。

AO入試も帰国枠も英語力、TOEFLのスコアなどが高くないとトップ大学には行けないので、文法がおかしい帰国子女、単語力が幼い帰国子女にはネックになることが多いです。

また帰国子女にとって最大の問題は帰国後に学校の成績が下がることです。

当然といえば当然ですが、いい成績でなければ帰国枠もAOも難しいのでそこがネックになります。

【帰国枠取れる?】

大学によります。

現地高校を卒業していなければいけない、という場合もあります。

では卒業した方がいいかというと、現地の国家統一試験の結果などが必要になる場合が多いので(アメリカであればSAT)、現地の国家統一試験でいい成績が取れるほどの英語力になっているかどうかは中学生で行っているとすれば非常に厳しい場合が多いです。

また、帰国枠が取れても、日本語の小論文を課せられるので、日本語の高い文章力がないと難しいです。

【帰国枠って実は】

帰国枠=英語ができるために優遇してくれる入試、だと思っている方が多いのですが、そうではありません。

生徒本人が海外を希望していたわけでもないのに、親御さんの転勤で海外の学校への転校を余儀なくされた生徒への救助策です。

日本の勉強が遅れ、英語もハンパな時期に行ったのでほとんど伸びなかった生徒の大学入試を救うためのものです。

【国外AO入試の大変さ】

本当に英語の能力が高く帰国した場合は、AO入試で英語力を生かした入試が可能となります。

ただ、2〜3年だけ海外の生徒も、生まれてからずっと英語圏という生徒も、同じ土俵で勝負をさせられるので、相当英語力が高く、現地での学校成績が高くないとトップ大学合格はできません。

TOEFL iBT100, SAT1250 くらいあると、早稲田大学国際教養学部に合格できる可能性は国内の生徒であれば高いのですが、国外扱いになると(国外の高校卒の場合)、合格基準となるスコアはもっと高くなるため、厳しくなります。

【じゃあ行かない方がいい?→対応策は一時帰国の夏】

じゃあ、そもそも中学から海外は行かない方がいいのか?
というとそうでもない。
海外経験は素晴らしいし人間成長にもつながると思います。

じゃあ英語力は?
それは夏休みのたびにTOEFLやIELTSの対策を日本でしっかりがんばりましょう!
その際に注意すべきは

単語力UPと英文法強化は日本の一時帰国の時に

●単語:単語の意味はこの年齢になると日本語で覚えておかないと抽象的な単語は住んでいるだけでは覚えられません。

●英文法:現地の先生はスピーキングはほぼ直してくれませんし、ライティングも添削はしますが、なぜ間違えているのかを文法的に説明はしてくれないので納得できず、同じ間違えを繰り返すようになってしまいます。
日本一時帰国時に日本語で文法は習ってしっかり理解しておきましょう。

●単語力+文法力があって現地生活をすれば最強説:単語力と文法力があり、日々英語圏で生活していれば、ものすごく英語が伸びるので問題はないと思います。

●TOEFL・IELTS・SATスコアが高い+GPA(学校成績)が高い
これで海外高校卒業して帰国しても敵なしになります

帰国子女の帰国後:まとめ

●乳幼児から8歳くらいまでは英語習得黄金期

●現地では英語環境を多く与えることを意識

●せっかくついた英語力は完成させないと駅前留学と同じになる

●帰国後の日本語は日本だから努力しだいでなんとかなる

●うちの子話せる!とちょっとできたくらいで浮かれない

●帰国後の英語力UPは日本なのでそれなりに学費がかかる

●英文法のズレを直すのは難しいので注意

●心と頭の成長が遅れないように注意

●パソコンスキルも国際人に必須

●ゴールは大学受験→社会人になってからの活躍

●高校選びも大学に大きな影響があるので慎重に。

●大学受験について情報を多く仕入れておく


●海外高校を卒業したいなら、TOEFL、SAT、GPAを高く保つこと

というわけで以上です。
質問はTwitterから受け付けますので、お気軽にどうぞ。
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