子供がどういう大人になったかの全てが親の責任だとは思いません。
後半は子供自身の責任もあると思うからです。

ただ、子供自身が自分の人生に責任を持って生きていけるために、その土台となる教育をしておいてあげるのが親の責任、言い換えるなら、子供への愛のギフトなのではないかな?
というのが私の個人的な考えです。


子供の教育に必要な以下の3つを親が頑張っておいてあげることが子供へのギフトだと具体的には思います。

・時代を読む力
・情報力
・環境設定

上記3つについて順番に解説します。

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子供の教育は親の責任?→時代を読む力は必要

自分の憧れやしてほしかったことが基本になっちゃダメ

・こうしてほしかった
・こういうのに憧れていた

などと自分の体験、自分の時代・・・が基準で子育てをしちゃうと、時代に合わない大人を製造しちゃうことになっちゃいます。

大学名さえ良ければ一生安泰?→なわけない!

いい大学にさえ行っておけば一生安泰?
なわけないのに付属小に入れてのんびりしちゃって
人生はのんびりできなくさせちゃうとか・・・

子供の将来は・・・
「使い物にならない疲れたおじさん」
になってしまったり
「疲れたおじさんの妻になって、お金に困っても大学名以外何もないというおばさん」
になってしまったりさせないようにしないとですね。

そういう時代錯誤みたいなスタートをさせちゃうと取り返しがつかないので気をつけたいところです。

パソコンもスマホも禁止?→何時代の人を育てるつもり?

今や、スマホ一台で全てが解決しちゃくらいの時代になっています。

パソコンがあれば世界中の情報や人とつながれるし、自分自身のコンテンツで発信も可能。

ゆっくりしか進まない日本の教育、学校の教科書、鉛筆で書くノートだけしか与えないとか・・・

それだけで本当に子供の将来は大丈夫?

パワポ使えない
タイピングできない
Google Driveって何?
添付って?
・・・

ド真面目で
時代遅れで
ダサくて
古臭い大人には評判よくて

みたいな大人に育てても意味ありませんね。


「英語は好きならやらせる」って、英語はもはや世界語ですけど

・英語の情報の方が世界には多い
・日本語で何か書いても日本人しか読まない
・日本語で発信しても日本人しか聞かない
・島国日本もオンラインで世界と一瞬でつながる
「英語という学問が得意」では足りず、英語で人の心を動かすレベルが必要な時代


そんな時代なのに、


主婦1

子供が大きくなって、英語が好きになっていたら英語にお金かけてもいいけど、今はまだいいかな~


な~んて言ってると、時代の波にお子さんは乗れませんよ~

子育てにおける情報力は親の責任

有名大学付属校なら有名大学卒が約束されるから一生安泰?

⇒じゃない!

勉強量が圧倒的に受験した人より足りない
・受験を経験していないので勝ち負けの戦いなどのプレッシャーに弱い
・英語力は高くて英検準1級=TOEFL iBT65前後=英語で仕事とか超無理
・ママも子供が小学生から安心のんびりモードなので情報弱者になりがち


参考記事→入試改革延期⇨親が安心していると時代の改革に取り残される子になる

女子校ならお嬢様っぽくなる? 安心?

⇒なわけ! むしろ逆!
⇒先生は保守的な人がめちゃくちゃ多い女子校もあるので要注意。


老害おじさん

大学は外部受験したいだと? まあ早慶に行けるならいいけれど、法政や明治や立教あたりなら、女子大がいいぞ~ 一般職だが就職はいいし、エリートの嫁さんになれるぞ~


みたいな老害先生がいるところがあるみたいなので気をつけてください


女の子

そんな未来やだ~ エリートの男の人に高く売れるように子育てされるなんて最低~!! 女の子でも自分の一度きりの人生を自分の足で歩くために今からも未来も生きていきたいよ~


だよね!
女子校が悪いとは思わないけど、選び方には気をつけてくださいね~

留学さえすれば英語ペラペラになるんだよね~

⇒なわけ!

英語は小さい頃に留学すれば小さい子なりに英語ペラペラになります。
発音もよくなるし、文法も自然に正しい文法を習得します。
ただ単語は幼いので、帰国後のフォローが大切。
でも小さい頃の英語教育は黄金期なのでいいですね。

でも10歳過ぎての留学は、

英語圏に住んでいるだけでは英語ペラペラにはなりません!
何年住んでいたとしても・・・

留学させる時期によってはしっかりした英語力準備が不可欠になります。
参考記事①→親子留学いつから?→4歳~8歳:理由は6つ【帰国後の過ごし方付】
参考記事②→留学のタイミングは本人のやる気次第−やる気ない中学生以上の留学は無意味

「国際」「グローバル」という名前が付いた学校に行けばグローバルな人になれるんだよね?

⇒英語憧れ層を狙った学校ビジネスのカモになってますよ~

参考記事→中学受験 幸せになる志望校の選び方【英語力UPがカギ】

ママが家にいないと子供がかわいそう?


このことに関しては色々な意見があると思うし、答えは1つではないと思います。

ただ・・・

自分の考えが常識でしょ!
と思っていると情報不足になっちゃいます。

赤ちゃんの頃は一緒にいてもいなくても覚えてないから働いていてもいい、という考えもありますね。
確かにそうかもしれません。
でも、その頃が大事、という意見もそうかなあとも思います。


おうち英語するなら小さい頃は一緒にいたい、という理由もありますよね。
このブログでも小さい頃は英語教育の黄金期だと伝えています。
本物インターナショナルスクールに入れない限り、親なしの早期英語教育は難しいですからね。
参考記事→乳幼児のバイリンガル教育は絶対しておいた方が効果的な理由
参考記事→おすすめインターナショナルスクール(東京・横浜)―これが真実


中学くらいになると手が離れるから働けるという人もいますが、手は離れるけれど、受験など人生に関わる重大な時期なので「世話をする親」というよりは「メンターとしての親」「悪い方向に行かないように見ている役割の親」として、この時期こそ、そばにいた方がいい、という意見もありますね。
参考記事→子育てで大切なこと10選-本気で子供を幸せに導く具体的なこと
参考記事→子育てがいつまで続くの?って思う? 大切に育てると時間は足りない
参考記事→親になるということは優秀なメンターになること【保育だけじゃない】

いったい子育てはいくらかかるんだろう? 

結局、子育てにいくらかかるんだろう?

それも考え方によるけれど、お金をかければかけるほどいい、というわけではないのは事実です。
お金持ち過ぎる人の子はバカが多い、という話もあります。
とはいえ、ある程度のお金をかけた方が頭良くなる、というのも事実かもしれません。

私自身の考えは、
「愛さえあればお金なんてなくても」ではなく、
「愛があるから子供のために出来る限り頑張って稼ぐ」

です。

参考記事→親の収入と子供の学力【高かろう良かろうでもない話】
参考記事→【悲報】子育て費用 ほとんど教育費【結果を出さないと意味がない】

帰国子女って誰でも英語ペラペラなんだよね~

答えはNO.
だから帰国子女じゃないから英語は帰国子女よりできない、と勘違いしてしまわないように気をつける必要があります。

帰国子女の英語力は行った時期、期間によります。

●小さい頃に5年以上英語圏に滞在
・かなり英語は得意なはず
・文法もズレていなくて正しい文法で話せて書ける
・発音もいい
・小さい頃なので使う単語が幼い傾向(帰国後のフォロー必須)
※帰国後に日本語漬けにしすぎなければこの時期の帰国子女が一番英語できる

●10歳以上で3年前後英語圏に滞在
・英語苦手意識がある
・英語圏で苦労したトラウマがあったりもする
・通じればいい状態の生活だったので文法はちゃめちゃ傾向
・生活英語しかできないのに帰国子女っぽい服装でチャラチャラと帰国する子もいる
・英語が嫌いになって自信喪失で暗くなって帰国する子もいる

子供の「教育においての環境」を与えるのは親の責任

親力が必要。
経済力が必要。
親の頭の良さが必要。
愛が必要。
などなど・・・

色々言う人がいるけれど、
全てそれなりにそうだなあと思うけれど
私個人的な子育てをした感想を述べるのであれば

子供は環境が育ててくれる

だから

・良い環境の情報を集め
・子供にとって良い環境を選択し
・良い環境を愛をもって与える

ことが大切なのではないか?

と思います。


深堀していきますね。

私が娘を育てた、というより環境が育ててくれた

親として私はただ、娘のために

・良い環境の情報を集め、選択し
・その良い環境を与えるたいと思い、願い
・環境を買うためのお金を稼げるようになる努力、工夫をして
・自己向上に努め
・懸命に働き
・環境を与える価格を支払い
・その良いと思う環境を娘に与えただけ

具体的に私の子育てで言うのであれば

①ディズニー英語システムで英語環境を家で作った
②英語の幼稚園プリスクールの環境に入れた
③カナダ親子留学をして異文化、英語という言語環境に入れた
④インターナショナルスクールに入れた
⑤公立中学で日本の環境に入れた
⑥受験塾に入れて高校受験という環境下で頑張らせた
⑦洋楽でダンスするダンススクールに入れた
⑧中高一貫のバリバリ受験校の高校に入れた
⑨かなりハードなラクロス部という環境に入った
⑩高校留学でアメリカのボーディングスクールという環境に入った
⑪大学受験のための塾で受験生という環境に入った
⑫SATやTOEFLの塾の環境にも入った
⑬カナダの大学を選んでカナダで大学生活をする環境に入った
⑭ディズニー、アマゾンのインターンシップの環境に入った
⑮カナダで色々なアルバイトをして英語圏で働く環境に入った

【その他】
・海外旅行の環境
・国内旅行の環境
・高級レストランの環境
・日本でラーメン屋さんのバイト
・日本の塾で英語を教えるバイト
・東北震災のボランティア
・小学生のスキーキャンプのボランティア
・アメリカ大使館の女性の社会進出のサマーキャンプ
・HLABのサマーキャンプ
など

それらの環境に入って、娘が経験したこと、感じたことが今の娘を作っていると思います。

私がしたことは、情報を集め、環境を選び、その対価を支払い、支払う努力をし、環境を与え、娘とその都度おしゃべりして感想を聞いて、ともに笑い、ともに悩み、話し合い・・・を続けてきただけだと思います。

化学反応みたいに
子供は良い環境に入れると
どんどん良くなっていく・・・

逆に

悪い環境に入れると
どんどん悪くなっちゃう


良い環境を選んで与える努力をする


それが親の愛であり責任なのではないか?
と私は思います。

子育ては環境を良いタイミングで与える波乗り


英語教育にしても
旅行にしても
塾にしても

20歳になってから与えてもちょっと遅いでしょ

ということはけっこうありますよね。


主婦1

う~ん、たしかに、20歳になってから大学受験の塾に行かせても遅いし、20歳になってから幼児英語やらせても遅いしね~ 小さい頃の思い出づくりもしてあげたいしね~

・英語は小さい頃からさせておくといいのよね~
・しつけは3歳までにしておくと素直に聞いてくれるよね~
・勉強習慣も素直な5歳までにすると習慣になるよね~
・無邪気な小学校低学年のうちに旅行に行かせてあげたいな~
・音楽は小さい頃からがいいよね~
・この時期に留学させてあげたいな~


今!
今じゃないと!
来年じゃ遅い!

な~んて感じること、ありますよね。

私もありました、ありました。

時の流れの速さに、子供の成長の速さに
自分の成長がついていけなくて
待って! 待って!
って言ってた子育てでした。


子育ては波乗り


今、この瞬間にしか出来ないことがある

それを感じて、出来る限り頑張ってあげること
それも私が感じる子供の教育に関しての親の責任かな?
と思います。

子供の教育は愛のある旅支度だと思う【親の責任というより親からのギフト】


子育てで頑張ったことはたくさんあるけれど

思い出してみると・・・

深くて強い愛がないと出来なかっただろうなあと感じることばかり。


良い環境をタイミングよく与えてあげるために


・アルバイトを3つ掛け持って走り回ったり
・帰宅してすぐに家事をして塾に送り迎えをして
・夜中まで娘の夜食を作り
・朝早く起きて仕事に行き
・行き帰りにスマホで情報収集をして
・娘にもメッセージを送り
・LINEでケンカになって落ち込んだりイライラしつつ
・ひたすら働いてまた帰宅して・・・
・正社員になるべく就活をして
・エイジハラスメントにもあってたくさん泣いて
・それでもあきらめないで就活して
・やっと正社員になって頑張って
・疲れ果てながら受験生の娘を応援し
・ハグして仲良ししたり
・猛烈にケンカしたり
・たくさん泣いたり
・たくさん笑ったり


を繰り返したことは・・・
今となっては良い思い出♡

お金を使い果たしても稼ぐ力と節約力と貯める力がついたのでその後は楽勝


こんなに使い果たして・・・

その後が大丈夫か?

そんなことも考えずに走り続けてきたけれど、
娘への愛の力で

・稼ぐ力
・節約力(ほぼ学費のために貯めつつ生活していたから)
・貯める力(学費を貯めていたので)

が身に着いたので、

今後は夫婦二人で仲良く

・稼ぎつつ
・節約続けつつ
・人生楽しみつつ
・まだまだ貯めつつ
・投資しつつ

という人生を送っていきたいと思います。

教育はしたものの、その後に子供に迷惑をかけてしまうと
親としての責任は・・・
となりそうなので
自分たちのことは、ちゃんとしなくては!
と思いますね。


最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます!

できればここまでギリギリじゃないくらいの稼ぐ力や、早くから学費以外にも貯金したり投資したりしているともっといいんだと思います。

皆さんはもう少し余裕を持ってくださったらよりいいと思います。

質問はTwitterから受け付けますので、お気軽にどうぞ。
Borderless Kids(@borderlesskids)Twitter


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