バイリンガル教育ってどうするんだろう?
バイリンガル教育の良い方法とかコツとかってあるのかな?
親が話しかけた方がいいのかな?
発音悪いからやめた方がいいのかな?
そもそも英語、親が苦手なら無理なのかな?
子どもが途中で英語を嫌がったりして挫折しそうだな〜
ちゃんと始めたいから詳しく全体を教えてほしいな〜

そんなご要望にお答えします

✴︎この記事を書いているわたしは、自分はバイリンガルとは言えないけれど20歳になるバイリンガル娘を育てました。
カナダ親子留学4年間において海外での英語子育ても経験しました。
娘は4歳前から8歳前までカナダに滞在、その後、小6まで日本のインターナショナルスクールに通い、中学で始めて日本の学校に通いました。 自分の友達には海外経験ゼロのお子さんだったり、色々な時期に行き来した帰国子女だったり、インターナショナルスクールのお子さんだったり、色々なお子さんがいます。 その情報も含めて記事を書いています

結論!!

バイリンガル教育ってどうする?

→ネイティブ家庭をできる限り再現する工夫をすること

バイリンガル教育の方法とかコツってあるの?

→ネイティブ家庭の再現方法をご家庭でできる限り実行するのみ

親が話しかけた方がいい?

→絶対その方がいい! 英語も自分の言語だと認識すると親以外からの正しい英語をぐんぐん吸収するから!

発音悪いから話しかけはやめた方がいいのかな?

→発音悪くても大丈夫! わたしも純ジャパで発音悪いけど20歳になる娘はカナダの大学でカナダ人と間違えられているので問題なし!

親が英語苦手だと無理なのかな?

→わたしも苦手。 子どもに話しかけるフレーズなんてある程度決まってるし簡単だから覚えてアウトプットするだけだから超簡単!
フレーズ集などの記事もあるのでぜひ参考にしてください!

途中で子どもが嫌がったりして挫折しないかな?

→そうならない方法も以下でお伝えしています。

今日から、笑いあり、笑顔あり、親の英語力向上あり、スキンシップあり、家が海外の楽しいファミリードラマみたいになるバイリンガル教育ができるようになると思います。

我が家の英語子育てをYouTubeでご紹介しています。 カナダ親子留学に行く前の娘が3歳11か月の頃です。 私も夫も英語は得意ではなく、微妙過ぎるんですが、娘は英語を話すことが特別ではなく自然です。 勉強している感覚もなく生活にす~っととけ込んでいます。 

以下のContents の流れでご説明いたします
少々長いですがお付き合いください

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Contents

バイリンガル教育 方法とコツ:ネイティブの家庭環境の再現

幼児用教材を「教材」と思わない

せっかく乳幼児のお子さんとバイリンガル教育をするのであれば、なるべく「自然に」を心がけた方がいいですね。

親が幼児用のCD、DVD、本、おもちゃなどを「教材」と思ってしまうと子どもはなんとなく気づいてきます。

「ちゃんと聞いてる? ちゃんと聞いてないと意味ないよ」

な〜んて言ったりしちゃだめです。

それより生活の中に自然にある・・・という状況を作り出すことが重要だと思います。

教材って、それなりに値段がするので、頑張りたい気持ちはすっごくわかるんですが、だからこそ子どもが嫌がっちゃうと悲しいし、お子さんにとっても良いことではないので、お子さんが少し成長した時に嫌がらないようにということに細心の注意をはらっていきましょう。

英語を子どもだけのためにしない

ニュース・天気予報・トーク番組など

英語圏のご家庭を想像してみよう

アメリカ人、カナダ人、イギリス人など英語圏のお宅を想像してみましょう。
日頃、流れている音楽は乳幼児用のものばかりでしょうか?

朝はニュースが流れ、ママが好きな音楽を聴きながら家事をしたり、ママが好きなトーク番組がついていたり・・・

ママとパパがおしゃべりしていたり・・・

ママが電話でお友達と話していたり・・・

日本でもそうですね。
だから子どもたちは自然に大人が使う難しい言葉や敬語なども自然に小学生くらいになると習得していたりします。

小さい子の会話ってけっこう高度ですよ

4歳でも「これを使っていい条件はね・・・」
なんて「条件」なんて単語を使ったりしますよね。
乳幼児教材しか知らなければ、日本語でそんな言葉を使うはずがありません。

親同士が使っているのを何気なく聞いていたり、テレビからキャッチしたりしているんだと思います。

英語圏の大人だったら見るであろう映画やテレビ(お子さんが見ても大丈夫なものかはチェック必要ですが)を自然につけていることも大切です。

英語で会話をしないご家庭であればあるほど、大人が見るニュースなどを自然につけておく、親が必要だからつけているだけで、子どものためではないよっていう時間も必要だと思います。

自然に「低気圧」「寒冷前線」とか覚えちゃう

大人が見るニュース、天気予報、トーク番組などを自然に見ているからこそ、「低気圧」「寒冷前線」などの言葉を覚えていきますよね。
「気温」「雨量」とか・・・
日本語で子どもに教えますか?
勝手に覚えちゃいますよね。
わたしたちがそうだったように。

それをこの乳幼児期に自然に聞かせないなんてもったいない!
子どものものばっかりだと

Where did he go?

That way!

This way?

No! That way!

みたいなのばっかりですよね〜

もちろんそれもネイティブのご家庭でも見ていますので聞かせたり見せたりしてOKですが・・・
ネイティブの家庭ではパパとママも英語で話しますので、子どもには使わないような言葉をお互いが使っています。
それを自然に子どもたちは耳にして、いつしかそういう会話もできるようになります。

大人が見る映像や音楽の効果

英語は家族の言葉・子どもだけのものじゃない

大人が見る映像や音楽を聴かせることは、大人が使う難しいボキャブラリーを自然に習得させるだけではなく、「英語」は子どものためのものだけではなく、この世界では大人も使っているんだ・・・ママやパパも英語で好きなものを見ているんだ・・・と子どもが認識するために、とても重要なことです。
乳幼児用の映像や音楽、教材などをより効果的に「自分たちの家族の言葉」として認識するので吸収が早くなると思います。

英語を特別な言語にしない

バイリンガル子育てをしていて、お子さんが大きくなって自我が目覚めると、

「英語もういい!」
「英語のテレビはやめて!」
「英語の音楽は聴きたくない」

なんて言ってきて困っているんです、なんてお声をよく聞きます。

英語はもういい!
と言われるということは、「英語が特別」にしてしまった証拠です。

英語は「勉強する言語」ではなく、「日常の言語」と認識させてあげることによって、英語の習得が早くなり、途中でイヤになるという選択さえなくなるので、お子さんは「学ばされている感」は全くなく、ネイティブのお子さんが生活の中で自然に習得するように英語力を身につけていくことができます。

バイリンガル教育 方法とコツ:教えない・言わせない・褒めない

教えない

日本語って親から必死で教えてもらいましたか?
教えてなんてもらいませんよね?

もちろん難しい言葉の意味を子どもが親に聞くことはあっても、必死でおしえたりしません。

だから、
「こういう時はこんなふうに言うんだよ」
なんて言う必要は全くないです。

言わせない

ましてや

「ほら、僕の名前は◯◯ですって言ってごらん!」

なんて言いませんよね〜

不自然なことをしていると、自我が目覚める頃には英語を嫌がります。
気を付けましょう〜

褒めない

褒めて育てるっていうじゃない!
たしかに!

ただ、日本語を話していて
「ねえ、それ取って〜」
って言っただけで
「すごいね! 今、“それ取って〜”って言えたね〜」
な〜んて言わないですよね。
そんなこと言ったら子どもの方が
「ママ、おかしいんじゃないの? 言えるよ。当然じゃん。」
って思いますよね。

もしそれを英語で

Can you pass it to me?

と言ったら

Sure. と返すか

What’s the magic word?

と聞いてみるか・・・

“What’s the magic word?”
この表現はご存知の方は多いと思いますが
子どもがCan you pass it to me? と言っていますがPleaseが抜けています。
ちゃんとPlease と言わないといけないよって言う意味ですね。

Can you pass it to me, please?
or
Can you please pass it to me?

そういうマナーを教えてあげることはあっても、話したからといって、「上手に言えたね〜」って褒めることって日常会話ではしませんね。

乳幼児が日常で使う会話は決まっているので、その決まった会話だけを英語で理解したり、自分たちも楽しみながら英語で言ってみるのがいいと思います。

ご夫婦同士は、今まで日本語だったのに、英語をお互いが少しでも話すと、おかしかったり、笑えたりすると思います。
でも! 笑ったらよくないので、自然にいきましょう!

笑いたければ、お子さんが寝てから、自分たちのおかしな英語生活をネタにしてご夫婦で大笑いしたらいいと思います。

子どもが起きている時のテーマは、とにかく「自然に」です。

バイリンガル教育の方法の裏技:親も見たいものがある、と認識させる

親にも個性・興味があると認識させよう

親は子どもだけのものじゃない

親は子どものためにずっとディズニーを見ていてもいいんだ。
親はずっと子どものおもちゃで遊んでくれるんだ。
親もこれが心底楽しいんだ。

な〜んて思わせてしまうと、子どもは大きくなるにつれて、子どもが望めば何でも親はしてくれると思ってしまいます。

親にも魅力・個性があることを子どもが感じなく育ったら・・・

親にも「したいこと」「したくないこと」「いやだなあと思うこと」「すごく興味があること」というものがありますよね?

親にも「人格」「個性」「性格」「特徴」「魅力」があるはずなのに、それらを子どもが気づかずに育ってしまったら・・・
ティーンになった時に、自分勝手なことを言い出します。

親は僕が(わたしが)ハッピーなら親もハッピーなんだ。
自分をハッピーにすることだけが親の人生なんだ。
みたいに知らず知らずのうちに思ってしまっているためです。

子どもがそんな勘違いをしていると、
「英語やだ〜 日本語のテレビしか見ないもん! ママたちの英語のニュース消して!」
なんて言ってもOKだと思ってしまったりします。
自分たちの「わがまま」は必ず通ると思ってしまいます。

しかも、親の「個性」「魅力」を子どもたちが感じていないとすると、成長した時に良い人間関係は作りづらくなってしまうかもしれません。

そのためにも、子ども用の教材ばかりで英語を流しておくのではなく、ママやパパが好きな洋楽、洋画、YouTube を英語で流すことは、色々な意味で大切です。

とはいえ、バイリンガル「子育て」だから

親が見たいものを見て、聴きたい音楽を聴いていいんですが、その目的が「バイリンガル子育て」に特化するのであれば、その音声や画像もお子さんたちがちょっとだけ興味を持つものでも良いかもしれませんね。

例えば・・・

●親が聴く音楽:洋楽(ディズニーとかでもいいと思いますが、子ども向けではなく、大人も楽しめるようなディズニーソングなどが良いと思いますし、ティーンに流行っているようなものでも良いと思います)

●親が見る映画:洋画(子どもが見ても大丈夫そうなファミリーっぽいものや、動物が出てくるようなもの、探偵っぽいものなどが良いかもしれませんね。 ディズニーのパイレーツオブカリビアンとかハイスクールミュージカルとか・・・ヘアスプレーとかのミュージカルとか・・・サウンドオブミュージックとか)

●親が見るニュース:CNNなどの英語のニュース

●Youtue:おしゃれ、メイク、DIY、おもしろ動画みたいなものを英語で流しておくのも良いと思います。

✴︎親が見ているものを嫌がったら・・・
順番ねって伝えて、何時になったら○○ちゃんの番だから待ってて。
などと言ってみると良いでしょう。

バイリンガル教育 方法とコツ:英語を流しておく頻度

日本語の心配は日本に住んでいるなら無用

よほどインターナショナルスクールに行かせるとか、家も親が外国人で英語ばかり、とかではない限り、日本語ができなくなることはありません。
海外に転勤しても、日本語を家庭で話していれば問題ないんです。

たとえ0歳から7歳まで英語園で英語漬けでも、帰国してその後ずっと日本で、日本の学校に通うのであれば、日本語は全く問題ありません。

そのため、乳幼児期はできるだけずっと英語にしておきましょう。

日本語が心配な例は海外在住かインターの場合

日本語が話せなくなる子はどういう子かというと、5年以上英語圏、もしくは海外のインターナショナルスクールに滞在して、放課後も部活や友達同士で遊んでいるので1日の大半が英語なのに、帰宅してからも兄弟姉妹で英語を使って遊んでいて、親とだけしか日本語を話さないという場合です。
親が日本語で話しかけても英語で返ってくることがあまりにも増えたら要注意ですが、家で日本語を話していれば大丈夫です。

幼稚園に行くまでが勝負

0歳から幼稚園までは、親がコントロールできるので、起きてから寝るまで英語しか聞かせない、見せない、ということが可能です。
その時期は0歳から4歳くらいのたった4年間です。
しかも言語を口にする、アウトプットするのは2歳半からなので・・・
幼稚園に行くまでの間のアウトプット期間はたった1年半から2年くらいしかありません。
その期間に日本語の心配をしている場合ではありません。
英語漬けにしてあげないとです!
積極的に話しかけてあげないとです。

日本の幼稚園に行くと、ウソみたいに日本語だらけ

日本の幼稚園に行ったとたんに、「日本語の方が自然で英語は不自然」という常識が嵐のようにお子さんの脳や心に入ってきます。

やめて〜〜
これだけ努力したのに〜
うちの子に日本語を話しかけないで〜

そう思うこともあると思います。

なぜなら今までは
“Mommy, I’m sleepy.”
なんて言ってた子が
「ねえママ、超眠いんだけど」
なんて言い出します。
しかもちょっと汚い言葉遣いで・・・

は??

って感じになります。

今までの努力はなんだったの??ってなります。

それを予測していられたら、幼稚園に入るまでの時間がどれだけ重要だったのかがわかると思います。

日本語が話せなくなる、なんて心配をして英語をあまり聞かせていなかった、話しかけなかった、ということに超後悔すると思います。

まだ幼稚園前のお子さんのママ、パパ!
英語環境をしっかり作ってあげてください。

だから〜 もう一度言います。 幼稚園までが勝負!

日本語は日本の幼稚園に行かせれば、ママやパパが
「やめてくれ〜」
って言っても覚えます。
しかも、英語とは違って、ものすっごいスピードで。

英語の幼稚園だったら?

9割の日本の英語の幼稚園は微妙です。

【バイリンガル子育て in Japanの大半の現実】

①親が好きな日本のテレビ番組をしょっちゅうつけている
②公園や近所の友達が多く、日本語で遊ぶことがほとんど
③親はいつも日本語
④子どもが「英語は特別」、「自分たちの言語は日本語」と認識している

【ほとんどの英語幼稚園の特徴】

①英語でいつも話すのはネイティブ先生1人だけ
②子ども同士のケンカはいつも日本語
③みんなで歌う歌や、決まったセリフのみが英語
④自由に遊ぶ時間はもちろん日本語
⑤通常幼稚園より高い幼稚園代を払っているのに日本語ばかり覚えて帰ってくる

だから何度も言います! 幼稚園までが勝負!

幼稚園になるまでに、日本語の幼稚園レベルまで英語のレベルを持っていけているバイリンガル子育てをしている家庭がほとんどいないんです。
そうなると子どもたちに「英語だけにしよう」というと、言いたいことが言えずにストレスになります。

【我が家の場合】

ほとんど英語が話せない親2人が、完璧なくらいの英語環境を作り出し、3歳半まで日本で英語子育てをがんばったので、娘は3歳半のネイティブの子が話すレベルの会話がができるようになっていました。

・仮定法
・関係代名詞
・比較級・最上級
・助動詞
・現在進行形
・現在完了形

などなど、ほとんどの文法を使って、言いたいことが言えるようになっていました。

それなのに!
日本の英語の幼稚園入れたら、日本語だらけ・・・
超焦りました。

「こんな高い幼稚園代払ってるのに日本語?は? この貴重な幼少時代・・・
もう終わっちゃう・・・どうしょう?」

と焦った私は、娘をカナダに連れて行こうと決心し、親子留学しちゃったわけです。

日本にちゃんとした英語の幼稚園があったら行ってませんでした。
まあそう考えると、あの時のショックやあの微妙な環境にも感謝かな?
カナダは素晴らしい体験だったので。(貯金はぶっ飛びましたが)

皆さんが協力して、3歳、4歳までにネイティブレベルにしてしまえば、良い環境の英語の幼稚園が日本で増えますね。

0歳から3歳くらいまで、楽しんで英語漬けにすると、高校生レベルの文法を自然に使えるようになるんですよ〜

その短い期間なので、ぜひ皆さん、頑張ってほしいです!

長い長い子どもの人生、そしてたった一度しかない子どもの人生の、乳幼児期の数年間、英語漬けにしてあげたら、その後、すっごく助かるんです。

●子ども用の英語の映像、音楽、おもちゃ・・・

●大人が見るニュース、音楽、映画、YouTube・・・

●親が子どもに話しかけ・・・

この3つを続けてあげたら・・・中学卒業くらいの英語を自然に口にできるようになります。

バイリンガル教育 方法とコツ:語りかけは文法テーマを決める

じゃあ、どうやって話しかけたらいいの?
って思いますよね。
音楽やニュースや映画やYouTubuを流しておくとか、幼児用教材の映像や音楽を流しておくことはできても、実際に自分たちが話しかけるってどうするの?
って思いますよね。

実は、「中学レベルの英語力で十分なんです」

お人形・ぬいぐるみを使って比較級

【グーフィーとドナルドの会話】

人形劇をして・・・
例えばグーフィーがドナルドに
“I am taller than you are.”
と言って
ドナルドが
“My eyes are bigger than yours.”
と返してちょっとした言い争いをさせてみたり・・・

【その流れにお子さんを巻き込んでみる】

子どもさんも加えてグーフィーがお子さんに
“I am taller then you are.”
と話しかけてみます。
わかっていれば、おそらくお子さんは立ち上がって自分の方が背が高いことを見せてから
“No, I’m taller than you are.”
な〜んて言うかもしれません。
まだ言えないなら、親御さんが代わりに言ってあげてもいいでしょう。
この遊びはかなり喜びます。

しつけしながら仮定法

いい子にしてたら公園に連れていってあげようね。
これは仮定法ですね。

ママがご飯を作る間に静かにミッキーさんのテレビを見ていてくれたらデザートもあげようね。

とか・・・

あえて不規則変化動詞を使う

例えば、ate, wrote, cut, drunk・・・

現在完了形を使う

Have you been to・・・?
行ったことある?

これをゲームみたいにしていきます。

あそこ行ったことある?
僕はあるもん!

みたいに・・・

これもぬいぐるみを巻き込むと面白いと思います。

ミッキーがシンデレラ城に行ったことがある?って聞いてきて
ディズニーランドで行ったことがあれば
Yes, I have.

じゃあ、ミッキーは○○公園に行ったことある?
ミッキーが悲しそうに
No, I haven’t.
行ったことないんだ・・・
Can you please take me there?
連れて行ってくれる?

お子さんは嬉しそうに!
Sure!
How about tomorrow?
もちろん、明日は?

なんて答えるかもしれません。

まだ答えられないなあと思ったら、お子さん抜きの「人形劇」を英語でしてあげて、ミッキーとミニーの会話にしてあげると自然に覚えていくと思います。

バイリンガル教育 方法・コツ:文化のいいところも取り入れる

親の寝室

英語圏の子どもたちは、親や大人をすごくリスペクトしています。
特に親の寝室に入る時には、ギリギリまで近づいて
“May I come in?” と尋ねて、許可を得るまでは中には入りません。

親もデート

金曜日や土曜日はベビーシッターに子どもを預けてでも親同士がデートをするのが日常です。
子どもたちは親にもプライベートがあって、大人同士の楽しみがあることを小さい頃からわかっています。

我が家もバイリンガル教育のおかげで、娘が20歳になる今でも、手をつないでデートをよくします。
娘が中高生でもデートしていましたが、娘にとってはそれが自然であり日常なので、「行ってらっしゃーい! 楽しんでね〜」みたいな感じです。

Nice な日常の会話

ちょっとふざけたことが行き過ぎたり、失礼なことをしたり言ったりすると
“It’s not very nice.”
と言われます。
マナーをしっかり教えます。

子どもからも、親がちょっとキツイことを言ったり、人の悪口を言ったりしていると
“Mommy, it’s not nice.”
なんて言われたりもします。

男の子がドアを開けてくれる

パパたちがしているのを見ているからなのか、幼稚園くらいの男の子も女性がいると必ずドアを開けてくれようとします。
かわいいです。

ハグ

習慣づけると、面白いくらいにハグをしないと何もしなくなります。
おそらく、英語圏で子育てをしている人であれば、ものすごく共感すると思います。

この間もTwitterで「ハグをしないと学校さえ行ってくれない」とつぶやいている方がいらして、思わず「共感します!」みたいにコメントをしたのを覚えています。

寝る前にハグ。
行ってらっしゃいにハグ。
おかえりなさいでハグ。
ちょっと寂しくなってもハグ。
おめでたくてもハグ。
パパとママもしょっちゅうハグ。

こんなことが日常なのが英語圏の子育てです。
英語教材などを見ているとそういうシーンがありますよね。
それを見てハグがしたくなったらいっぱいしてあげましょう。

どうせならママとパパも英語子育てだからこそいつまでもラブラブでいましょう!

我が家もいまだに夫婦でハグをたくさんしています。
わたしも夫に
「なんか元気ないと思ったらハグの充電切れだ〜」
なんて言って抱きついていきます。
いまだに。
もう20年以上クセになっているので照れくさいとかはお互いゼロです。
バイリンガル子育てのおかげです。

I love you

I love you は日常でよく言います。
いってらっしゃいの後に言ったり
おやすみの時に言ったり
本当によく言うんです。

我が家のエピソードで・・・
カナダから日本に帰国して、わたしもバタバタと日本文化にとけ込んでいたある日、娘が寝る前に号泣しはじめたことがありました。

どうしたの? どうしたの?
って聞いてみると・・・

Mommy, do you love me?

って聞いてきたんです。

わたしは反省しました。
最近、日本にいるからってずっと娘にI love youって言ってなかったなって。

それくらい英語圏の子どもにとって、大切なセリフだったんですね。

だから今でもカナダと日本で8000km 離れていますがLINE電話でよくお互いで言ってます。
基本、日本語で話すのですが、
「じゃあね、がんばってね。 また話そう! I love you.」
「I love you, too」
みたいな電話の切り方をしています。

バイリンガル教育 方法・コツ:比べるのはいつもネイティブの同い年

お堅い自己紹介より、感情こもった自然な英語

せっかく乳幼児期にバイリンガル教育をするならば、比べるのはいつもネイティブの同い年、でなければ意味がありません。

「日本人なのに、うちの子、英語で自己紹介ができるのよ〜」

なんてことに感動している場合ではありません。

My name is ○○.

なーんて偏差値の低い高校生でも言えます。

そんなことより自然に自分の感情や思いを言えるかが勝負です。

嫌がることをした時に

Stop it! I don’t want you to do it.
やめて〜 ママがそうするのイヤなんだよ。

って英語で感情こもって嫌がったらすごいことです

幼稚園の年長さんの日本語に注目してみよう

幼稚園の年長さん、特におしゃべりな女の子は、日本語でどの程度の文法、単語を使って話せているでしょうか?

けっこうママの性格を分析していたり、先生の批評をしていたり、友達を仲間はずれにしようと悪巧みをしていたり、友達より評価されようと先生に媚を売っていたり・・・
言葉を使い、巧みに戦略を立てたりできる年齢になってきています。

・しつこいよ〜
・あの子、うざい
・あの先生、性格悪い
・あの子のママ、厳しい
・あのおばさん、ださい
・みんなの前だと緊張する
・○まるちゃんは堂々としている
・わたしの家で遊べる条件はね・・・
・わたしが毎日お手伝いしたらママがゲーム買ってくれるって
・ちゃんとお礼言った方がいいよ

みたいな短文はもちろんのこと、長い会話もかなり高度に話すようになります。

そのレベルの英語に幼稚園の年長で持っていけたら・・・
かなりの英文法をナチュラルに覚えたことになります。

バイリンガル教育 方法・コツ:英語はかっこいい、クールと認識させる

英語は幼稚、ダサいにしてはダメ

幼稚っぽい遊び=英語

となってしまうと、幼稚園に行き出すと、日本語のテレビ番組のマネだったり、日本語の流行っている歌だったりが「かっこいい遊び」になってしまいます。

英語ができるってかっこいい!

ダンスを習わせて洋楽で踊れるようにしてしまうとか
ハリーポッターオタクにしてしまうとか
大好きな英語のYoutuber がいるとか

英語がcool かっこいいと思わないかぎり
日本語パワーに負けてしまいます。

住んでいる国の言語
親が話す言語
このパワーに負けないためには様々な工夫が必要

我が家は日本に帰国後、ダンスを習わせていました。
カナダから習っていたので、その続きで洋楽でダンスを教えてくれるところを選びました。

歌いながら踊る娘に、周りが「さすが! かっこいい!」と言ってくれるので、英語ができるとかっこいいんだ、と娘は感じて、気分がよくなったので思春期も英語力は保ちながら、英語の本もたくさん読んだので、中学で英検1級を一発合格しました。
英語はかっこいい! という認識で思春期を過ごせたおかげだと思っています。

挫折や失敗する家庭の原因は

バイリンガル教育の挫折や失敗のほとんどは、ママやパパのせいというより、幼稚園の子どもや他のママたちの日本語パワー、お付き合いの勢いに負けてしまうためです。

ママたちも人間関係を保つため、世間体などのためにも、周りに「合わせる」ということをし始めてしまいます。

「こうしたいんだ!」という「我が家流」を貫いていいと思います。
周りの目なんて気にして、お子さんにとって良いことはありません!

挫折や失敗をしないコツは

①ママとパパが英語を話しかけ続けること
話せるレパートリーは少なくていいです。
少しずつ増やせたらもちろんいいですが、話せるようになったフレーズはずっと英語で話そうって決めるだけでもかなり効果的です。

参考記事→英語子育て フレーズ 基本

②「英語で話せることは英語で話す」っていう環境がご家庭にとって自然であること
ふざけたり、笑ったり、茶化したりしないで、自然であることが大切です。

③ママやパパが好きで英語の音楽を聴いたり、映画を見ていること
英語が子どもだけのもの、ではなく、大人も話したり聴いたり見たりするもので、パパもママも大好きなんだと認識してもらう

④英語ができることで「かっこいい人」になれると認識させること
洋楽、洋画、ダンスなどで、子どもにとってのヒーロー、ヒロインなど憧れの人がいるといいと思います。

⑤ハグ、マナー、I love you
レディーファーストマナー、プリーズを必ず言うなどのマナーを守る
ハグを毎日たくさんする
I love you.ってちゃんと愛情を声に出して伝える

バイリンガル教育 方法・コツ :我が家を海外にして楽しむ

朝起きたら英語のニュースが流れ
食事の時はママが好きな洋楽がかかって
ママががお掃除している間はディズニーの英語の映像・・・

ママの家事が終わったら
ぬいぐるみと一緒に遊びながら自然に英文法を教える人形劇

午後

ランチしながらも、できる会話は英語にすることを心がける

午後の公園も誰もいないなら英語で話しかけて遊びましょう!

帰宅してお風呂に入る時も身体の部位を英語で言いながら身体を洗ってあげましょう!

夕食の時も、言えることは全て英語にしましょう!

あれとって
これおいしいね
これって辛すぎる?
あ〜お腹いっぱい

これくらいなら英語で言えますよね。

それもわからない〜っていう人は
「独り言英語」
「ホームステイ先の英語」
みたいな感じで検索して本を1冊ゲットしてみるといいかもです。
色々な例が出ていて、CDまでついていたりします。

寝る前

寝る前の子守唄は英語にしてあげましょう!
我が家もわたしの下手くそな発音で歌ってあげていましたが、今でもそれは娘にとっていい思い出になっているみたいで、18歳でカナダの大学に行く前の日に歌ってあげたら感激して泣いて抱きついてきました。 それくらい大切な小さい頃の思い出だったようです。

そして寝る前は
Good night!
の後に
I love you.
で終わりましょう。

ほ〜ら!
我が家もなんだか・・・
アメリカのファミリードラマみたいになってきてますね!

こんな雰囲気をご夫婦で楽しんで
ハグいっぱい
愛がいっぱい
スキンシップいっぱいの中で
楽しく、クールに英語環境を作って
ハッピーファミリーを満喫しまくりましょう!

バイリンガル教育 方法・コツ:その後のバイリンガル教育は簡単

その後はほとんどの映画もニュースも実は理解できる

4歳くらいまでにネイティブと同じくらいの英語力にしちゃえば、あとは幼児用の教材にこだわらず、普通のディズニー映画もある程度理解できちゃいますのでバンバン見せてあげましょう。

ニュースなども簡単なことなら理解しはじめます。
自然に。

読む、書く・・・となると読み聞かせをしたり教えないと難しいんですが、
聞く、話す、に関してはかなり簡単に成長させてあげられます。

こうなるとディズニーファンにしちゃうと、かなりたくさんの映画を見せてあげられるので、すっごくラクになります。

映画のメイキングの監督の話まで理解できちゃう

我が家はそのままずっと映画をつけていたら、メイキング映像が流れ・・・いつしかそれまで真剣に見ているので
「もう消そうか?」って聞いてみると、「ここが好きなの!」と言われました。
監督などが話している映画に関する思いなど、理解しているんだろうか?と疑問でしたが、娘は真剣でした。
それが影響して、中学生くらいには英語でストーリーを書いていたりしました。
高校になるとかなり面白い内容の長いストーリーを仕上げていました。
将来はクリエイティブな仕事がしたいと今も言っていますが、その影響を与えてくれたのが、子どもの頃のメイキング映像だったそうです。

そうなんです。
4歳くらいまでにちゃんと英語をその歳なりに完成させてあげると、あとは「幼児用」とかあまり考えずに色々見せても理解できちゃうんです。

ハリーポッターファンになるといい

読む、聞く、話す、書くのある程度の完成はハリーポッターが読めたら・・・かなあとわたしは思っています。
その後となると、TOEFLのスコアやSATのスコアなどになりますが、ひとまずはハリーポッターかなあと・・・

実はハリーポッターは娘が「怖いから絶対見ない!」って言ったんですが、
世界的にこんなにヒットしているものを知らずに国際的な子にはできないと思って・・・

ゲームをしていて「負けたらハリーポッターを見ないといけない」、というルールを作って、娘が負けたからイヤイヤ見た・・・というスタート。(笑)
でも今ではハリーポッターオタクです。 ハリーポッターオタクのことをポッターヘッドっていうらしいです。
ありえないくらい娘はハリーポッターに詳しいです。
完全なオタク。

英語圏で流行っているものには触れさせよう

そうです。
海外で会話についていくためにも、流行っている映画などを見せておくことも大切だなあと感じます。
娘はハリーポッターやその他、洋画、洋楽に詳しかったり、ディズニーチャンネルでやっているドラマなどもたくさん知っているので、カナダの大学でも、みんなが小さい頃の話をしていてもついていけているそうです。

まずは4歳まではいかに英語漬けにするかが勝負!

とにかく!
4歳までに英語漬け!
下手な英語でいいから話しかけ!
めっちゃめちゃ大切なんです。

時に英語で話しかけるなんて限界がある・・・
これってどういうんだろう?
って親が思ってしまいますよね。
わかります。

親の英語は1文、1文増やしていけばOK

英語のフレーズは検索すると色々出てきますし、親も言えることが増えてきます。
わたしもこの経験のおかげで、海外での銀行手続きやら携帯開設やら、車購入やら・・・幼稚園手続きやら小学校手続きやら・・・三者面談とか・・・
なんとかこなせるようになりました。

ハグのおかげで小学校高学年とか中学生の反抗期もハグのおかげで人間関係がしっかり保てたし・・・
親をある程度リスペクトしているので、子どもも安心して育ってくれたと思います。

親子でお得しかない!
ぜひがんばってください。

楽しいバイリンガル教育の子育てライフをお過ごしください。


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